My CAMERA Impression (マイカメラ インプレッション)



 

 
   


 ここは私がかつて使った、又は現在持っているカメラについてのホームページです。
  割り振られた各No.は、各項目での購入順になっています。
 購入したカメラについて色々書いてますが、レビュー (論評) と言うよりあくまで個人的なインプレッション (感想) なので、念の為申し添えておきます。
 ※オークション等の参考資料として
、当ホームページの本文や画像をリンクするのはくれぐれもお止め頂きます様お願います。

★銀塩カメラ
No.01 Kodak Trimlite Instamatic 18 (コダック トリムライト インスタマチック 18)
No.02 Canon AE-1 (キヤノン AE-1)
No.03 OLYMPUS AZ-1 ZOOM QUARTZDATE (オリンパス AZ-1 ズーム クォーツデート)
No.04 Canon EOS700 QD (キヤノン イオス700 QD)

★デジタルカメラ
No.01 SONY Digital Mavica MVC-FD71 (ソニー デジタルマビカ MVC-FD71)
No.02 KONICA MINOLTA DiMAGE X50 (コニカミノルタ ディマージュ X50)
No.03 Panasonic LUMIX DMC-LZ10 (パナソニック ルミックス DMC-LZ10)
No.04 FUJIFILM FinePix F550EXR (富士フイルム ファインピックス F550EXR)
No.05 FUJIFILM FinePix F1000EXR (富士フイルム ファインピックス F1000EXR)
No.06 Panasonic LUMIX DMC-FX40 (パナソニック ルミックス DMC-FX40)
No.07 YASHICA EZ F521 (ヤシカ EZ F521)
No.08 Kodak EasyShare V1003 (コダック イージーシェア V1003)
No.09 KONICA MINOLTA DiMAGE X1 (コニカミノルタ ディマージュ X1)
No.10 MINOLTA DiMAGE Xt (ミノルタ ディマージュ Xt)
No.11 Nikon COOLPIX P5100 (ニコン クールピクス P5100)
No.12 SANYO Xacti DSC-E6 (サンヨー ザクティ DSC-E6)
No.13 OLYMPUS CAMEDIA FE-3010 (オリンパス キャメディア FE-3010)
No.14 PENTAX Optio E80 (ペンタックス オプティオ E80)
No.15 Canon PowerShot SX210 IS (キヤノン パワーショット SX210 IS)
No.16 OLYMPUS μ-5000 (オリンパス ミュー-5000)
No.17 TOSHIBA Allegretto M81 PDR-M81 (東芝 アレグレット M81 PDR-M81)
No.18 GE A1455 (ジーイー A1455)
No.19 RICOH Caplio RR30 (リコー キャプリオ RR30)
No.20 Uniden UDC-5M (ユニデン UDC-5M)
No.21 VISTAQUEST VQ1015 Classic (ビスタクエスト VQ1015 クラッシック)
No.22 Kenko DSC 725Z (ケンコー DSC 725Z)
No.23 KYOCERA Finecam M410R (京セラ ファインカム M410R)
No.24 HITACHI I.mega HDC-509 (日立 アイ.メガ HDC-509)
No.25 Kodak EasyShare LS755 (コダック イージーシェア LS755)
No.26 RICOH Caplio GX (リコー キャプリオ GX)
No.27 SONY Syber-shot DSC-F505V (ソニー サイバーショット DSC-F505V)
No.28 SONY Syber-shot DSC-P1 (ソニー サイバーショット DSC-P1)
No.29 Polaroid i535BB (ポラロイド i535BB)
No.30 Polaroid t743 (ポラロイド t743)
No.31 AGFAPHOTO sensor 505-X (アグファフォト センサー 505-X)
No.32 Nikon COOLPIX P7100 (ニコン クールピクス P7100)
No.33 EXEMODE DC610 (エグゼモード DC610)
No.34 KONICA MINOLTA DiMAGE Z5 (コニカミノルタ ディマージュ Z5)
No.35 EPSON Colorio PhotoPC Link L-400 (エプソン カラリオ フォトPC リンク L-400)
No.36 SONY Syber-shot DSC-F707 (ソニー サイバーショット DSC-F707)
No.37 Kodak EasyShare MAX Z990 (コダック イージーシェア マックス Z990)
No.38 FUJIFILM FinePix S5800 (富士フイルム ファインピックス S5800)
No.39 GE Power Pro X500 (ジーイー パワー プロ X500)
No.40 CASIO EXILIM ZOOM EX-Z1200 (カシオ エクシリム ズーム EX-Z1200)
No.41 Panasonic LUMIX DMC-FZ30 (パナソニック ルミックス DMC-FZ30)
No.42 OLYMPUS μ-9000 (オリンパス ミュー-9000)
No.43 Rollei da8535 Prego (ローライ da8535 プレーゴ)
No.44 PENTAX Optio I-10 (ペンタックス オプティオ I-10)
No.45 Polaroid a520 (ポラロイド a520)
No.46 PRAKTICA Luxmedia 1405 slim (プラクチカ ルクスメディア 1405 スリム)
No.47 PENTAX X90 (ペンタックス X90)
No.48 Polaroid Z2300 (ポラロイド Z2300)
No.49 AGFAPHOTO Compact 102 (アグファフォト コンパクト 102)
No.50 Vivitar ViviCam 8625 (ヴィヴィター ヴィヴィカム 8625)
No.51 AGFAPHOTO AP15 (アグファフォト AP15)
No.52 Nikon COOLPIX P4 (ニコン クールピクス P4)
No.53 RICOH CX1 (リコー CX1)
No.54 EPSON L-500V (エプソン L-500V)
No.55 KONICA MINOLTA DiMAGE G600 (コニカミノルタ ディマージュ G600)
No.56 FUJIFILM FinePix S8000fd (富士フイルム ファインピックス S8000fd)
No.57 FUJIFILM FinePix F50fd (富士フイルム ファインピックス F50fd)
No.58 SIGMA DP1s (シグマ DP1s)
No.59 RICOH GR DIGITAL (リコー GR DIGITAL)
No.60 Kodak PIXPRO FZ152 (コダック ピックスプロ FZ152)
No.61 GE G3WP (ジーイー G3WP)
No.62 PENTAX Optio RS1000 (ペンタックス オプティオ RS1000)
No.63 Canon EOS Kiss Digital X (キヤノン イオス キッス デジタル X)
No.64 KONICA MINOLTA DiMAGE A200 (コニカミノルタ ディマージュ A200)
No.65 OLYMPUS CAMEDIA C-5060 Wide Zoom (オリンパス キャメディア C-5060 ワイドズーム)
No.66 Nikon D50 (ニコン D50)
No.67 KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL (コニカミノルタ アルファ スウィート デジタル)
No.68 Polaroid a500 (ポラロイド a500)
No.69 FUJIFILM FinePix S9200 (富士フィルム ファインピクス F9200)
No.70 OLYMPUS E-500 (オリンパス E-500)
No.71 PENTAX K100D Super (ペンタックス K100D Super)
No.72 Panasonic LUMIX DMC-G3 (パナソニック ルミックス DMC-G3)

No.73 SONY α380 (ソニー アルファ 380)
No.74 SONY Syber-shot DSC-RX100 (ソニー サイバーショット DSC-RX100)

No.75 PENTAX K200D (ペンタックス K200D)

★カメラ付き携帯電話
No.01 KYOCERA A5305K (京セラ A5305K)
No.02 CASIO EXILIM W53CA (カシオ エクシリム W53CA)
No.03 CASIO EXILIM CA005 (カシオ エクシリム CA005)

別画像番外編
ジカメの簡易カタログスック一覧

作例集



☆銀塩カメラ
No.01 Kodak Trimlite Instamatic 18
     110フィルム 発売時期1975年

 小学校3年くらいの時に、誕生日プレゼントで買ってもらった初めてのカメラ。最初このホームページを作成するに当たり記憶を辿って調べた際は
Winner Pocket Cameraだと思っていたのだが、発売時期があと過ぎたのでよくよく調べ直したところもう一世代前のTrimlite Instamatic 18だと判明した。このカメラは110フィルムと言うポケットカメラ用フィルムを使い、上部中央に使い捨てフラッシュを取り付けられる。子供の頃は鉄道が大きで、よくこのカメラで当時走っていた蒸気機関車やィーゼル機関車などを撮っていた。流し撮りのテクニックこのカメラで覚えたなぁ。子供のお小遣いではこれのフッシュが高くてなかなか買えず、余程の事が無い限りフッシュを使う事は無かった。子供がカメラで遊ぶのには良カメラだったと思う。次のカメラを手に入れてから使わななり、廃棄処分。尚、110フィルムはAGFAPHOTOが2008年、KodakとFUJIFILMが2009年に販売中止しており、2015年現在手に入れられるのはLomography製み。需要がほとんどなくなっている為、フィルムを現像来るラボもほとんどなくなっている状態であり、例え持っいても今使用するのはとても困難なカメラである。
 Kodakのホームページはこちら
 ラの詳細はこちら http://kodak.3106.net/index.php?p=211&cam=1077
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No.02 Canon AE-1
     135フィルム 発売時期1976年4月

 小学6年の頃、従兄が光学機器を卸売りしている会社に入社し、売上ノルマに協力する形で父が買ったカメラ。しかし、我が家ではそれまであったのは、私が
使っていたポケットカメラだけ。父も最初はこのカメラを使うとしたものの難しくて直ぐに挫折し、私にこのカメラがって来た。私も最初は苦戦し、何個もの失敗フィルムや失プリントを出したがソコソコ使える様になった。高校にってからは、もっとこのカメラを上手く使いたいと思い写部に入部。就職後も職場の写真クラブに入ってAE-1を使い続けていたのだが、29歳の時車上狙いに遭い、カメラースごと (カメラ・フラッシュ・三脚・レンズ3本・レンズフィルター数枚・ケーブルレリーズ・フィルム数本が入っていた) 盗まれてしまいました……。
 Canonのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://www.canon.com/c-museum/ja/product/film93.html
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No.03 OLYMPUS AZ-1 ZOOM QUARTZDATE
     135フィルム 発売時期1987年11月

 AE-1を盗まれた後、暫くカメラから遠ざかっていたが、職場のチャリティー・フリーマーケットに出品されていた
のカメを見付け、手に入れた。カメラをまた撮り出したが、丁度の頃デジカメが開発され、市場に出て来た。フイルムが要ない、写したものが即確認出来る等の機能に魅入られ、1程で乗りえてしまった為、余り使っていない。未だ持ってはいる、今後使う事は多分ないだろう。 (カメラの画像はGE A1455で撮影)
 OLYMPUSのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://cgi.kiwi.ne.jp/~mizusawa/penguin/CAMEdata/olympus/AZ1zoomQD.html
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No.04 Canon EOS700 QD
     135フィルム 発売時期1990年3月

 このカメラも父が、従兄のノルマに協力する形で購入したカメラ。AE-1と違ってほぼオートで使えるからと勧めら
た。私は既にデジカメへ移行してお、写真屋へ行ってプリントする手間も要らず、写したそので画像を確認出来るデジカメを父は羨ましく思っていたそだ。私がデジカメを買い替えた際にその前のを欲しいと言れ、交換する形でEOSは私の物になった。しかし、今更分も銀塩カメラに戻るつもりはなく、フィルム2〜3本使っただけでお蔵入りになっている。多分このカメラも、今出番はないだろう。 (カメラの画像はCanon PowerShot SX210 ISで撮影)
 Canonのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://global.canon/ja/c-museum/product/film141.html
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☆デジタルカメラ
No.01 SONY Digital Mavica MVC-FD71
     有効33万画素 1/4型 プログレッシブCCD 発売時期1998年7月

 長年使い込んだカメラを盗まれて少しの間カメラから遠ざかっていたが、またカメラで撮る楽しさを思い出し、どうせならデジタルカメラにしようと購入した
Mavica。丁度これを買う少し前にバイクで分割日本周を計画し、当機を持ち歩いて全国を写し周っ。デジカメ創世記に小さな筐体 (今となってはとても大きいけど) で光学10倍ズームが付いているし、マクロは最短1cmから撮影可能と結構高性能機だった。撮れる範囲がとても広いので、使い勝手は良い。また、バッテーはフルャージで6時間近くもつ為、旅先ではとても重宝した。更当時、画像を取り込むのにFDが使えると言うは、パソコンや付属機器を選ばなかったのとても有難かった。丸6年程使い続けるもデジタルカメラ余りに進化してしまい、画質の低さに我慢出来なくなってのカメラを購入。最近はほとんど使わなくなっているもの、一応現役。画素が少ないので細々とした物が写り込む風写真には向かないが、被写体が画面いっぱいになる様な近撮影であればまだまだ見られる写真を撮れる。但し、見らると言っても有効33万画素しかないカメラの割にと言う味で。元々当機は、SONYのHandycamと言うビカメラからの技術転用で作られている。レンズもHandycamに使われていた物と同じビデオ用、SONY VIDEO LENSとしっかり書いてあるくらい。カメラ用のレンズと違ってビデオ用レンズは精度が低い (=画質も低い) ので、当時のカメラメーカーの物より画質が悪いのは推して知るべしなのだ。何処かのHPで当機は手振れし難いが、感度詳のオートISOで高感度撮影しているからではないか?考察している所を見掛けた。私は当機の場合プログレッシCCDを採用している為、当時一般的なインターースCCD採用機よりも画像のスキャンが早いのでシャッースピードを稼げる。更には、開放F1.8の明るいレンと少し大きめで持ち易い本体形状の為、比較的手振れし難はないかと推測しているがどうだろうか? (カメラの画像は前面をPENTAX Optio E80、裏面をKodak EasyShare MAX Z990で撮影)
 SONY Digital Mavica MVC-FD71による作例はこちら
 SONYのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199806/98-048/
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No.02 KONICA MINOLTA DiMAGE X50
     有効500万画素 1/2.5型 インターラインCCD 発売時期2004年8月
初代使用機 (スイートレッド)

二代目使用機 (フレッシュシルバー)
 Mavica画質も、登場から6年経てばトイカメラ並み。折角全国っているのに、出来れば少しでも綺麗な写真を残したい。んな思いで選んだのがこのカメラだった。購入に当たって基本バイク移動なのも鑑み、筐体が小さなカメラと言うのこのカメラを選んだ理由。レンズ性能で見れば望遠側がョイ暗め (F2.8-5.0) だけど写し出される画像は画質、発色共々とても満足していし、メーカーがジェットスタートと名付けた次元大介の早ち並な0.5秒起動もツーリング中素早く写真を撮るのに適だった。しかし、当コンパクトデジタルカメラにも手振れ補正機能が備わりつあり、筐体の小さいコンパクトデジタルカメラはちょっとを抜くと手振れし易かったのがイマイチ気に食わず。折角山撮って帰って来たの、自宅でPCに画像を写してみるとブレていたなんて事がョクチョクあり、それがとても残念で仕方なかったのだ。、日本二周目はこのカメラを使ったが、三周目に入ったとろで手振れ補正機能付きなDMC-LZ10い替え。X50は買い替え機バックアップで持っていたが、それをまたF550EXRへ買い替えた際に取りとしてカメラ屋に買い取ってもらった。基本、今 (2015年現在) でも解像度は500万画素くらいあれば問題ないと思っているので (但し、HDC-509並みのレンズ性能しかなカメラは除く) 、もしX50に手振れ補正機能が付いていたら、もしかしたらずっとこれを使い続けていたかしれない。
→2016年、たまたま安く出ていた程度の良いX50があったので再入手。初代機を使っていた頃は基本ツーリング時のスナップ写真が多くて色々な機能を試
ていなかった。今回使ってみたところ、マクロ性能の良さ目を見張った。当機のマクロはカタログスペック上6cmらとなっているのだが、実際の所は1cm級の実力があっのだ (次々ページマクロ性能比較参照) 。あの当時は花なんて撮らなかったのでスーパーマクロを使った事が無く、いざ使ってみて、余りに寄れるのでとてもびっくりした。また、元々画質が良いと思っていたのだが、比べてみると400〜800万画素機中でもトップクラスの解像度 (次々ページの解像度比較@Aを参照) 。他のKONICA MINOLTA製デジカメや同社製のレンズを積むDSC-E6も解像度は高いと感じるが、当機は特にレンズのマッングが良いのか細密性が高いと思う。尚、当機のセピ色も試し事がなかったので使ってみると、発色は黄褐系 (次ページのセピア色の発色比較参照) だった。当機より前のMINOLTA時代に作られたXtは赤褐色系、当機の後継機であるX1は緑褐色系の発色で、何故かセピア色一貫性がない。他のメーカーは基本どのカメラでも同じ発をさせている様なので、こうもコロコロ変えているのはあ意味面白い。 (カメラの画像は前面をMINOLTA DiMAGE Xt、裏面をKenko DSC 725Zで撮影)
 KONICA MINOLTA DiMAGE X50による作例はこちら
 KONICA MINOLTAのホームページはこちら
 
ラの詳細はこちら http://www.konicaminolta.jp/about/release/2004/0707_02_01.html
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No.03 Panasonic LUMIX DMC-LZ10
     有効1010万画素 1/2.33型 CCD 発売時期2008年2月

 初代デジカメのMavica
筐体が大きく、グリップし易いデザインだった為、手振れ意識した事は無かった。X50入当時、最も小さなクスで、ズームを使うと特に手振れし易かった。で、やっぱ手振れ補正はLUMIXだよねぇと買ったのがDMC-LZ10。X50の時は旅に出る際、1本予備バッテリーをって行ったのだが、途中でバッテリーを使い切った事が2程あった。その際は携帯電話のカメラを使ったのだけど、はりバッテリーは直ぐ手に入れられる乾電池式が良いなとい、DMC-LZ10にした。手振れ補正機能は絶大で、失敗真がホントに減った。しかし、使って行く内に画像の発色気になり出してしまった。悪くはないし、綺麗な発色だと思う。でも何か違……。空の青さに透明感が無いんですよねぇ、LUMIXって。それが段々我慢ならなくなり、次のカメラは自分の好きな発色傾向に拘って購入した。DMC-LZ10はカメラ買時に父がこのカメラを欲しがったため、EOS700 QDと交換で譲渡。父は高齢で手に震えがあり、手振れ補正機能の無いカメラではまともな写真が撮れなくなっている。多少手が震えてもブレずに写してくれるのカメラを、今はとても重宝しているそだ。 (カメラの画像は前面をMINOLTA DiMAGE Xt、裏面をGE A1455影)
 Panasonic LUMIX DMC-LZ10による作例はこちら
 Panasonicのホームページはこちら
 
ラの詳細はこちら http://news.panasonic.com/press/news/official.data/data.dir/jn080130-4/jn080130-4.html
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No.04 FUJIFILM FinePix F550EXR
     有効1600万画素 1/2型 EXR CMOS 発売時期2011年2月

 このカメラはX50の次に気に入っていた。発色も良いし、広角24mm〜望遠端360mmの15倍レンズ。GPS
付いて、旅にはもってこいなカメラだ。私はこれを壊れるでずっと使い続けようと決めていたのだが……あっけなくしてしった。2年半程しか使っていない。恵那山の頂上で三脚立てて記念撮影していたのだが、撮影後カメラの所へ戻るに足を引っ掛けて倒してしまい、その時に液晶を割ってしったのだ。修理はF550EXRの場合、一律料金で12,000円との事。悩んだ末、後継機を買う事にした。晶がほとんど見えないが、撮影は普通に出来る為、一応保してある。 (カメラの画像は前面をGE A1455、裏面をPENTAX Optio E80で 撮影)
 FUJIFILM FinePix F550EXRによる作例はこちら
 FUJIFILMのホームページはこちら
 
ラの詳細はこちら http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0480.html
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No.05 FUJIFILM FinePix F1000EXR
     有効1600万画素 1/2型 EXR CMOSU 発売時期2014年2月

 現在の主力カメラ。F550EXRと比べ画像処理エンジンが格段に進化しているのと、レンズが15倍から20倍に
ったのは良い点。しかし、GPSがこ一世代前までで当機ら外されてしまったのと、広端が1mm減って25mmになったのは残念である。広角端で1mmの違いは望遠側の1mmと比べ、結構画への影響が顕著だから…。また、FUJIFILMはコンジの機種を整理し、現はネオ一眼とタフネスタイプのみになってしまったのも残である。FinePixの一般機としては、このF1000EXRが最終モデル。今度こそ、末永く使ってきたいと思う。FUJIFILMのカメラはF550EXRもそうだったが、発色が記憶色寄りで、実際りも鮮やかに出る。ありのままの描写が好みの人には向かいが、思い出を残すと言う使い道で僕はとても良い画が残るカメラだと思っている。尚、発色はFUJIFILMが売していたカラーリバーサルフィルムであるFUJICHROMEを再現しており、ナチュラルカラーはProvia、ヴィヴィッド系はVelvia、ソフト系はAstia様になっているのがフイルム屋のカメラらしい。た、FUJIFILMのカメラは旧来より高感度に強いと言わているが、手持ちカメラの中でフラッシュを使わずに撮っ場合一番明るい画像を出してくるのはFinePix。開放F値がF1000EXR、F550EXR共々F3.5と暗めなレンズだけど、FUJIFILMは画像処理エンジンが代々その方面に対してとても優秀なのと思う。起動も早いし、像面位相差AFのお蔭でピントもい等きびきびと動くし、どんなシーンでも卒なく撮れて使はとても良好なカメラだ。但し、EXRプレミアムオート諸刃の剣でもある。基本EXRプレミアムオートにしておば、ほぼ失敗する事なく見た目にも綺麗な写真が撮れる。かし、このオートが選択する3つのモード (高解像度優先・高感度低ノイズ優先・ダイナミックレンジ優先) の中で高解像度優先モード以外をカメラが選択すると、画素数は1600万画素4608×3456から815万画素3264×2448に抑えられてしまう。7割程の画素数になるので一見綺麗に見えていても、実は像度の低画像になっていたりするのだ。EXRプレミアムオートは感度ノイズ優先やダイナミックレンジ優先を選択して来るが多く、後で確認すると撮った写真の大半が815万画素ったりする。よって、1600万画素をフルに生かし切っ写真を残したい時は予め、EXR高解像度優先オートか、EXRはない通常オートを選択しておく必要があるのでご注意を。尚、EXR高解像度優先オートにしても、画像処理エンンの癖なのか、とても細かい遠方の木々や葉っぱなどを溶して絵的な表現にしてしまいがちである (次々ページの解像度比較Aを参照) 。よって、画像を原寸大で見る人や精密な画像を望む人、その点を考慮に入れておた方が良いかもしれない。 (カメラの画像は前面をPanasonic LUMIX DMC-FX40、裏面をSANYO Xacti DSC-E6で撮影)
 FUJIFILM FinePix F1000EXRによる作例はこちら
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ラの詳細はこちら http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0840.html
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No.06 
Panasonic LUMIX DMC-FX40
     有効1210万画素 1/2.33型 CCD 発売時期2009年2月

 山に登る様になり、山で満天の星を撮りたいと思う様になった。星を撮るには、シャッタースピードが長くなければいけない。現在の主力機
F1000EXRは、ニュアルモードで一番遅いのが2まで。高感度に強いカメラとは言え、星空を撮るのは理。調べてみるとコンパクトデジカメの場合、一部の高級を除いてシャッタースピードは2〜4秒までがほとんど。し、LUMIXは星空モードと言うシーンモードがあり、長60秒シャッターを開けられたりする。最初は父のDMC-LZ10を貸し出してもらうかとも思ったのだけ、どうせなら自分のが欲しいと言う訳で買ったのがこのカラ。最初からLUMIX1本に絞り、なるべく明るくて広に強いレンズを持ったカメラで探したらこれに行き着い。今までは基本新品しか買って来なかったけど、このカメは激安中古品です。ここで中古品に味を占め、以降激安中コンデジが増えて行くと言う……。発色はDMC-LZ10と同じく、各色が色濃く出てパッと見綺麗に見えるど、透明が薄くてこってりした感じの画になる。また、全体的に少青っぽさが出る。景などを撮る場合はフィルムシュミレーションヴィヴィッドにすると鮮やかさが出て透明感が若干出るの、現在は写真を撮る際にほぼヴィヴィッドを選択して使っ。尚、LUMIXと言えばLEICAレンズ搭載で知られいる。LEICAはドイツのブランドだが、LUMIXのLEICAはPanasonicが自社設計・造した物をLEICAが認証している物である。これを人よっては偽物と呼ぶ人も居るだろうが、ただお金を出してランドを買っただけではなく、PanasonicがLEICA設計結果を出し、LEICAの基準に満たなければ修正点指摘をされ、それを潰していって最終的に認められた物が品化されている。実際多数のコンデジを持ち、色々撮り比ているが、LUMIXのシャープで切れのある写りははりLEICAレンズの賜物だと思う。次々ページに掲載 しいる解像度比較の@Aを見比べれば、解像度の高さがよく分かる筈だ。 (カメラの画像はFUJIFILM FinePix F1000EXRで撮影)
 Panasonic LUMIX DMC-FX40による作例はこちら
 Panasonicのホームページはこちら
 
ラの詳細はこちら http://news.panasonic.com/press/news/official.data/data.dir/jn090128-4/jn090128-4.html
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No.07 YASHICA EZ F521
     有効504万画素 1/2.5型 CMOS 発売時期2009年10月

 ネットオークションでたまたま見付けた物。レンジファインダーカメラ風なこのスタイリングに惚れて落札購入した。本物のYASHICAブランドではある
、本家ではない。YASHICAブランドは八洲光学精が経営破綻した後の1983年、KYOCERAにより吸合併さている。その後長らくKYOCERAがブランドを持っていたものの、今度はKYOCERAが2005年カメラ事業から撤退。その、YASHICAブランドは香港のJNC デイタム・テック・インターナョナルに譲渡された。それを日本のEXEMODEがブラ使用料を払い、YASHICA銘でこのカメラを作ったの。これが本物のYASHICAブランドではあるが、本家ではない言う意味。ちなみに、EXEMODEは既に契約終了で撤退し、2015年現在geaneeがブランド使用料を払い、YASHICAを使っている。尚、YASHICAブランドがgeaneeに移った際、EZ F521の色を変えただけの同型機がLC-10と言う名でリリースされていた。ちなみに、Exifではカメラの名称がEZ F521ではなく、TDC5010となっている。この名称から検索すると、当機のOEM供給元は中国のAomeijia International Co., Ltd.と言うメーカーで作っている事が分かった。当機は低画素、低価格なトイカメラだが、一般的にトイカメラと呼ばれている物よりは綺麗に撮れるとじる。色調はトイカメラにありがちなぶっ飛んだ発色はなく、ほんのりノスタルジック調でチョイ寒色系な発色。尚、オートホワイトバランスで撮ると、若干暗く濁った感じに発色する傾向がある。屋外で天気良いはなるべくオートホワイトバランスを使わず、マニュアル晴天モードを使う様にしている。こちらの方が温かみも出、よりノスタルジック調がイイ感じになると思う。注意点は単焦点でパンフォーカス専用機な為、クロモードを使う際、解像度の低い液晶画面ではピントをわせるのがとても難しい事。マクロの撮影範囲はカタログペックで20〜40cmとなっているが、実際のところ40cmも離すとボケボケになる。被写界深度は、最短距離ら+10cm前後ではないかと思う。あと、スペック上で当機の開放F値がF3.0となっているのだが、ExifはF2.8である。どちらが正しいのかは謎……。本来あればこの0.2の違いはそこそこ大きいのだが、当機の合はそもそもそんなに明るく写らないので余り気にならなのだけど。先にも述べたが、基本こカメラはトイカメラ……そもそもおもちゃなので、余り期待をしてはいけない。メインカメラを持っている上でサブカメとして持つか、メインカメラとして使うにしても遊び心をっていないと使えないカメラだと承知の上で使用する事を勧めする。でも、遊ぶ分には楽しいカメラだ。 (カメラの画像は前面をKodak EasyShare V1003、裏面をUniden UDC-5Mで 撮影)
 YASHICA EZ F521による作例はこちら
 YASHICA (EXEMODE) のホームページはこちら
 
ラの詳細はこちら http://www.exemode.com/yashica/dc/f521.html
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No.08 Kodak EasyShare V1003
     有効1016万画素 1/1.8型 CCD 発売時期2007年6月

 カメラが色々増えて来ると、そのメーカー毎で色味が結構違うのが良く分かって来た。そこで、どうせなら他社とは全然違う発色をするカメラが欲しくなっ
からと言って、トイカメラの様な物ではなく、実用カメラと思案した結果Kodakを選んだ。そして良い出物をっと待っていたところ、このカメラが激安で出て来たのでに入れた。兎に角鮮やかな色彩が特徴的で、標準カラーのチュラが他社ならヴィヴィッドカラー相当。そして、このカメラヴィヴィッドは余りに彩度が高い故、私はアニメカラーとでいる。但しこのヴィヴィッドカラー、露出補正値を-0.7にして青空を撮ると、色が締まってコックブルーと呼ばれる濃いコバルトブルーになったりすンズの描画力が良いし、ちょっとした失敗画像も、Kodak Perfect Touch機能と言う超強力な画像補正機能によりカメラ本体内で修正出来たりして、なかなか使い勝手の良いカメラだ。同じく派手な発色のPENTAXだとる過ぎ場所で直ぐに発色が崩れたりするが、当機は結構ギリギリで粘ってくれる。ホワイトバランスが優秀なんだと思う。、鏡胴前面にKODAK RETINAR Aspheric All Glass Lensと書かれている。大変描画力の良いレンズ (次ページの解像度比較@Aを参照) だが、古のKODAK RETINAとは違うので念の為。読み方はどちらもレチナなのだがこのレンズは自社の持つブランド名を活用しただけで、ドイツKodakがRETINAとて作ったレンズではない。そもそものRETINAはレンではなくカメラのペットネームであり、RETINAに装されていたレンズはCarl ZeissやSchneider - KREUZNACHを使っていた。ちなみにKodak EasyShareシリーズの場合、上位機種にSchneider - KREUZNACHのレンズを使っており、その下のランクが自社製上位?のKodak RETINARレンズ、廉価版が銘無しのKodakレンズになっている。EasyShareシリーズの生い立ちは、日本のカメラーカーとして存在した旧Chinonの流れを汲んいる。Chinonは1997年にKodakの傘へ入り、2004年吸収合併された (合併により名称はコダック・デジタル・プロダクト・ンターとなる) がその後、Kodak営悪化に伴い2006年シンガポールのFlextronicsへ売却された (売却により名称はフレクトロニクス・デジタル・デザインとなる) 。EasyShareシリーズはその旧Chinonだった署がKodak傘下に入ってから開発し、FlextronicsになってからもEasyShareシリーズをOEM供給で手掛続けていたので (V1003はフレクトロニクス・デジタル・デザインの製品) 、ブランドこそKodakとはえアメリカ直系ではなく日本の血筋である。V1003は概ね卒なく撮れるカメラだが、フラッシュが干弱いのが玉に。また、フラッシュのモードにスローシンクロが無く、ーンモードの夜景ポートレートにしないとスローシンクロならないのも惜しい。尚、V1003が売られていた当時加賀ハイテックが日本総代理店だったが、2015年現Kodakの総代理店はマスプロ電工に移行している。 (カメラの画像は前面をKodak EasyShare LS755裏面をKONICA MINOLTA DiMAGE X1で撮影)
 Kodak EasyShare V1003による作例はこちら
 Kodakのホームページはこちら ※左記のリンクは日本Kodakのものであり、米Kodakのホームページはこちら
 ラの詳細はこちら http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/stylish/v1003/products.shtml
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No.09 KONICA MINOLTA DiMAGE X1
     有効800万画素 1/1.8型 インターラインCCD 発売時期2005年8月



 X50を下取りに出してしまった事をずっと悔いていた。手振れ補正機構が無い事を除いたら、ホントに良く出来たカ
ラだと思う。それに、歴代のデジタルメラの中でX50の発色が一番好みだと、色んなカメラを使う中で気付かされた。そこで、KONICA MINOLTAのコンデジで唯一手振れ補正機構を積んだX1を探し、ようやく手にしたのがこのカメラ。ちなみに、KONICA MINOLTAのジャンク品3台詰め合わせで買った内の一台。ジャンク品と言う事だったが特に目立つ傷も無く、撮影機構も問題なかった超美品。唯一リチウ電池が経たっていたので、社外品の互換バッテリーを別途入している。現在、F1000EXRックアップ機とて活用中。ネットでは低感度でISO200までしかないか、AFが遅いとか、バッテリーの消耗が激しい等散々叩れていて超低評価なのだけど、私は発色や描画力が良い、そして強力な手振れ補正機能を備えているのでとてもに入っている。尚、AFを始め挙動の遅さは、ファームェアをVer.1.00からVer.1.10にバージョップすると結構改善する。KONICA MINOLTAは2006年でカメラ事業から撤退しており、X1は同社がリリースした最後のコンデジであるが、サポートは光学機器メーカーのKenkoがき継いでおり、最新ファームウェアは現在もKenkoのームページからダウンロード出来る。発色傾向は記憶色寄だが、FUJIFILMKodakではなく、ほんのり鮮やか程度。レンズ設定の傾向がどち言うとポートレート向きで、標準だとふわっと写る為人をるととてもしっくりくるが、景や建物などを撮る時にそのままだと眠い感じになる。搭載れているGTレンズはMINOLTA時代からコンデジ用は上級仕様のレンズでシャープさと高解像度が売りなのだ、多KONIKA MINOLTAの開発者は、携帯性に優れた小型且つ薄型コンデジの使い道で、多くの人は景色よりも人を撮る事が多いと判断し、AシリーズやZシリーズのGTレンズとは違った味付けにしたのではないか?と考え。そこで僕は人を撮る時以外ャープネスをハードに設定して使っているが、こっちだとが覚める程カリッカリになる。準設定だと本来のシャープネスをわざと抑制し、その代わり人物撮影で都合の良い諧調表現性を重視したューニングにしているのだろう
→2018年5月、2台目を購入。1台目のブラストシルバーは健在だが、たまたま100円以下でこのワインレッドを見付けた為購入した。ブラストシルバー は本体のみだったが、こちらは箱や付属品も付いていたのでとてもお得だった。良い買い物が出来たと思う。
(カラの画像は前面をKodak EasyShare V1003、裏面をSONY Syber-shot DSC-F707で撮影)
 KONICA MINOLTA DiMAGE X1による作例はこちら
 KONICA MINOLTAのホームページはこちら
 カ
ラの詳細はこちら http://www.konicaminolta.jp/about/release/2005/0715_03_01.html
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No.10 MINOLTA DiMAGE Xt
     有効320万画素 1/2.7型 インターラインCCD 発売時期2003年4月

 X1と同じく、
KONICA MINOLTAのジャンク品3台詰め合わせで買った内の一台。本命がX1だったので、まぁオマケみたいな物。ちなにここに出てない3台中最後の1台は本の意味でジャンク品だった為廃棄。当機の本体は特に傷もく、若干液晶のコーティング剝がれを認めたものの液晶を点灯てしまえば目立たず、撮影機構に問題なかった。リチウム電池と内臓電池が経たっているだけの品と言える物で、取り替え出来ない内臓電池は目をり、リチウム電池は社互換品を別途購入して使っている。X50世代前の型に当たり、現在持っているデジカメの中ではとも旧式な方だが、使い勝手はそんなに悪くない。X50と同じく、手振れにさえ気を付ければ、ソコソコの写が撮れると思う。尚、KONICAとMINOLTAが2003年8月に合弁しており、当機はMINOLTA単体だった時代のDiMAGE X系では最後発になる。上級モデルがXtで、廉価モデルがX20・X21だった。発色傾向は基本ナチュラルなのだが、何故か花や夕焼けを撮ると、途端に記色へ転ぶ不思議なチューニング。面白いのはシームレスマロで、広角端から望遠端までレンズがどの場所にあってもートでマクロモードになり、15cmまで寄れる。広角端15cmは大した事ないが、望遠端 (光学3倍・35mm判換算111mm) で15cmは結構大きく被写体を捉えられ、事実上最短距離4cm級相当まで寄れる (次々ページのマクロ性能比較参照) 。また背景も良くボケる為、手振れにさえ気を付ければコンデジとは思えないマクロ写真が撮れたりする。尚、当機には製造良があった為リコールになったソニー製CCDが使われてる。高温多湿な環境で使うと電気的な接続不良が生じ、影時の液晶モニターやEVFに画像が映し出されない、まは紫や虹色状の筋をともなった乱れが発生すると言う。幸この症状はまだ発生していないので、夏場はこう言った環下で使用しない様に気を付けたいと思う。 (カメラの画像は面をKodak EasyShare V1003、裏面をFUJIFILM FinePix S5800で撮影)
 MINOLTA DiMAGE Xtによる作例はこちら
 MINOLTA (現KONICA MINOLTA) のホームページはこちら
 
ラの詳細はこちら http://www.interq.or.jp/sun/tkp/digitalcamera4/DimageXt.html
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No.11 Nikon COOLPIX P5100
     有効1210万画素 1/1.72型 CCD 発売時期2007年9月

 銀塩カメラはCanonやOLYMPUSと言った今もある光学機器メーカー製のカメラを使っていたが、デジカメはそこから外れたメーカーばかり買って来
いる。SONYやPanasonicは元々総合電気メーーだし、FUJIFILMやKodak、KONICA MINOLTAはカメラも作ってはいるが元々フィルムメーカー。MINOLTAは光学機器メーカーだが、KONICAに統合合併された上、現在KONICA MINOLTAメラ事業から撤退してビジネスプリンターが主力。YASHICAも光学機器メーカーだったがKYOCERA吸収合併、後にカメラ事業撤退でブランドを港の企業に売却され、家電メーカーがブランド使用料を払った上でブランド名だけ使っている別物。と言う訳で、持ちのデジカメは現行光学機器メーカー製を長き渡り持っていなかった。そこでデジカメを作っている光学器メーカーの二大巨頭、CanonだったらPowerShot、NikonだったらCOOLPIX Pシリーズ辺りで安い中古良品を探していたところ、とても程度の良いP5100を安価で見付け購入した。COOLPIX PシリーズのPはPerformanceの意で撮影機能や操作性を追求したシリーズとなっており、P5100はPシリーズの4代目に当たる。Nikonのンデジでは発売当時、最もハイエンドモデルだった。因みP5100は、皇太子徳仁親王殿下が富士登山をした際に使用されていた事が、当時の新聞に掲載れた写真等から確認されている。つまりは、皇室御用達品。巷ではハイエンドモデルがらNikonお得意のニッコールEDレンズが採用されていないとか、AFが遅い、高感度画が悪い等評価はあまり良くなかったりする。それでもNikonらしくカリッとしたシャープな解度を標準モードで出して来るし (次ページの解像度比較@Aを参照) 、ホールドの良さや自然なャッター位置でとても撮影し易い。標準の発色はとてもナュラルでこれもNikonらしいが、多彩な仕上がり設定作り込むとKodak EasyShare V1003に近い派手目な画も出せる。Panasonic LUMIX DMC-LZ10FUJIFILM FinePix F1000EXRの場合M、A、S、Pモードがあるものの基本はオートモードで撮る一般的なコンデジだけど、P5100は逆にオートモードがおまけで、M、A、S、Pモードを積的に使って一眼ライクな撮影をした方が良い仕上がりを得られると思。尚、当機は2016年3月、撮影した画像が紫色になる象を来たした。CCDの故障と思われる。Nikonの修センターに修理を依頼したが、部品ストックがなくなったで修理出来ないと回答された。よって、現在はオブジェとしている。数十台所有しているコンデジの中で、現在唯一CCDが逝った機種となってしまった。ネットを見回すと同の症を抱えたジャンク品が大量に売り出されているので、リールは出されていないもののCCDが故障し易い機種なのも (若しくは欠陥CCDが多いのかも) しれない。多分当機のCCDはSONY製だと思われるが、SONYは過去に大量の欠陥CCDを作ってリコール出していて、それがOEMでCCDを供給してたメーカーにも及し、Nikon機もその中に数機種含まれていた。あ時、リールに至るまで中々それを認めなかったし (最終的には発覚後1年1ヶ月にも渡って該当機種が増えて行き、9社87製品にまでなった。ここのラインナップでもDiMAGE XtCaplio RR30Finecam M410Rが該している) 。当機はCCDリコール沈静化後の製品だが、コンデジ用としては特に大型の1/1.72型で高級機専用だし、そもそも採用機の生産数少ないで、例え欠陥があってもクレームが少なくて認めないだろうな……。兎に角、中品を手に入れる際気を付けてほしい。そう言えば、前記した様に皇太子殿下このカメラを所有していらっしゃるのだが、壊れてないだか……?まぁ今となっては古い機種なので、当の昔に (壊れる前に) 違うカメラへ代替えされていらっしゃる事だろうな。そうじゃなければNikonが特別に、何としてでも直すか。(笑) (カメラの画像は前面をKodak EasyShare V1003、裏面をCASIO EXILIM CA005で撮影)
 Nikon COOLPIX P5100による作例はこちら
 Nikonのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://www.nikon-image.com/products/compact/lineup/p5100/
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No.12 SANYO Xacti DSC-E6
     有効600万画素 1/2.5型 インターレースCCD 発売時期2005年9月

 DiMAGE X1の項
も書いたが、DiMAGE X50を下取りで売ってしまったのを悔いていた。このDSC-E6はそんなX50の異父姉妹機に当たる。KONICA MINOLTAのコンデジと言えば屈曲光学系レンズなのだが、このDSC-E6のレンズはX50の後継機であるX60の物が使われている。そもそもX50、X60は販売当時、SANYOがKONOCA MINOLTAからレンズと画像処理エンジンの供給を受けてOEM生産をしていた。DSC-E6はX50、X60より100万画素多いものの、撮像素子は同じ2.5型。ボディーピュアフォーカスエンジンと言う画像処理エンジンこそSANYO独自の物だけ、中身は凡そDiMAGE X60みたいな物だったりする。DiMAGE X60の後継機X1はKONICA MINOLTA製に戻ったが、2005年8月発売のX1、翌9月発売のDSC-E6で、前面のデザインがとてもよく似ているのは結構面白い一致だと思う。像について、DiMAGE X50は少しだけ明るめな発色だけど、そこそこ大人しい印象な写真になる。それに比べ、DSC-E6の発色は随分とケバイ。特にオートホワイトバランスで影すると、赤みが強く出る傾向がある。ホワイトバランスはプリセットの他、そ場でワンプッシュホワイトバランスにより最適な設定にも出来る為、赤みが気にるのなら面倒でもその場での設定をした方が良い。古い機種ながらマクロは1cmまで寄れ、9点AFによりピントも良く合う等、使い勝手は良好な機種だと。尚、2011年にSANYOはPanasonicへ吸収合併されてしまい、Panasonicもデジカメを作っていた関係上SANYOのデジカメ部門はいん子扱いとなって2013年に独立。現在は株式会社ザクティとなって、デジカのOEM生産を続けている。かつてSANYOはKONICA MINOLTA以外にもNikon、OLYMPUSなどのデジカメを生産し、全世界の3割、世界第1位の生産量誇っていた事があり、デジカメと言う言葉も実はSANYOの登録商標だったりるくら、デカメ業界では縁の下の力持ち的メーカーだった。 (カメラの画像はNikon COOLPIX P5100で撮影)
 
SANYO Xacti DSC-E6による作例はこちら
 SANYO (現Panasonic) のホームページはこちら(株)Xactiのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://panasonic.jp/sanyo-camera/p-db/DSC-E6(S).html
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No.13 OLYMPUS CAMEDIA FE-3010
     有効1200万画素 1/2.33型 CCD 発売時期2009年2月

 Nikonの時と同じで、現行の光学機器メーカー製が欲しいと思って探してたところ安く見付けたカメラ。CAMEDIA FEシリーズはOLYMPUSの中でも最底辺の普及機であるが、手にしてみるとここまでやるかと言う程コストダウンがしてありビックリした。2009年発のカメラであり、当時の店頭販売価格は22,800円前後であったと言う。同代機で、同じ最底辺の普及機でNo.14に記載したOptio E80が-200万画素、2,800円程安く販売されていたのだが、FE-3010は画素が多い、ボディー前面にステンレス素材を用いている事をいたら全にE80より性能面で劣っていた。同じ3倍ズームだけどレンズが暗いし、ピトは中央1点のみ。フルオートのiAUTOはシーンを迷い捲ってマクロの判断上手く出来ない事が多いし、カメラ本体の設定機能も少な過ぎる。ボタンを押すピッピと鳴るのに、シャッター音が無いカメラってどうなのか?と思う。更にこカメラは余り良い扱いを受けていなかった様でレンズ内にゴミが入っており、広で撮る分には何とかなるものの望遠を使うとゴミの影が5つも浮かび上がる代物った。唯でさえ性能に満足出来ないのに単焦点でしか使えないカメラなので、初テストをしたのみ。発色は大人しく、どちらかと言うと薄い。余り絞りたがらな画像処理エンジンなのか、Exifを見ると明るめの絞りを使っている場合が多、その為発色が薄く感じるのではないかと思う。iAUTOは露出補正が効かなため補正をしたい場合はプログラムモードを使うしかないのだが、露出補正モーはわざわざ各ステップ毎の明るさを小窓に出して表示するので素早い変更が出来い。全くの初心者は目で見て比較判断出来ると言うメリットもあるだろうが、そなに液晶画面からハッキリと違いが判る訳でもないので、一般的な物にした方がいのではないかなと感じた。またiAUTOはフラッシュ禁止設定もないので、ラッシュ発光しない方が良い場合でもちょっと暗ければ必ず発光してしまうのもけない。安く簡便なデジカメに、高画素競争で取敢えず1200万画素詰込みまたので初心者の方買ってね的な作り、と言うのが私の印象である。 (カメラの画像はNikon COOLPIX P5100で撮影)
 
OLYMPUS CAMEDIA FE-3010による作例はこちら
 OLYMPUSのホームページはこちら
 
カメラの詳細はこちら http://www.olympus.co.jp/jp/news/2009a/nr090205fe3010j.jsp
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No.14 PENTAX Optio E80
     有効1000万画素 1/2.33型 CCD 発売時期2009年8月

 現行光学機器メーカー製のカメラが欲しいと探していて、No.13のFE-3010と同時に中古購入したカメラ。最底辺担う普及機種で、DMC-LZ10と同じく電源に単三型乾電池2本を使用るタイプ。PENTAX独特のライディング・レンズ・システムと言うレンズ収納機構のせいでレンズ開口部鏡胴の中央ではなく若干下側に偏っていて、見た目にインパクトを与えている。E80はFE-3010と比べ、とても使い勝手は良好だ。最低限の欲しいと思う機能は網羅されている。初心者を意識した設計で、シャッターを始めボタン類が大きくってあるので操作性も良く、レンズはsuper multi coatを施してあるsmc PENTAXではない普通のPENTAXレンズながら、解像度も特に文句なし (次々ページの解像度比較@A参照) で、大変扱い易いカメラだと思う。強いて難点を挙げると、ホワイトバランスがオートモードしかないので選択の余地がない点が残念。初心者はあまり設定を弄らないのでそれでも良いが、ISOはマニュアルが効く分、ホワイトバランスもマニュアル択出来たら良かったのにと思う。オートホワイトバランスは完璧ではなく、特に陰や曇りなど暗めな場所での撮影時に色味が崩れ易いので、手動で変えたいと思シーンが多々あるのだ。あと、難点と言うよりも心構えなのだが、当機は所謂光3倍ズーム機である。で、他の光学3倍ズーム機と比べると、当機は広角が微妙。一番下に掲載した各機の簡易カタログスペック照して頂けると分かると思うが、大概この手のカメラの場合、広角端は35mm判換算で35〜36mmが多いころ、当機は31.5mmである。なので、この手のカメラとしては手前へ寄れる方だが、28mmクラスと比べら中途半端でしかない。また、望遠端はそれの3倍となるので、一般的な光学3ズーム機だと望遠端が105〜110mm辺りになるところ、当機の場合は100mmに届かず94.5mm止まりとなり、他の光学3倍カメラと比べ随分寄ないと感じてしまうのだ。例えば、広角30mmのDMC-LZ10や広角25mmのDMC-FX40はズーム倍を5倍、広角28mmのt743だとーム倍率4倍にする事で、それぞれ望遠端を110mm以上にしている。一般的な使い勝を考えると、望遠端で110mmくらいは欲しいと思う。よって当機は、同じ光3倍でも他のカメラより足が短いとって使わないといけない。発色は記憶色寄りで、相当手目な方。光が強いと、黄色が強く出がちな傾向あり。Kodakに近いこって系な色合いで自然さに欠けるきらいもあるが、逆にカメラ初心者からは明るく鮮やかな画像にるので好まれ易色目な気もする。FE-3010もそうだが廉価製品の為手振れ補正機能ではな、ISOを増感させてシャッタースピードを稼いで手振れを軽減させるタイプ。ISOを増感させると画像が荒くなってしまうので、敢えて手振れ軽減機能は使わいと最初から考えて使えばそんなに困る事のないカメラだと思う。尚、E80はPENTAXがHOYAに吸収合併された当時の製品であるが、2015年現在PENTAXはRICOHがHOYAから買収して子会社としている。 (カメラの像は前面をNikon COOLPIX P5100、裏面をUniden UDC-5Mで撮影)
 
PENTAX Optio E80による作例はこちら
 PENTAX (現RICOH) のホームページはこちら
 
カメラの詳細はこちら http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/digital/optio-e80/feature.html
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No.15 Canon PowerShot SX210 IS
     有効1410万画素 1/2.3型 CCD 発売時期2010年3月

 光学機器メーカーの二大巨頭、Nikon製は手に入れていたのでCanonコンデジもずっと狙っていた。中々安く手に入る物件が出て来なかったが、良品言える物件を5,000円で手に入れる事が出来た。元々CanonのコンデジPowerShotとIXYの2種類あるが、自分はPowerShotに絞っ探していた。IXYの上位機種よりも、PowerShotの下位機種の方がレズの作りは良いと思うからだ。PowerShotには最上位機種がG、その下上位機種がS、中位機種がSX、下位機種はAとなり、SX210 ISは中位機種になる。SXシリーズは高倍率ズームレンズを使っているのが特徴で、SX210 ISは35mm判換算で392mmの光学14倍を搭載している。広角も28mmからなので、幅広い範囲を撮影出来、使い勝手は良好。何気にパシャパシャもカッチリ写るし、色乗り良く鮮やかな画が出る卒のないカメラ。色彩の強調は激しい方だが、意外と嫌みなく上手く纏た発色だと思う。弱点を強いて言えばマクロが弱く、カタログスペックでは最短5cmからとなっているが、実際に使ってみると10cmからのE80とほぼほぼわらなかった (次々ページのマクロ性能比較参照) 。あと、操作性で電源スイッチが押し難い形状、液晶画面の大きさと引き換えで裏面右側に操作系が過密集中し過ぎな為構えた際に右手親指を置き辛い、F550EXRじく起動の度に毎回フラッシュがポッアップするので使わない様に手で押し戻すのが面倒など些細な程度だがある。 (カラの画像はFUJIFILM FinePix F1000EXRで撮影)
 Canon PowerShot SX210 ISによる作例はこちら
 Canonのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://global.canon/ja/c-museum/product/dcc590.html
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No.16 OLYMPUS
μ-5000
     
1200 1/2.33型 CCD 発売時期2009年1月

 FE-3010を買った
ののレンズ内のゴミのためクリアな写真撮れず、代替え機を探している中オークションで見付け、落札した物。OLYMPUSのホームページで詳細を知ろうと検索するも型式が出て来ず、よくく調べたらμ-5000はヨーロッパにて販売していたモデルで、日本仕様機でなかった。2009年にビッグカメラとソフマップが限定で、日本国内へ販売し物らしい。言語は日本語も対応していて表示は読めるし、使い方はFE-3010とほぼ一なので苦労する事はない。限定販売でも国内で流通した故か日本語の取扱説明書作られており、OLYMPUSのホームページから今でもダウンロードが可能でる。μ-5000はFE-3010と同時期の発売で、本来はμ-7000の下位機種に当たり (後に入手したμ-9000はμ-7000の更に上位機種になる) 、FE-3010の上位機種であるFE-5000の更に上位機種となる様だ。他のOLYMPUSコンデジと全く被らない外観は、如何にも海外仕様らしくて良いと思。発色は全体的に薄めな為、オートで紅葉など本来鮮やかな色をった場合、少し画がアッサリし過ぎる嫌いがある。尚、同じく発色薄目なFE-3010は日本人好みの鮮やかさを残しているが (FE-3010は廉価機の為、色調調整機能がないので敢えて最初から鮮やかさを残しているのかもしれない) 、当機はヨーロッパ仕様の為か欧人好みの現に忠実な色現をする様チューニングされている。元々寒色系なOLYMPUSでも、当機はり寒色系になっていると思う。ネットなどで他のμシリーズで撮影された写真と比べてもそうだし、FE-3010やμ-9000と並べて見比べると、-1〜-2くらい彩度が低い事が分かると思う (次々ページ解像度比較@各機の作例参照) 。撮った後に本体内画像処理発色を鮮やかにするモードがあり、それを施すとそこそこ色を乗せる事も出来る、どうせなら撮影時に色を乗せるフィルタータイプにしてほしかった。尚、発色薄い傾向だからか、特に赤が若干ピンク掛かってしまう傾向あり。これらは他のも同様なので、OLYMPUSの画像処理エンジン全般に掛かる癖なのかもしれい。 しかし、記憶色ではなく自然な発色を好む人にとって、この彩度が薄めで寒色系な傾向は好まれるだろう。同じ様な発色傾向のKYOCERA機も、こう言う発色が良いと言う熱烈なファが多くいるし。マクロ比較的強く、カタログスペックでは3cmまで寄れる事になっている。しかし、際の所マクロは1cm級のデジカメと同等で (次ページのマクロ性能比較参照) 、花などの撮影とてもし易い。但し、近くは良くても遠景は逆にイマイチ。前記解像度比較のAを参照して頂くと分かるが、当機を含めて手持ちOLYMPUS機のレンはシャープネスが弱く、他メーカーと比べて解像度が一段低く感じてしまう。光機器ーカー故、この点は残念に思う。 (カメラの画像は前面をCanon PowerShot SX210 IS、裏面をPanasonic LUMIX DMC-FX40で撮影)
 OLYMPUS μ-5000による作例はこちら
 OLYMPUSのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://www.olympus-europa.com/site/en/archived_products/cameras_1/compact_cameras/mju_5000/mju_41.pdf

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No.17 TOSHIBA Allegretto M81 PDR-M81
     有効400万画素 1/1.8型 CCD 発売時期2001年7月

 カメラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。カメラがデジタルになって家電メーカー相次いで参入する中、大手であるTOSHIBAもしっかり参入していた。TOSHIBAは後にデジカメ用CCDやCMOSをFUJIFILMやNikon供給する様になったが、PDR-M81の頃はまだまだ技術が出来上っていなかった様で、CCDはSHARP製だそうだ。また、レンズもCanon製を搭載している。とても古いカメラだが、大き目な1.8型CCDと画力に優れたCanonレンズのお蔭もあってか、写りは今見ても結構イイ感。有効400万画素あるのでL判やPCの640×480サイズで見る分には困ない。但し、作成される画像サイズが一般的なコンデジと違って特殊であり、1用35mmフルサイズやAPS-Cと同じアスペクト比3:2を採用している (出力サイズ : 2400×1600、1200×800、720×480) 。アスペクト比4:3の画像と比べ縦が短く横長になるので、他のコンデジ画像緒に表示する際はサイズが違う為注意が必要。逆に、一眼フルサイズ機のサブ機して使う分には縦横比が同じなので良いかもしれない。CCDのアスペクト比が4:3なのを3:2に画像処理 (トリミングするので画角が本来より狭くなる) して出力出来るコンデジは数多くあるが、3:2専用のCCDを持っているコンデジは珍しいらしい。発色は若干強めだがKodakやPENTAX程派手でもく、Panasonicの様に濃い訳でもない。KONICA MINOLTAに近い、明るめで柔らかい感じの画作りだと思う。ファインダーがレンズ直上にあるからかパララックスは少なめで、ファインダー内のターゲッ トだけで写真を撮っても構図のズレがとても少ないのは有り難い。昔のカメラらしく挙動は何を取っても非常に遅いが、それを気にせずのんびり撮る分にはまだだ使えるカメラだ。尚、TOSHIBAは2003年を最後にデジカメの撤退。撮像素子を生産してFUJIFILMやNikonへ供給していたが、2015年生産ラインをSONYに引き渡して完全撤退した。 (カメラの画像は前面をSANYO Xacti DSC-E6、裏面をRICOH Caplio RR30で撮影)
 TOSHIBA Allegretto M81 PDR-M81による作例はこちら
 TOSHIBAのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://www.toshiba.co.jp/about/press/2001_05/pr_j2801.htm

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No.18 GE A1455
     有効1410万画素 1/2.3型 CCD 発売時期2010年4月

 PDR-M81の項でも書いたが、そそもは国内メーカー製のカメラを探してた。Kodakは昔から知っていたし、興味もあったので早くに手に入れている、それ以外のメーカーはハッキリ言って興味なかった。ポラロイドもインスタンカメラなら興味あるけど、ただのデジカメじゃねぇって感じ。そんな中、オークョンで安く転がっていたA1455を見付け、試しに入札したら落としてしまっ。比較的年代も新しく、SX210 ISぼ同時期発売 (1ケ月早いだけ) で、ズーム倍率以外でほとんどのスペックは変わらない。それなのに5年後の中古価格が片や5,000円、こなた1,000円以下なのだから。まぁ、質感は格段にSX210 ISの方が上だけど。GEとはGeneral Electric Companyの事で、アメリカのメーカーであり、創設者は天才発明家として有名なトーマス・エジソン。会社の業態としては日本の東芝や日立と三菱や川崎工を足したみたいな感じで、航空機エンジンや原子力発電機のタービンを作った、金融業も営んでいる。身近な物としては、病院にあるCTやMRI等でGE製よく掛ける。カメラは傘下企業のGeneral Imagingがリリースしており、この光学機器部門は日本人でOLYMPUSの元幹部 (小宮弘氏) が立ち上げた事でも知られている。発色は濃過ぎず薄過ぎずの中庸で、若干彩度が低めな為、画が少しだけ暗く感じる。言い換えると、OLYMPUSの発色近い感じ。トップが元OLYMPUS社員なので、KodakのEasyShare LS755と同じ様に発色傾向が似てしまったのかもしれない。性能的に特に不満はないが、フルートシーンを自動セレクトさせるとどのシーンにしようかカメラが迷い捲ってジーき、少し鬱陶しい。あと、日本のメーカーなら使い勝手を優先したデザインをすだろうが、本機はそもそもアメリカや欧州向けな事もあってか変に外観をカッコく纏めている。その弊害でシャッターボタンとセレクトダイヤルが隣り合ってい、一体的にデザインされている。これがカメラを構えた時、人差し指がセレクトイヤル越しにシャッターを押す形となってしまい、見た目はスマートでお洒落だが結構シャッターボタンを押し難くしていると感じ。他のコンデジにあまりない機能としてはバルブシャッターがあり、マニュアモード時のみだが2〜30秒の間において1秒単位で設定が可能。DMC-FX40DMC-LZ10の星空モードもバルブシャッターだが15、30、60秒と3パターンの秒数でしか設定出来ないし、GXのマニュアルモードも1、2、4、8、15、30秒と設定出来る秒数が決まっている。当機は30秒までな、細かく任意に設定出来るのが面白い。ちなみにバブルモードと同じく、メ ニュー画面から連写機能の設定が出来る。しかし、バブルモードと違い、ここの設定だけでは撮影出来ないので注意が必要だ。連写機能はメニュー画面で無限連 写や3ショット連写、インターバル撮影などを選択するのだが、実際に使う時はタイマーモードを呼び出し、その中の連写を選ばないと機能しない。当機を手に 入れて長い事連写が出来ずに困っていたが、英語マニュアルしか手に入れられず使い方が分からなかった。違う機種の日本語マニュアルを入手し、やっと使用方 法を把握した次第である。尚、同じGEのネオ一眼であるX500は、シャッターボタンを離す度に連写モードが解除 されてしまい複数回連写が出来ないのだが、当機は手動解除するか、電源をOFFにしない限り解除されない。マクロはカタログスペック上5cmからなっているが、実際は1〜2cm級の実力があり (次々ページマクロ性能比較) 、5cmからを標榜している手持ちデジカメの中で現在の所最強である。参考までに、現在日本でGEのデジタルカメラは販売を取り止めているが、故障消耗品のサポートはAOI開発センターと言う長野県の会社が請け負っている。メラ大国の日本でGEはマイナーな存在であり売れなかったのか、General Imagingの日本法人は2009年の参入だが早々になくなってしまった。日本法人の代表取締役社長だった小宮氏が2013年11月でGeneral Imaging Japanを退職しているので、多分この時期に会社を売却してしまったのではないかと思われる。不採算部門と判断すればスパッと切り捨ててしまう手法は、如何にもアメリカの業らしい。旧General Imaging Japanは台湾メーカーで亜州光学の日本法人であるAOFジャパンに吸収されたが、AOFジャパンは2014年12月に社名をAOI開発センターと改称している。ちなみに、KodakからFlextronicsへ売却された旧Chinonのフレクトロニクス・デジタ・デザインも、2009年に当時のAOFジャパンが吸収している。尚、アメリカ本土においてGeneral Imagingは健在で、今も製品を出し続けている。 (カメラの画像前面をKONICA MINOLTA DiMAGE X1、裏面をMINOLTA DiMAGE Xtで撮影)
 GE A1455による作例はこちら
 GEのホームページはこちら
GE (General Imaging) のホームページは最初に接続先の現地法人 (この場合は日本法人) のホームページへ自動的に接続しようとする為、サイトが閉鎖している日本では「このホームページは表示できません、又は、サーバが見つかりませんでした」 と言う画面が出ます。そこでそのままサトを再読み込みさせるか、一度このページへ戻り改めて接続すると、アメリカのメイホームページへ飛ぶ仕様になっていますで参考までに (2016年5月まではホームページに接続出来ていたのだが、2016年7月に接続しようとした所繋がらなくなっていた。アメリカ本国も事業撤退してしだ→同7月中旬、サポートの連絡先のみを告知するページが開設された) 。また、現在のサポート先であるAOI開発センターのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://nakappi3.web.fc2.com/tabinotuioku/CAMERA/GE_A1455_spec.jpg
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No.19 RICOH Caplio RR30
     有効324万画素 1/2.7型 CCD 発売時期2002年9月



 
カメラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。本当は2008〜2010年辺りの1,000万画素前後クラスが欲しかったのだけど、RICOHのカメラは人気がるのか、中々安いカメラが出て来なかった。そんな中、古いけど程度が良くて安ったこのカメラを見付け、つい購入してしまった。有効324万画素、1/2.7型 CCD、レンズは光学3倍なのでNo.10のMINOLTA DiMAGE Xtとほぼほぼ同性能。発売時期もXtが2003年4月発売なのに対してRR30は少しだけ早い2002年9月発売なので、性能もその当時の最先を詰めむ訳だから似通うのだろう。RR30は今となっては激古い機種なのだが、RICOHのお家芸とも言える1cmからのマクロ撮影が出来るので近接撮影ではだまだ使えるし、外部パッシブとCCDによるハイブリッドAFのお蔭でピントわせも古いカメラの割に早く (リリース当時、レリーズタイムラグ0.22秒は世界最速だった) 、使い勝手は良い方ではないかと思う。特にマクロは手持ちデジカメで同じく1cm級のMVC-FD71DSC-E6よりも若干ではあるが寄る事が出、このラインナップの中で一番近接撮影に強い (次々ページのマクロ性能比較参照) 。難点は電池の持ちが悪い事。オョン専用リチウ池 (DB-43) 1個又は単三型乾電池2本のどちらでも使える仕様なのだが、専用リチウム電だと3.7V仕様なのにアルカリ乾電池だと1.5V×2。ニッケル水素乾電池は1.2V×2になってしまい、乾電池でフラッシュを使用すると電圧不足でっと言うに電力を使い切ってしまう。セルフタイマーもフラッシュを光らせてカウントをらせるタイプな為、これも電池を減らす元。現在ニッケル水素乾電池で使っていのだが、なるべくフラッシュとセルフタイーを使わない様に撮るのが、電池をもたせる秘訣である。あと、カメラから画像ータをSDカードの差し替えにて移動させる場合は良いが、USB接続にて行う合は注意が必要。USBマスストレージクラスに対応していないのでUSBを挿ただけではPCが外部メディアとして認識しない為、RICOH Gate Laと言う専用ソフトを事前に起動しておく事が必要である。RICOH Gate Laはメーカーの動作確認で32 bitのWindows 98〜Vistaまで対応となっているが、取敢えず自分が使っている32 bit版Windows 7でも使えてはいる。ネット情報ではWindows 7までならギリ大丈夫だが、Windows 8以降のバージョンだと動かないらしい (2016年5月、32 bit版Windows 10にバージョンUPしたが、ちゃんと稼働した→最初は使えていたのだが、アップデートでカメラがUSB認識しなくなった。尚、ソフト自体は使えている) 。よって、データ移動はSDカードによる事を前提とした方が良い。発色は若干記憶色寄りだが、そんなに派手ではない。空の青色に特徴があり、FUJIFILM同系で少し紫掛かった群青色になるが、FUJIFILMより彩度が低いので若に感じる尚、当機には製造良があった為リコールになったソニー製CCDが使われてる。高温多湿な環境で使うと電気的な接続不良が生じ、影時の液晶モニターやEVFに画像が映し出されない、まは紫や虹色状の筋をともなった乱れが発生すると言う。幸この症状はまだ発生していないので、夏場はこう言った環下で使用しない様に気を付けたいと思う。
→2017年10月、2台目を購入。当機は、手持ちカメラの中で最も被写体ら寄れるカメラ。最短撮影距離1cmを標榜する機種の中でもダントツであり、と ても接写し易い。近い所は良いのだが、白いRR30は撮像素子に多量のゴミが乗っており、望遠側で撮影するとゴミが多量に写り込んでしまうと言う難点を
持っていた。広角端で撮っても1ヶ所薄っすら写り込むゴがあり、ゴミ滲みが写り込まない様撮影するのに気を遣う、出番も限られていた。そこで新たに購入決意するも、最初の1台は同じく撮像素子にゴミあり機。 しかも、数回の使用でリコールとなった症状発生。よって上の写真、銀色RR30は事実上3台目である。外装は白いRR30より若干傷があるもののこちらはCCD上にゴミは今の所なく、撮影に支障は出ていない。あは、リコール症状が出ない様祈るのみでる。 (カメラの画像は前面をTOSHIBA Allegretto M81 PDR-M81、裏面をCanon PowerShot SX210 ISで撮影)
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 カメラの詳細はこちら http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/dc/past/caplio/rr30/
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No.20 Uniden UDC-5M
     有効508万画素 1/2.5型 インターレースCCD 発売時期2006年5月

 
カメラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。Unidenと言うと無線機とかコードス電話機のメーカーと言うイメージだが、一時期白物家電の取り扱いもしてい。しかし、家電販売は成果が出なかったのか2006年5月にUDC-5Mでデカメ市場に参入するも、同9月にUCD-5Mの上位機種UCD-7Mを出したみで撤退している。家電販売第一弾の液晶テレビをリリースした時に「設計から造までを一貫して行う」と言っていたが、デジカメは完全に自社開発と言う訳でなさそうで、シーンセレクト時出て来る各モードの図柄や画面表示文字、取扱説明書に使われている女性の絵がSANYO Xacti DSC-E6と同一であ事から、UDC-5MはSANYOによるOEM供給品であると推測される。多、Unidenが担当したのは外観の設計と筐体の配色指定くらいなのではないろうか?外観は他メーカーのデジカメで見当たらない、前面中央付近からレン鏡胴までがザックリと凹んだデザインとなっていて特徴的だ。と言う訳で、このカメKONICA MINOLTA DiMAGE X50やSANYO Xacti DSC-E6とは異父姉妹機の関係。実際撮影してみると、挙動がX50やDSC-E6によく似ている。写りは素直で発色はDSC-E6みたいに尖っておら、どちらかと言えばX50に近いナチュラル指向。KONICA MINOLTAよりも若干彩度が強く、見た目に爽やかさが出て中々イイ感じだと思う。尚、発色で緑色が青っぽくなる特徴がある (次ページのマクロ性能比較参照) 。筐体が白地に金枠でパッと見豪華っぽいが、実際はプラスチッキーな為トイカメラっぽいところがある。ま、シャッター音なども設定がなく、廉価機らしい安っぽさが見え隠れしてしま。とは言え、じ500万画素級でもEZ F521の様なホントのトイカメラと比べるととても綺麗に写るし、SANYO製らしくマクロもスパスパとピントが合って撮り易い。X50にはなった手振軽減機能 (手振れ補正ではないが、高ISOでシャッタースピードを早めて手振れを軽減出来る) もあるし、ブランドさえ気にしなければ中々良いカメラだと思う。 (カメラの画像は前面をOLYMPUS μ-5000、裏面をOLYMPUS CAMEDIA FE-3010で撮影)
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 カメラの詳細はこちら http://www.uniden.jp/products/dsc/udc5m.html
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No.21 
VISTAQUEST VQ1015 Classic
     有効130万画素 CMOS 発売時期2009年4月

 基本は国内メーカーのコンデジを集めているのだけど、古本で購入した萌えデジカメ本"カメラ少女日和"でVISTAQUEST VQ1015 R2なるトイデジを知った。トイデジはYASHICA EZ F521を持っているが、このカメラはトイデジながら意外と普通に使えちゃう、余り尖った所が無い比較的大人しい画を出すカメラだ。萌えデジカメ
で少しイデジにも興味を持ち、今度はその方面で専門本の"トイジLOVERS!"と言う本も買ってみて、トイデジの代格であるVQ1005シリーズのどれを手に入れられないかな?と思い出し、ネットオークショで比較的安く購入したのがVQ1015 Classicである。シリーズとしては初代のVQ1005 (2006年モデル) 、VQ1005 (2008年モデル) 、VQ1015 ENTRY、VQ1015 Classic、VQ1015 R2、VQ2005、VQ3005と言う感じで続いているので、当機は四代目になる。各世代の性格として、初代はトイデジらしく転び易いホワイトバランスぶっ飛んだヴィヴィッド発色をて人気を博した。二代目は生産中止後も人気があった為再産されたものの性格は初代と真逆で、形こそ初代と同じなら普通な発色をするただの低画素機。代目は二代目がトイデジらしくないと言われた為、わざとラレを付けてこれをトンネル効果と評し、更にピントをこでより甘くしてトイデジらしさを変に求している。四代目は初代モデルを再現した、ホントの意でのVQ1005復刻版。五代目はシャッタースピードをイ・ロー2種にして、レンズもプラスチックからガラス混合で画像も少しクリアに、更には撮像少し大きくしているグレードアップ版。六代目は二代目の性格を五代目の性能で再現した歴で一番普通に写る、トイデジらしさの薄い低画素機。最新七代目はシリーズで一番高画素な300万画素になった、二代目から三代目へと移行した時の様に、六代目のトイジらしくない写りをまたトイデジらしく戻した感じとなってい。ちなみにVQ1015 ENTRYやClassicのExifではカメラモデルがVQ1005と同じSQ908 MEGA-Camなのだが、VQ1015 R2、VQ2005はカメラモデルがVQ1015になる。この事からVQ2005は元がR2で性格を変えただけのモデルなのに対し、ENTRYやClassicはVQ1015と言う名前ではあるものの元はVQ1005だ言う事が分かる。大きな変わり目はClassicとR2間と言う事か?しかし、最新のVQ3005は先祖返りでカメラモデルがSQ908 MEGA-Camとなっている事から、元のV1005へ回帰した上強引に300万画素を押し込んだのだろうか?兎に角、各世代で違いが激しいシリーズであ。VQ1015 Classicのヴィヴィッドカラーな発色はなかなか面白いが、如何せん小さなプラレンズで視界が濁り、パンフォーカスでピント固定にも拘らずとてもピンいと感じ (これよりも緩いと言われているENTRYってどんだけ……) 。撮影距離は遠距離が3m〜∞、近接距離は60cm〜3mとなっている。何度か撮ってみたところ、遠距離の場合15〜25m辺りで一番ピントが合う感じにり、その前後は結構ボケる。近接距離も1〜1.5m辺りピントが一番合い易い。つまりはパンフォーカスと言いつ、実際はピント位置がある程度設定されてかつ絞りが緩いでパンフォーカスになっておら (と言うか、幾ら焦点距離が短いとは言えF2.8開放で固定されているんだから、被写界深度が浅くて当然) 、ジャスピン位置以外はただのピンボケになっているのでは?と思う。尚、光量が少しでも足りないと物凄くシャッターピードを遅くして来る為、筐体が小さい事もあり手振れせ易い。なので、余計とピンボケ写真を量産し易いと思。撮った画像はハッキリ言って有効130万画素のメガピセル級画質にはえず、解像度だけなら有効33万画素かないMavicaの方が断然良い。と言うか、有効33画素のカメラ付携帯電話級な写り (KYOCERA A5305Kの作例と比べてみて下さいませ) 。更にはデジカメなのを確認する液晶を持たないので、銀塩カメラの様に撮ってぐ画像を確認出来ない仕様。通常、撮った画像はPCに取り込むまでどうなっているか分からい。パララックスも大きい故、思った様な構図で撮るには構慣れが要る (当機は被写体の左斜め上40度方向へ少しずらした辺りが実際に写る) 。私はその場で直ぐに画像認出来る様SDカードに画像を保存し、それを別のコンデに入れて画面に画像を表示させている。尚、手持ちのデジメCASIO、KONICA MINOLTA (含むMINOLTA) 、YASHICA、Uniden、KYOCERA、HITACHIでは画像表示が出来ず、Panasonicは何とか表示が出来るものの、サムネイル表示言う文字が出て像しか出ない。他のSDカードが使えるコンデジは普通に示出来た。メーカー毎で相性がある様だ。注意点として、CanonやNikonなど表示出来るメーカーでも画像を表示させた際、SDカード内へ自己メーカー専用ダなどを勝手に作成してしまう物もある (SDカード内をPCで見ると、フォルダを複数作っているメーカー) 。手持ちコンデジと、KodakかKenko辺りで画像表示させるのが一番都良い。また現、当機に使っているのはSDカードアダプターを介してKINGMAXのmicroSD 2GBであるが、当初SanDiskのmicroSD 2GBを使用しようとスロットに挿したところエラーが出て使えなかった。SanDiskとは相性が悪い様である (VQ1005ユーザーのレビューではSanDiskのmicroSD 2GBで使用出来たと言う報告もあるが……) 。ちなみに画角は、他のコンデジと撮り比べところ、35mm判換算で50mmの様だ。他に難点として、非常に電池食いである。元々容量が少ない四電池1本で動かしている上、常時内臓メモリに物凄く池を食わせているので電源を切っていても電気を激しく消し、あっと言う間に電池を消耗させる様だ。その為、三代のENTRYと五代目のR2は内臓メリを取っ払って、電池の持ちを良くした仕様にしてある。機は初代の忠実な復刻版の為内臓メモリを装備していて、っかり電池を食う仕様のまま。基本電池は抜ておき、使用のちょっと前に入れる様にした方が電池の持は良い。面倒だが1時間以内に電源を入れる予定が無い時電池を抜く様に使用した場合、1度の充電で200枚強の影が出来る。ちなみに、ヘビーユーザーは電池室を改造し源を切った時に電池を使わせない様にている方も居る。変わった特徴としては、作成される画像1280×1024と言うアスペクト比5:4のSXGAイズな点。デジカメに多いアスペクト比はコンデジと4:3、一眼では3:2。よって、他のデジカメの画像一緒に表示した場合、サイズが合わないので注意が必要と (縦が少し長い) 。兎に角このデジカメは、トイデジ (おもちゃ) だから簡単に使えると侮らない方が良い。でないと、思う様に扱えずに痛い目を見ると思う。 (カメラの画像は前面をKenko DSC 725Z、裏面をOLYMPUS μ-5000で撮影)
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No.22 Kenko DSC 725Z
     有効707万画素 1/2.5型 CCD 発売時期2007年11月

 
カメラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。Kenkoと言うと、直ぐに思い出すの望遠鏡。あとは、一眼カメラのレンズフィルターと言えばこのメーカーかな?当ホーページではミニ三脚で、以前からとてもお世話になっているメーカーでもある。2011年にレンズメーカーのトキナーを合併吸収し、(株)ケンコー・トキナーとなった。Kenkoは意外と古くから (銀塩カメラの時代から) カメラの販売もしているが、安かろう・悪かろうと捉えられがちで人気はあまりなく、高級機のラインナップもあるが基本はとても安い最底辺機が多い。2007年リリースのデッドストック新品を2015年に760円で手に入れた、当機の事を調べようとしてもほとんどデータが出て来なかった。Kenkoホームページを見ても既にデータは削除されて無く、価格.comに商品ページあるもののスペック情報は誤りだらけ。仕方ないので、カメラの詳細情報は機の箱に印刷されたスペックデータを画像にしてUPした。多分現在、世界で唯マトモなDSC 725Zの詳細情報であろう。そして当然インプレやレビューもほぼ無く、 意外と謎なコンデジである。しかし、数少ないレビューではとても高評価UDC-5Mと同じく安かろう・悪かうで買ってみたら結構使えて、思った以いと感じる人が多いのかもしれない。安物デジカメ故にトイデジ扱いだったり、使ってもいないのに低い評価をされたしがちなのだが、多彩なシーンモードを備え簡単にそこそこの写真が撮れるな、使い勝手は良いと思う。見た感じやDSCと言う型式からSANYO製に思えるかもしれないが、実は台湾のaltek (華晶科技股份有限公司) と言うメーカーによるOEM供給品。ちなみにYASHICA EZ F824は搭載している撮像素子が93万画素多いだけで (有効800万画素) 、筐体は全く一緒な異父姉妹機である。発色はヴィヴィッド系で、チョイ彩度が高め。UDC-5Mもそうだが、彩度が少し高めで鮮やかな方が受けし易いからそう言うチューニングなのだと思う。概ね不可の無い万能機であるものの、マクロがちょっと弱い。広角で最短15cmまでしか寄れないため、花弁の小さな花などをアップで撮るのは苦手であ(カメラの画像は前面をKYOCERA Finecam M410R、裏面をSANYO Xacti DSC-E6で撮影)
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No.23 KYOCERA Finecam M410R
     有効400万画素 1/2.7型 インターレースCCD 発売時期2004年3月

 
カメラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。KYOCERA機は以前からずっと狙っいたが、中々安くてマトモな個体が出て来なかった。メーカーがデジカメから撤退して既に日が長い上 (2005年撤退) 、YASHICAから受け継いだCONTAXブランドのレンズを搭載した機体や独特なスイバル式シリーズがあったりして人気が高く、中古市場は比較的高。その上、リコール機を大量に出しているので、中古で外観美品でもハズレ機がいのもあって中々手に入れ難いのだ。Finecamでも人気の高いスイバル式最初から諦めてそれ以外で出物を探していたのだが、逆にそれ以外だと人気が落て出物が少ない上、出て来てもジャンク品ばかり。そんな中やっと見付けたのが機だった。M410Rはコンデジでもネオ一眼と呼ばれるカテゴリーに入る物。レンズ交換出来ないが高倍率ズームを積んでいて、当時のコンデジよりも大きくて見た目が眼レデジカメの様なコンデジ。同年代リリースでライバルとなるネオ一眼には、同じ効400万画素のKONICA MINOLTA DiMAGE Z2などがある。ライバル機が沈胴式レンズであるのに対して当機は沈胴式ではない一眼レフカメ様な固定ズーム鏡胴の為ガタイがでかく、コンデジなのに持ち運びが不便。ま、他の有効400万画素機は撮像素子が1/2.5型又は1/1.8型なのに対て当機は1/2.7型と小さい故、画質がライバル機に劣るなどと言われて不人機種だった様だ。一応姉妹機に沈胴式鏡胴を持つのでその分コンパクトになるM400Rがあるものの、電源ONからズーム鏡胴が伸びて撮影可能になるまでがくて不評だった為そちらも不人気機種。ガタイの大小を取るか起動の早さを取る、どちらを選んでも痛し痒しだったらしい。お蔭で安く手に入れられたと言う事ある。撮影はネオ一眼らしくファインダーを覗きながら撮るスタイル。手持ちコデジで似た様な形のP5100とは違当機は一眼。二眼のP5100はファイダーで撮影するとパララックスに注意する必要ありだが、当機のファインダーはEVF。背面液晶の小型版が付いているだけなので構図は見たままで撮影出来る、背面液晶が11万画素に対してEVFは30万画素もあってこっちの方が綺麗見える。搭載されているRTUNEと言う画像処理エンジンはNuCORE Technologyのイメージプロセッサ「CleanCapture」をベースにKYOCERAが開発した物で、高速連射と高画質で当時高い評価を受けいた様だが、高速連射は良いとして高画質は撮像素子の小ささで余り活かされてない様な気がする。元々RTUNEは撮像素子が1/1.8型で素子の大きさに余裕のあるFinecam S5Rと、筐体やレンズが小さい為画質向上が苦しいFinecam SL300の為に生まれたエンジン。SL300は当機と同じ撮像素子1/2.7型だけど、前記の理由で画質を補う分では有効なエンジンだった。本来ンデジよりも高級機であるネオ一眼のM410Rや姉妹機M400Rは価格が高くて当然なところ、コストの高い撮像素子を小型な物にして価格を抑える事でライバル機よりも販売数を稼ごうとたんだろう。だけどユーザーは当然、当機に他のネオ一眼と同等な画質を求めて来る。折角の大素子を積める大き目なボディーや大型で精度の良いレンズ、優秀な画像処理エンンと言う3セットを小さな素子では生かし切れず、結果的に載せる撮像素のサイズを間違えたねと感じる。S5Rと同じ1/1.8にしておけば、もっと人気があったろうにと思う。カメラ事業撤退間近の最後発品だが (KYOCERA最後のデジカメはCONTAX i4R/U4Rだが、KYOCERAブランドの最後はFinecam M400R/M410RとSL400R) 、販売数を稼いで赤字を減らす事ばかり考え過ぎ、顧客の好みや製品性能をしっかり顧みられなかったのかもしれない。発色は薄めで緑色に元気が無、山などの景色を撮るとちょっと寂しい感じになる。CASIOも緑はとても似様な色をするが空の青みは強く出るし、全体的に彩度がもっと高めなのでまだマシ。た、全体的に薄目なOLYMPUSよりKYOCERAの彩度はもっと低めなので、画像が寂しい上にい感じもする超寒色系発色にる。折角一般的なコンデジよりも口径がきくて明るめなF2.8〜F3.1のレンズを積んでるのに、それが裏目に出てしまっていると言うか彩度がないのに変に明るい画作りをして来る為、色が薄く感じるのかもしれな。フルートモードは画質調整が利かない仕様なのでEXT.モード (エクステンションモードと読み、プログラムオート・シャッター優先・絞り優先ードが使える) で彩度を上げ、更に露出補正やホワイトランなども積極的に変えないと、しっかり色を乗せる事は難しい。レンズ性能は十分モードでもシャープでカリッとした表現をして来る分、ホント発色がもちょっ鮮やかであれば言う事なかったのにと思う。但し、記憶色系ではなく自然な発色好む人にとって、この系統の発色は逆に好感を持たれるかもしれない事を申し添ておく。実際、KYOCERAの発色が良いと言う熱烈なファンが多く居るのも実だから。マクロ性能は意外に良く、カタログスペック上では10cmからと なっいるが、実際の所4cm級以上の実力を持つ (次々ページのマクロ性能比較) 。よって、マクロが10cmからの手持ちデジカメの中で、現在の所当機は断トツ最強である。尚、当機種の場合ボディー番号がDMB07000〜DMB32000については、電源をONしたまま連続10分上作動させた時、液晶画面が紫色に変色し、レリーズするとハングアップしたりると言う症状が出る為リコール対象となっている。自分はリスクを避ける為、対番号以外のボディー番号である事を確認した後 (当機はDNB38***) 、中古購入している。また、当機はSONY製CCD不良によるリコール対象機である。当初KYOCERAの対象機はFinecam S5R、S5、S3L、CONTAX TVS DIGITALとアナウンスされていた。この騒動は2005年の10月に発覚し、2006年10月にCanonが追加機種を発表したのが最後だと思われてり、まとめサイトでも9社87製品となっている。しかし、当機は更にその後2007年2月に発覚し、リコール対象機に追加された。騒動が落ち着き暫くからの発表であった為、意外と知られていない。よって、リコール修理されてい個体はほぼないと思った方が良く、現在症状の出ていない個体は夏場の高温多湿状態で使用した場合症状を誘発す恐れがあり、使用の際に注意を要する。 (カメラの画像は前面をTOSHIBA Allegretto M81 PDR-M81、裏面をGE A1455で撮影)
 KYOCERA Finecam M410Rによる作例はこちら
 KYOCERAのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://www.interq.or.jp/sun/tkp/digitalcamera5/KYOCERA%20Finecam%20M410R.html
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No.24 HITACHI I.mega HDC-509
     有効500万画素 1/2.5型 CMOS 発売時期2007年12月

 
メラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。HITACHIのデジカメは国内メーカーのデジカメを集めるに辺り、とてつもなく使えないダメダメな製品がほとん (マトモな機種も一部ある事はあるが、それらはCCD搭載機のみ) である事は事前に調べて知っていた。詳しくはHITACHIのデジカメをこよなく愛す方が作成したとても内容の濃い考察ホームページがあるので、そちらを索して見てみてほしい。HITACHIのデジカメにスポットを当てたホームージはとても珍しい為、直ぐに見付かると思う。そんなデジカメなのだが、例えメな物だと分かっていても、それでも敢えて集めるのがコレクターの性。安くて度が良ければと思っていたところ新品同様の物を見付け、500円で購入した。察ホームページではダメ一族に分類されるHDC-509だが、ホントその名に応しい出来栄えをしている。東芝と同じく家電から原発まで扱い、それどころか船や物流、建築と幅広い事業を抱える、国内でも有数の大企業。そのHITACHIブランドを引っ提げているにも拘らず、カメラの性能はトイデジ以なのです。売っているショップは「あのHITACHIのデジカメが一万円以下!」とお得感を煽り、当機のカタログには「鮮やかな美しさ、しなやかなスマーボディ。」とHITACHI自身が性能の良さをアピールしています。それに釣れて買ったと言う人は大勢いたでしょうが、その方々の満足度は果たして……1%でもあるのか?それくらい考えてしまう程のダメっぷりです。筐体のデザイDiMAGE X50からファインダーを取っ払った感じで、見た目は悪くないのだけど……。元々安かろう、悪かろうと思いつつ買ったUDC-5MDSC 725Z辺りが使ってみたら中々良かった場合と実力以上の好評価になるかもだが、信頼感のあるブランドに裏切られると評価はダダ下がりになるだろう。HITACHIのデジカメ担当者は同様なダメデジカメを出し続け、HITACHIユーザー全体から見たらごく一部かもしれないが、よくもまぁブラド評価を長年に渡って落とし捲られたものだとある意味感心する。人によってはI.megaの場合冷蔵庫やエアコンを作っている日立製作所製ではなく、グルー子会社である日立リビングサプラが海外 (中国) OEMメーカーで作らせている物だからと擁護する発言もネット上では少数あるが、筐体にはデカデカとHITACHIの文字、カタログにはHITACHI Inspire the nextと入っていれば (カメラの詳細参照) それは紛れもなくHITACHIの製品。製作所だろうがリビングサプライだろうが、HITACHIには販売責任がある筈である。撮素子はEZ F521とほぼ同じ有効500万画素の2.5型 CMOSなのだが、画質は天と地ほど違う。ハッキリ言って、有効324万画素のRR30や、有効320万画素のDiMAGE Xtよりも低いと言わざるを得ないだろう (次々ページの解像度比較@Aを参照) 。一番の原因はレンズだと思う。カタログスペックでは非球面レンズ2枚を含む4群4枚のレンズとなっているのだが、多分全てプラスチックレンズで、ガラスンズは使われていないのかもしれない。固定焦点でこれだけピントが緩いと、原はその辺りだろう。撮った画像は薄ら曇っていると言うか、霧の中にでもる様な解像度であり、ガラス混合ならもう少しシャープに写ると思う。ハッキリ言って、折角の500万画素撮像素子が台無しになってい。って言うか、フルプラスチックレンズのVQ1015 Classicよりもシャープさが無い気がする。コストダウンの弊害だとしても、どれだけ酷いレンズを使っているのかと……。た、撮った画像のExifを確認してみると画像処理エンジン?がとも変な制御をしてい、画質に悪影響を与えていると思われる。手持ちで他の固定焦点カメラは絞りをズの開F値に固定し、シャッタースピードを制御する事で明るさを調整している。つま、一番明るいころを基準に調整しているのだが、当機の場合は絞りをF7.35と暗めで固定、絞優先でシャッタースピードを調整していたりする。なので、レンズの開放F値でF3.2を全く使っておらず、それ故暗めな画しか作れい。こんな中途半端な露出制御しているのは、ネット上にある各種HITACHIデジカメで撮られた画像Exifを確認してみたが、HDC-508X/509のみであった。しかも、カタログスペックではシャッタースピーが最速1/2000秒とっているものの、実際に使っていると夕方の薄暗い所でも1/5000以上にいる事がしばしばあったりする。今までの最速は1/10084秒。暗くなってり前である。一眼レフ並みの爆速であるが故障している訳でない様で、ネット上に公開されている当機の画像Exifを確認すると絞優先、絞り値F7.35、1/5000秒以上の高速シャッターになっているのを多々見掛ける為、元々こう制御なのだろ。まさかとは思うのだが、当機の焦点距離は7.35mmである。レンズ周りにf=7.35と記載されているのだが、当機の開発者のみ実はカメラ専門じゃな、f=7.35を絞り値と違えてシステムを設定したんじゃ……そう勘ぐってしまうくらいおバカな設定にてある。ちなみに当機はパンフォーカス機でオートフォーカス機能はないのに、ャッターボタンを半押しするとまるでオートフォーカスでピントが合焦した時みいにピピッと音が鳴り、画面中央に[ ]←の様なマークが出る。カメラのシステムを知らない人がそれまでのHITACHIデジカメを参考に見様見真似で開発したか、それとも絞り値やピントはャレで確信犯的にやっているのかとマジで疑。そして、暗め上にカラーの発色も悪く、基本的には薄くて寒い感じのする画柄となる。つま、暗、寒い、ボケていると三拍子揃った画質である。少しでも画像の見栄えを良くしうとマニュアルホワイトバランスにすると、発色が大きく崩れる元になり質が悪い。実のところ、一番マトモな発色になるのはオートホワイトバランだったりするが、基本どのホワイトバランスにしても青から紫が強く出過ぎる寒向あり。特にマニュアルホワイトバランスではそれが顕著となるので、夕焼けを撮る時トワイライト系の発色を狙う他にはあまり向かない。基本使用は、オートホワイバランスを推奨する。尚、とても天気が良くて明るい場所なら通常と比べ、見違える程良い発色をする。前記の様に暗い、寒い、ボケているなのだが、それに負けない光量を撮像素子与えてやると一気に彩度が上がって発色も良くなり、取敢えず暗いとボケているが結構減る様だ。まぁ、万年赤点だったのが、赤点を何とか抜け出し程度の改善だが……取敢えず只のデータだった物が写真らしくにはなる。参考までに自分の経験上、光量をしっかり確保出来る状況で、元々暗めな制御をるカメラだが、そこを敢えて更に露出補正-0.3にすると寒色に合うスキっとた清涼感が出て、当機としては良い塩梅の発色になる事が多い。露出補正無しだと少し発色が物足りない感じになり、-0.7上にすると暗くなり過ぎてしまうのだ。操作についても、ボタンの割り当てにャッターまで使っていてメニュー択がとても分かり難く、画像一つ削除するにも面倒と言うホントにあらゆる所ダメ一族らしいカメラ。マニュアルホワイトバランスを使ってトイデジの様にワと色を転ばせて遊べなくもないが、ィヴィッドな派手さが出る訳でもなく、面白味はないと思う。強いて言えば、白で使うのが一番無難な使い方ではないだろうか。取敢えず、最低限使メラが欲しい方はパスした方が良い銘柄として覚えておいて下さい。HITACHIのデジカメは、趣味的変人でないと利用価値がありません。 (カメラの画像は前面をRICOH Caplio RR30、裏面をKYOCERA Finecam M410Rで撮影)
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 カメラの詳細はこちら http://www.hitachi-ls.co.jp/pdf/hdc_509/catalog.pdf
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No.25 Kodak EasyShare LS755
     
有効509万画素 1/2.5型 CCD 発売時期2004年10月

 KodakのコンデジはV1003を既に持っているのだが、所有欲と知識欲を満たす為、前々から安くて程度の良
物があればと狙っていたカメラだった。所有欲とは、当機搭載されているレンズである。カメラのレンズにはホント々なメーカーがあるのだが、有名処とえばドイツのCarl ZeissやLEICA。これらは国産コンデジにも搭載されているので (Carl ZeissはKYOCERAやSONY、LEICAはPanasonic) 、結構なじみもあるだろう。だが、ドイツのレンズでもう一つ有名処がある。それがSchneider - KREUZNACH。自分はコンデジを集めているのだが、Schneider - KREUZNACHのレンズを搭載しているコンデジは国産機にはなく、Kodak製か韓国のSAMSUNG製に限られている。個人的にSAMSUNGのカラは全く興味がないからKodak製で探していたのと、持ちのKodak製カメラであるV1003はRETINAR銘のレンズな事もありSchneider - KREUZNACH銘を搭載した当機に対してとても食指が動かされたのだ。撮影してみると、ちょっと独特な写り。カッチリ写るNIKKORやCanonレズとは違った硬を感じ、画がドシッと重い気がする。有効500万画素級デジカメとして見れば明らかに解像度は高く (次々ページの解像度比較@A参照) 、自分としては1クラス上の700〜800万画素級な写りではないかと感じる。逆に、このレンズで500万画素級なのが大変惜しい。V1003並に1000万画素あれば、もっとレンズの実力を発揮出来ただうに…。結局Schneider - KREUZNACHを搭載する有効1200万画素のZ990を手に入れてしまう事になるのだが、それはまた後の知識欲は、通称「コックブルー」についてである。巷では、デジカメの中でコックブルーを発色るのはKodak製CCDを搭載した物に限られると言わている。その為、Kodak機以外ではKodak製CCD搭載のOLYMPUS機ならコダックルーが出るとマニアの間で評判だ。ならば当然、当機はKodak製CCD搭載機なのだからコダックブルーが出るに思うのだが、どのレビューを見ても当に限ってはコダックブルーにならない失敗作と言われていのだ。何故そうなったのか?と、本当に出せないのか検証てみたかったと言うのもあった。V1003の項にも書いた様に、KodakのEasyShareシリーズは旧Chinonだった部署が発している (そもそもChinonは、Kodak傘下に入る前から既にKodakへデジカメをOEM供給していて、Kodak初のコンデジDC40もChinon製った) 。これは日本で売れている分だけではなく、世界で販売されているKodak製デジカメ全てが日本Kodakの開発になってたもので、2004年に日本再参入した際、日本Kodakの小島佑社長がそうべているから間違いない。その後Kodakは2006年旧Chinonだったコダック・デジタル・プロダクト・ンターをシンガポールのFlextronicsへ売却しが、デジカメの開発は引き続き名称の変わったフレクトロクス・デジタル・デザインが手掛けていたので、製造工場日本から中国又はベトナムになってしまったものの、ここまでは一連のKodak製CCDとって良だろう。実際、クトロニクス・デジタル・デザインになってからのV1003はMade in Chinaになっているが、コダックブルーを出せている。尚、2012年に経営破綻した際、デジカメの自主開発を中止。事業再開後はGEからのOEM供給となっており、CCDを含めデジカメは全く別物になってしまっている。当は2004年発売であり、コダック・デジル・プロダクト・センターによる製造で、コダックブルー出ると特に有名なDC4800と同じくMade in JAPANである。普通に考えれば、Kodak製CCDでコダックブルーが出るのなら、当機もコダックブルーを出せない筈はないのだ。で、実際の所どうか言うと、普通に撮影した場合はコダックブルーが出ない。準設定のオートで撮って出しの場合、彩度や発色の濃さが不足していて、強いて言えばOLYMPUSに近い発色になる。よくよく調べるとLS755OLYMPUSの元役員だった小島社長が開発総責任者でもり、「他の世界戦略モデルとは違うアルゴリズムにより、本のユーザーの志向に合わせた鮮やかなチューニングをしいる」とThis is the LS755 Styleで述べていたのだ。多分、LS755の画像処理エンジンはOLYMPUS機に近いチューニングがしてあるのだと思う。逆にOLYMPUSのKodak製CCD搭載機は、わざとKodak風チューニグをして、テイストを出しているのではないかと思う。KodakはLS755でOLYMPUSが進めていたxDクチャーカードを採用するなど、OLYMPUS役員った社長の伝手で結構相互協力関係の元に作られたんじゃいのかと思えるのだ。でも、ユーザーがKodakに求めいたものは日本風テイストではなくてKodakらしさでり、結局次世代機で発色は元に戻している。まぁ、コダッブルーに拘らなければ、発色自体は日本人が考えた日本人好むであろうチューニングなのだし悪くはないと思う。だがしかし、当機は奥底にKodakらしさを隠し持っていた。カスムモード (マニュアルモードに当たるモード) を駆使すれば若干彩度は足りないものの、V1003のコダックブルーにとても近いコバルトブルーを出す事も出来る (作例集参照) 。自分としては、この青空ならコダックブルーの範疇と言っても良いのではないかと思うがどうだろうか?あと、当機は操作に関しても過のレビューで散々に叩かれている。しかし、自分の場合V1003でジョイスティックに慣れているため、他の人言う程不便には感じなかった。V1003の方が後進であ、形状 (LS755が角形でV1003は丸型) や設置場所 (LS755左側でV1003は右側) は格段に良くなっているが、最初は兎も角として使っていれば早々に慣れるレベルに感じる。左手操作をするカメラが他に見当たらないので今までにデジカメを使っていた人程最初は特に遣り難いと感じるだけで、初めてジカメを触る人ならば多分苦痛にはならないレベル。難点して、当機はDiMAGE X1と同じくISOの上限が200までと低く高感度性能が低い上、DiMAGE X1と違って手振れ補正機能もないし、三脚穴もない。暗所がとても苦手な癖に、何故かシーンモードには夜景と夜景ポートレートが存在する。取扱説明書では「安定した平らな場所にカメラを置いて手振れを防いでくさい」と記載されているが、三脚が使えないと思った様に図も取れなくて厳しい。他にキャンドルイトモードも暗所用だが、これらのシーンモード撮影時にブレさせない様工夫が必要である。 (カメラの画像は前面をRICOH Caplio GX、裏面をKONICA MINOLTA DiMAGE X1で撮影)
 Kodak EasyShare LS755による作例はこちら
 Kodakのホームページはこちら
※左記のリンクは日本Kodakのものであり、米Kodakのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/ls755/open/opening755.shtml
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No.26 RICOH Caplio GX
     
有効513万画素 1/1.8型 CCD 発売時期2004年5月

 RICOHのコンデジはRR30を持っているのだが、このカメラは残念な事に中古購入時からSDカードスロット
故障していた。その為内臓メモリにしか撮影した画像を保できなかったのだが、このカメラの最高画質は2048×1536で圧縮率ファインだと僅か4枚か撮る事が出来ない。現在RR30はこの内臓メモリを有に使う為、撮影モードを1280×960の圧縮率ノーマで14枚撮影可能な状態にしている。 そもそも今となっては低解像度な有効324万画素を、更に130万画素級に落として使っている訳で。RR30はSDカードが使えないと現在のWindpws 7 PCでは画像データの吸い出しが色々面倒だし、使う本人も撮影枚数や画質でストレスが掛かっており、これに代わる他のRICOH機を狙っていた。RR30項にも書いたが、RICOHで状態の良いコンデジは中々く出て来ない。しかも自分自身、RR30自体はSDカースロットが問題なければマクロだけな手持ちデジカメの中では最強だし、発色も自分好みでとて気に入っている。買い替えにしても出来れば同じ物か、似様な種類で更新しようと考えていた。んな中、RR30の後継機であるRXの上位モデルで程度良さげなGXを見付け、1,850円で購入する事が出来。ちなみに、このシルバーモデルはリリースから2ヶ月後 の7月から追加された物で、価格は据え置きながら5,000台限定だった。尚、RR30はGX購入に伴いジャンク品として売り払予定でいたのだが、何故かGXを購入した日にSDカードロットが自然復活した為、現在も使用中である。RXはRR30から2年経った後に発売さたモデルにも拘らず、CCDは同じ1/2.7型で有効324万画素だった。レリーズタイムラグの短縮やボディー小型化、液晶の大型化など進化はしているのの、この時期は各メーカーが半年毎くらいで画素数を増して行ったデジカメの高画素数戦争戦国時代だったので、2年もの間CCDを据え置かれたのはある意凄かったと思う。GXの前モデル、前々モデルのG4、G3もRR30と同じCCDを積んでいたが、このGXからGシーズは一気に高級路線化している。レンズングやホットシューを設け、オプションでレンズフードやイド / テレコンバージョンレンズ、外部フラッシュ、外部ファインダーなどを装着出来る様になった。画質面でもCCDが有効513万画素1/1.8型と、大型な撮素子変更された。使い勝手は良好で、RR30とメインメニューに入らなければ調整出来なかった露出補やWB、ISOなどをADJボタンでも呼び出せる様にった為、素早く変更可能になった点は特に良い。難は、SDカードへの書き込みが非常に遅い事。体感的に、今まで手持ちカメラで一番書き込みが遅かったMVC-FD71よりも更に遅いと感じた。RR30SDカードが使える様になってから分かったのだが書き込み速度はとても遅く、この辺りは進化していないの。ちなみに、SDカードはRR30、GX共にSanDiskのmicroSDカード2GBで、アダプーを介して使用している。試しに書き込み時間をストップォッチで測った所、RR30は10秒前後、GXは倍の20秒前後掛かっていた (両機共に最大画素数の画質ファインで撮影) 。書き込みスピードは一緒で、書きみ時間は画素数に比例して長くなった感じがする。FDにき込むMVC-FD71ですら5〜7秒なので、相当遅い言わざるを得ない。両機共に連続でシャッターを切っていると書き込み速度が追いつず、途中でシャッターを切れなくなってしまう事があるので (バッファメモリが2枚分しかないのか、3枚目でシャッターが切れなくなる) 、連写時には注意が必要。起動やレリーズは早いのに書きみが激遅、とてもチグハグな感じだ。尚、価格.comのレビューによると、転送速度の速いSDカードを使用すればそこそこき込み速度は速くなるらしい (余りの遅さに辟易し、SDカードをPanasonicの2GB CLASS6に変更したところ、書き込みスピードが平均で6秒台になった) 。他には、日陰部分を始め、夜間の暗い部分がとてもノイーであり、PCで見る分のサイズなら良いが、実寸で画像見ると結構荒い画作りをしている (次々ページの解像度比較@A参照) 。これについて、当機のISO感度は最低ISO64なのに、ISOオートの場合最がISO125と言う設定になっているからなのではないと思う。RR30もISOオートは最低ISO125のだが (ちなみに、RR30はISO感度固定はISO200からしかなく、オートのISO125が最低値) 、実寸で見た際における画像のザラつきはISO125同士の場合RR30よりもGXの方が酷い。RICOHは当時、レリーズタイムラグ世界最速を旨として いて、RR30は0.22秒、当機は0.12秒にまで上げられた。ISOを上げるとその分手振れし難くなるので、画質劣化よりも手振れで写真自体がボツに なるのを少しでも防ぎたかったのだろうと考える。画質を優先する場合はISO感度をISO64か、ISO100で固定してしまった方が良い。その分手振れし 易くなるのでご注意を。あと、これはあ意味正しいのかもしれないが、マクロが1cmからである。意外とマクロがカタログスペック上では1cmからとなっていて、それ以上に寄れてしまう機種が多々あったりする。RR30の場合、実際は1cmよりもっと手前であっても安してピトが合う程超強力なのだが、GXは何度も試してみたほぼほぼ1cmでしかピントが合わない。現在、カタログスペックでマロ1cmからを標榜している手持ちデジカメの中では下位に甘んじており (次々ページのマクロ性能比較) 、スペック上では3cm級のμ-5000等である。これは多分、RR30は35mm判換算で角端が35mmなのに対し、当機は28mm。よって同じ短撮影距離1cmであれば、RR30の方がより望遠レンであるからではないかと推測する。 (カメラの画像は前面をKodak EasyShare LS755、裏面Kenko DSC 725Z影)
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 RICOHのホームページは こちら
 カメラの詳細はこちら http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/dc/caplio/gx/
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No.27 SONY Syber-shot DSC-F505V
     有効262万画素 1/1.8型 インターレーススキャンCCD 発売時期2000
6月

 
メラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。SONYのコンデジはMVC-FD71持っているのだが、有効33万画素しかないMVC-FD71は物が古過ぎて他のカメラと画質などを比べるのが過ぎる。せめてPCの15インチ画面を埋め尽くるだけの画素を持つ、メガピクセル級以上のSONY機がしかった。それと、カメラ好きならばレンズの三大ブランは押さえておきたいと常々思っていた。これまでにLEICAはDMC-FX40で、Schneider - KREUZNACHはLS755にしており、残るCarl ZeissはSONY機で担おうと狙っていた。Carl Zeissは他にKYOCERAのCONTAXブランドを持つデジカメが搭載していたが、CONTAXブランドはとても人気が高く、まともに動く物だととも高価で手が出ない。SONYのSyber-shotなばそこそこ安価で、ずっと手が出し易いと言うのもある。あと、Carl Zeissを積んだSyber-shotは多種あるが、その中でもまるで大の様なレズを持つ特異な様相をしたDSC-F505か、DSC-F707が良いなと探していた。そんな中でDSC-F505Vを、もう1台別のSyber-shotと一緒に500円で手に入れたものである。長い伝を持つSyber-shotシリーズの中でもDSC-F505Vは超初期の製品で、総画素数こ334万画素なのだが、有効262万画素しかない。当のレンズは一世代前の、総画素数211万画素、有効202万画素だったDSC-505K用と同じ物を使っている。3メガピクセル級のCCDを作ったは良い、これを写し切れるだけのレンズを用意出来ず、2メガピセル用レンズのまま新製品を作って見切り発車し感じだ。この当時は技術革新でバンバン画素数が上がってったし、ユーザーも画素数が多い程高性能だろうとそちら流れた為、少しでも高画素のデジカメ早く売ろうと強引にでっち上げちゃったのだろう。それ、この頃はまだユーザーも総画素数と有効画素数の違いがく分かっていない人が多かったので、当は本来2.6メガピクセル級なのに3メガピクセル級とし宣伝されていた。本体左側面には、"3.3 MEGA PIIXELS"の文字がしっかりと入っている。更に、10倍ズーム機を示す"10x"の文字も入っているが、当機は実際のところ光学5倍ズームレンズ。ジタルズームを併用して最大10倍ズームにする事が出来ものの、デジタルズームはどうしても画質が劣化する為、来の性能としては5倍ズームが正しい。SONYは少しで高性能を謳いたかったのだろうが、色々盛った誇大広告性だった。本体の大部分占める大口径レンズを見て、10倍ならばそれも当然と普に思うのだが、逆に実はこんな大口径レンズなのに光学5しかなかったと言方でビックリする。それでもただのSONYレンズと比べれば、やはりCarl Zeissの方が断然良い。PanasonicのLEICAにしても、KodakのSchneider - KREUZNACH、そしてSONYのCarl Zeissと、全てレンズは日本で作られている。ドイツ製じゃないけど箔付けの為ただ単にブランド銘だけ入れましたと言う訳ではなく、ちゃんとそのブランの特を出す様に設計した上で作られ、そのブランドに精査され、最終的に認められたから名乗っているので、人によっては偽物とかなんちゃってレズと言方も居るが、SONYのCarl ZeissはちゃんとCarl Zeissなのです。たま当機と一緒に当機と同じCCDを積み、CCDの画素しっかり使い切れる3メガピクセル用SONYレンズ搭載DSC-P1入れたが、使ってみると有効画素こそ少ないものの、当機方が写りは断然良い。搭載CCDに対する余裕は全くないだけど、普通の5倍ズームレンズと比べれば大きい分アドバンテージは確かにある訳で、高解像度と高コントラト、色再現の良に加え、集光率が良くて明るめなレンズでDSC-P1とべれば違いは歴然だ。2メガピクセル用レンズが頑張って2.6メガピクセルの仕事をしているが、やれる分の仕事はっかりやり遂げている感がある。Syber-shotのFシリーズは搭載しているレンズが上下に動く様られているのだが、DSC-F505Vの場合は140°範囲で動かせる。長いレンズをもつ為、低い位置に咲く花どを撮る際は液晶画面を見易い角度に移動出来るのがりがたい。画素数が少ない為、遠景を撮ると細密さに欠け今一つパッとしないのが玉に瑕だが、近距離撮影ではその画力はまだまだ魅力があると思う。 (カメラの画像は前面をSONY Syber-shot DSC-P1、裏面をPolaroid i535BBで撮影)
 SONY Syber-shot DSC-F505Vによる作例はこちら
 SONYのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200004/00-0426/
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No.28 SONY Syber-shot DSC-P1
     有効324万画素 1/1.8型 インターレーススキャンCCD 発売時期2000
10月

 そもそもはDSC-F505かDSC-F707を探していたのだが、たまたまこのDSC-P1とセットになったDSC-F505V
500円と安かったので、まぁ良いかと買ってしまった。SONYレンズのSyber-shotは特に興味はないのが、DSC-F505Vとは丁度同じCCDを搭載しているし、SONYレンズとCarl Zeissで写りがどう変わるかを検証するには良いかなと思っている。MVC-FD71のレンズは、同社のHandycamと言うビデオカメラ用レンズを流用した物った。元々SONYは家電屋であって、映像機器を扱ってた。ビデオ用のレンズは大きいのはテレビカメラ用から小いのは携帯ビデオ用までと幅広く持っていただが、写真撮影用のカメラレンズと比べるとビデオ用レンの描画力はずっと落ちる。MVC-FD71の場合はまぁ画力云々は置いといて、取敢えず画像を記録として残せらればい程度のカメラだったのでビデオカメラ用レンズでも許れた。それがDSC-P1が世に出て来た頃は、例えデジメであっても最低限使い捨てフィルムカメラ程度の描力が求められる様になっていたので、SONYレンは大丈夫なのか?と言う気がして……。元々Syber-shotシリーズでも初代のDSC-F1〜F3まではMVC-FD71と同じくレンズに"SONY VIDEO LENS"と入っていたのが、DSC-F3以降では初のCarl Zeiss非搭載機である当機のレンズから"VIDEO"の文字が抜け、初めて"SONY LENS"となった。やっとビデオ用レンズの流用から抜け出し、カレンズを自前で用意出来た製品第1号だったのだ。SONYは1996年からCarl Zeissと契約し、カメラ用レンズを作り出したのは1999年発売のDSC-F55K用Carl Zeiss Distagonからである。Carl Zeissのレンズ作りで得たノウハウで自前カメラ用レンズの生産を始めた訳だからそれなりの技術は注ぎ込んだのだろうけど、何せ当機は初のコンパクトポットサイズカメラな訳で。当然今までよりも小さいレンズなければならないし、幅広い購買層を得る為にコストダウも必要。SONY VIDEO LENSよりは良いのだろうが、どこまで描画力が上がったかは気になるところだった。画素数が上がっている分の細密さはあるが、画作りはMVC-FD71よく似ている感じで、彩度が低くくて色乗りも薄い気がす。ほぼ同じ性能のRR30は コントラストが高くてシャキッとしているし、Xtは色乗りが良くてドシッとした印象なのに比べるとどうしても劣る分もあるが、RR30は2002年、Xtは2003年の品であり、RICOHやMINOLTAは元々カメラをっていたメーカーだからそもそもノウハウの蓄積も多い。れよりもずっと先行して発売されていた機では画質的に及ばないのも止む無しか。手持ちデジカメ中でFE-3010に出番の回って来ない機種となりそうだ。 (カメラの画像は前面をSONY Syber-shot DSC-F505V、裏面をKodak EasyShare V1003で撮影)
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 SONYのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200009/00-0912A/
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No.29 Polaroid i535BB
     有効500万画素 1/2.5型 CMOS 発売時期2008年4月

 
メーカーのデジカメとしてPolaroidは候補にっていたものの、本来の狙い目はPolaroidらしく真をプリントアウト出来るインスタントデジカメのTWOった。しかし、よくよく調べてみると、TWOはリチウムオンバッテリーの新品がもう手に入らないみたい。あまりれなかった様で需要がないのか……。仕方がないから銘柄拘らず、そそこ程度の良い個体が出て来たら1台手に入れておこうとっていたところで見付けたのが当機だった。Polaroidのジカメと言うと、世間ではトイデジと認識されている。多メーカーとしては普通のデジカメとして作っているのだろ、廉価機がほとんどな上、性能がチープでトイデジみたい写りをする機種が多くてそうなってしまった様だ。某HP読んだのだが、一部の金持ちが目立つから分かり辛いが、日本人が思うよりアメリカ人は貧困なんだそうだ。NikonやCanonなんて高級品過ぎて、普通ではなかか買えないんだって。あと、日本人みたいな細かい性格はなく大雑把な性格が多いので、操作系もシンプルな物がまれるそうだ。なので、カメラは性能に拘らず、安くて簡に扱える物が売れるのだとか。日本ではその手のカメラだトイデジ扱いされてしまうが、アメリカでは結構ツボを押えた仕様だったりする。当機メーカーから見れば不本意だろうが、トイデジとしてブレクしたa520の後継機としてトイデジ好きから期待されていたみいだが、使ってるととてもまともに写るので至極残念がられたらしい。本でトイデジを作っている訳ではないので、本れが正しい進化なのだけど……。1万円以下の廉価機で撮素子CMOSを使っているのだが、レンズは2段式の3倍ズーレンズを奢っている。結構この手の廉価機はEZ F521I.mega HDC-509みたいな単焦点レンズ + デジタズームが一般的な為、光学式3倍ズームが付いているだけも画質に対する気合を感じる。実際写してみると、クッキハッキリな写りで、安いCMOS機と言う感じはない。a520などはホワイトバランスの制御が悪くて変な発色を出すので余計にトイデジテイストを醸していたが、当機のホワイトランスはごく普通に機能している。マニュアルでホワイトランスを設定した際に晴モードだと黄色をきつく出す事もあるが、オートモードはぼほぼ外さないと言って良いだろう。発色は、良く言えば濃く鮮やか。悪く言うと、脂ぎってテッカテカな感じ。Kodakよりも色味はケバく、如何にも米国人好みな味付と言った感じがする。撮影機能は充していて、UDC-5Mじく安かろう悪かろうを覆すカメラだと思う。Polaroidだからトイデジと言った先入は持たない方が良い。CCD機と比べれば当然粗もある、CMOS機として見れば相当出来が良い方。それこそ、I.mega HDC-509と比べたら超々高性能機だ。難点は再生ードの操作性。大のカメラは通常再生モードボタンがあり、それを押して再、もう一度ボタを押すかシャッターボタンを押す事で撮影状態に復帰す。ところが当機の場合再生モードボタンはあるのだが、再モードからの復帰は撮影・動モードの切り替えボタンを押す事でしか復帰出来ないの。ユーーガイドにその操作方法が記載されておらず、初めて使っ際にどうやって復帰するのか分からず焦った。撮影・動画モードの切り替えボタンの場所もちょっと押しい位置にあり、再生モードからの復帰時はちょっと面倒で。尚、Polaroidはメーカー的に色々複雑だ。アメの本社は2008年に経営破綻。日本法人の日本ポラロイは独立して株式会社フロントランナーになるも、破綻したPolaroidがSummit Grobal Groupに買収され日本法人のサミット・グローバル・ジャパン (代表取締役社長は元日本Kodak代表取締役社長の小島佑介氏) が出来た事でPolaroidの取り扱いを中止。2012年からテックウインド株式会社が代理店となってPolaroidの取り扱いを開始したが2015年12月で撤退。サミット・グローバル・ジャパンも2015年春以降沈黙ており、会社は休眠?撤退?した模様。よって現在、Polaroidのデジカメは日本国内で全くサポート受けられず、正規ルートで修理や消耗品の購入は全く出来くなってい状態である。2015年現在Polaroidの日本正規理店はクロスリンクマーケティング株式会社であるが、こ会社はsmart device製品 (スマートフォンとアクションカメラ (小型ビデオカメラの事)) の取り扱いのみ。Polaroidのデジカメをこれから入手・維持していく際はご注意を。但し、米Polaroidは現在もSummit Grobal Groupの運営により健在である。 (カメラの画像は前面をPolaroid t743、裏面をSONY Syber-shot DSC-F505Vで撮影)
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 Polaroidoのホームページはこちら ※左記のリンクは日本ポラロイドのものであり、現在放置されている。米
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 カメラの詳細はこちら http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/04/04/8260.html
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No.30 Polaroid t743
      有効700万画素 1/2.5型 CCD 発売時期2007年11月

 つい最近同じPolaroidのデジカメであるi535BBを入手したばかりなのに、またPolaroidのデ
カメを入手してしまった……。1円でオークションに出さていた物だが、バッテリーが逝っている為ジャンク扱いったので誰も手を出さなかったのだ。通常、国産のデジカであれば、バッテリーの経たり程度で敬遠される事はまずい。結構古いデジカメであっても、ほぼ未だ新品の互換ッテリーが手に入れられるからだ。しかし、それがPolaroidには通じない。実際Polaroid用のチウムイオンバッテリーは特殊な物が多く、他のデジカメ採用しているバッテリーと互換性の無い物が多い。よく売ているデジカメで、尚且つ他のデジカメのバッテリーと互性があればサードパーティー製のバッテリーが出回るの、例えそのカメラ自体が廃盤製品になっても結構バッテーだけは手に入ったりするもの。それがPolaroid場合、廃盤製品のバッテリーはほとんど手に入らない状態ったりする。それで本当は欲しいTWOが安くオークショに出て来ても、バッテリーがダメだと分かれば全く使えな物な訳だから入札しない。バッテリーが例え生きている物でも分年数的にもそろそろ逝く頃なので、本TWOは余程状態の良い物でなければ手を出し辛い機種ったりする。また、Polaroidのデジカメ自体出回っている数が少ないの情報も少なく、例え互換品があったとしてもその互換品の品名が分からないと調べようもない。実際、t743の互バッテリーで検索しても出て来ないのが実情。その為、ッテリーが逝っている事が分かっていた当機には、デジカ通であればそれが分かっているので誰も入札しなかったのろう。自分は唯一バッテリー品番を記載している海外サイを執念で見付け、そこから互換品を探し当てていたので終3分前に入札。見事、1円で落札出来たのだ。手に入れたらと言う訳ではないが、当機のバッテリーについて記載しおく。当機は調べたところRollei RCP-7430XWと姉妹機の様で、容姿は瓜二つ。当然同じバッテリーが使え、バッテリー品番は双方共にDS8330である。この品番は調べてくと海外仕様機のSANYO VPC-E1000や同じく海外仕様機のHITACHI HDC-831Eなどと一緒だった。どうやら当機を含め、これらのデジカメは全てSANYOのOEM製品らしい。流石は一時、デジカメ生産量世界一を誇っデジカメ界の、縁の下の力持ち!で、SANYOやHITACHI用バッテリーは日本のロワジャパンで互換品作っており、未だ安価で手に入るのだ。尚、ロワジャパン対応機種一覧にt743はない。自分のt743ではトレードインでバッテリーをメラ本体に挿入、挿入したままでの充電、使用と問題なく来ているが、一応使う際は自己責任と言う事で宜しく。し当機のバッテリーを探している方が居れば参考にして下いませ。ちなみに、i535BBもRolleiにCompactline 55と言う姉妹機があり、基本PolaroidとRolleiは (他にAGFAPHOTOも) ブランドが違うだけで大半のラインナップが同じカメラだったりする (メーカーだけのオリジナル機もあるが少ない) 。と言う訳で、1円でカメラを手に入れ、800円別途バッテリーを用意して、稼働状態に出来たのである。価格で、そこそこ高性能機を手に入れられそうだと言うの手を出した理由だ。ちなみに、当機のバッテリーが良好ったなら、落金額は1,500〜1,800円くらいにはなっただろ。Polaroidのデジカメは日本じゃトイデジ扱いな、評価が低くてあまり高額設定だと引手がない。それがも、ブランド違いのRolleiだったなら、本でよく出回っている500万画素タイプが相場5,000〜6,000なので、7,000〜8,000円くらいになるかもしれい。例え中身は同じカメラでも、ブランドがちょっと違うけで価値は随分と変わる。Polaroidのカメラはi535BBの項でも述べたが、基本的には低価格で簡単撮を旨とする製品である。その中でもtシリーズは高機能路で、且つ使い勝手の良い設計がされている。特に良いのはFUNCボタンでISO感度とカラー、画質、画像サイズ変が一発で呼び出せる事。コンデジの場合、色々な変更はメューから入って、色々なボタンを押さないと変更出来ないが多い。これらの項目だけでもダイレクトに呼び出せて、ない手順で変更可能なのは低価格系コンデジでは珍しいとう。これでFUNCの設定変更が出来、ホワイトバランス入れられたら最高だったのだが……。ISO感度はカタロスペックによると100〜1600までとなっており、マュアル設定でも最低は100である。しかし、ISOオーの場合、Exif上では明るい場所で最低64まで下がっている。どうしてもISO感度を指定数値に固定したい場合を除ISOオートにした方がより低いISO感度を使えたりするである。発色は鮮やか系i535BBと違って結構地味。と言う、とても普通っぽい。ヴィヴィッドモードにしてもそんな彩度が上がらないのでこってり系にはならず、手持ちデジカメで言うとCASIO近い彩度薄目で色濃い発色である。赤被りや青被り、緑被などトイデジみたいなモードもあるが標準カラーはとても直な為、Polaroid = トイデジのつもりで手に入れるとi535BB以上に普通のカメラでがっかりするだろう。そちら方面で考えている方はお気を付けを。尚、i535BBの項にしく記載したが、2015年12月以降日本でのPolaroidデジカメに対するサポートは途絶している、正規ルートでの修理や消耗品の購入は全く出来なくなっいる。Polaroidのデジカメをこれから入手・維持ていく場は注意が必要だ。 (カラの画像は前面をPolaroid i535BB、裏面をKYOCERA Finecam M410Rで撮影)
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ラの詳細はこちら http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/10/25/7290.html
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No.31 AGFAPHOTO sensor 505-X
      有効503万画素 1/2.5型 CMOS 発売時期2008年12月

 カメラのフィルムにおいて、世界三大フィルムメーカーと呼ばれている会社がある。我が国日本のFUJIFILM、アメリカのEastman Kodak、そしてドイツのAGFAPHOTOの三社だ。この三社、フィルムは勿論だが、カメラのメーカーとしても有名である。三大フィルムメーカー以外
、例えば日本のKONICA MINOLTAや、アメリカのPolaroidも、フィルムメーカーでありながらカメラをリリースしていた。自分の場合、FUJIFILM製はF550EXRF1000EXRS5800を、Eastman Kodak製はZ990V1003LS755KONICA MINOLTA製はX50X1XtZ5を、Polaroid製はi535BBt743を持っているが、AGFAPHOTO製のカメラは未だ持っていなかったので、機会が有れば手に入れたいと思っいた。今回手に入れたsensor 505-Xは、他の505シリーズ (505-D、505-E) と合わせてAGFAPHOTOにおける立ち位置で最下層の普及価格帯カメラだが、まぁその分安いので良いかなと。チープな作り、貧弱な性能のカメラは日本と何でもトイカメラ……当機はデジカメなのでトイデジ扱されてしまうのだが、これは実際のところ真面目に作られカメラであって、トイデジではない。日本の主なメーカー及価格帯の安物カメラであっても世界的に見れば高性能機かりだったりする。それに慣れ親しみ過ぎているから、当の様なスペックだとおもちゃに見えてしまうだけだ。それ端的に表しているのが付属説明書。厚さが何と1cmもあ (F1000EXRで6mmしかない) 、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、日本語、中国語……他に多分ロシア語や東欧圏のものらしき言語もあって、全部で15ヶ国語対応にっている。つまり当機は、AGFAPHOTOにおける国戦略の一翼と言えるカメラな訳で。ただのトイデジだったな、こんなに世界各地で売られる事はないだろう。ポラロイもそうなのだが、ホント日本での扱いが可哀想だと思う。機についてだが、外観はとてもシンプル。目を引く大きなャッターボタンは、銀塩カメラから続くAGFA伝統の赤ボタン (レッドドット) になっているのがチャームポイント。全体的にのっぺりとしたボディーでボタンが少なく、硬質的な佇まい。質実剛健なデザインは、如何にもドイツらしさを感る。特に裏面はプビューボタンと機能選択用スティックボタン、メニューボンの三つしかない。その為、設定変更時は色々押し捲らなればならないが、メニューは比較的分かり易く、初心者でそんなに迷わず使えるのではないかと思う。レンズ枠にF3.1、焦点距離7.5mmと記載されていて単焦点レンなのだが、撮影した画像のExifを見るとレンズ開放値F3.6になっていてもっと暗い。どちらが正しいのだろ?で、露出プログラムを絞り優先のF2.8、ISOを100で固定。その為、明るさはシャッタースピードで制御、微調整は露出補正でと言う感じにて撮影する。基本的に同じ単焦点カメラのEZ F521と一緒な制御方法だが、シャッタースピードはEZ F521が1/2〜1/2000秒なのに対して当機は1/14〜1/2000秒と低速域で劣る。また、露出補正もEZ F521が1/3EV単位で調整出来るところ当機は1/2EV単位でしか調整出来ないので、調整範囲は狭い上に大雑把である。Exifの話ついでに当機メーカー名、Exif上ではAGFAPHOTOではなくZoran corporation、カメラのモデル名はCoach 6Mとなっている。OEM供給なのだろうが、所在が分からない中国や東南アジアなどのメーカーじゃないのは良い。調べてみるとZoran corporationは、デジタルカメラやデジタルオーディオ、デジタルビデオなどデジタル家電をOEM生産していたアメリカの会社で、2016年現在イギリスにあるSiRFと合併してCSRと言うイギリス会社になった名うてメーカーだった。実際、似た様なスペックを持つEZ F521と原寸大で解像度を比べると、画質の優劣は当機の方が段違いに良いのが見て取れる (次々ページの解像度比較@A参照) 。EXEMODEがトイカメラとして中国の知名度がないOEMメーカーに作らせたある意味でっち上げ品のEZ F521と比べ、同じCMOSでもまともなOEMメーカーの作った撮像素子を使えば写りも違うと言うのが良く分かる一例だ。但し、PCでL版プリント程度大きさの画像を見比べるとEZ F521の方が綺麗に見えたりする。EZ F521のレンズは1層グラス+3層プラスチックの混合レンズなのに対し、当機は2層グラス+2層プラスチックレンズ。本来ならガラスレンズの多い当機のがクリアに写っても良い筈なのだが、実際はEZ F521より画がモヤっとしてちょっと緩いのだ。折角解像度は良いのに、レンズの作りがイマイチで惜しい。味に関して、フィルムーカーのカメラは往々にし自社の銀塩フィルムで撮った様な発色を再現したチューングが見られる。だが当機の場合は、オートの撮って出しだととても寒色な発色となる。基本全体的に薄めな世界の中、青がとても鮮やかに出ると、赤は濃い目で強く出る感じが特徴的だ。これはこれでノスタルジック風はなるが、フィム写真の様な感じではない。しかし当機の場合、ホワインスを晴天または曇天に設定すると一気に全体が暖色へ転で、れまで抑えられていた各色がほんのりと淡く色付く。AGFAのフィルムで撮った様な淡くてほわっとした暖色出るので、使用の際はホワイトバランスをマニュアル使うをお勧めしたい。上手く使えば、それなりにAGFAテイストが出せるカメだと思う。で残念なは、マロ機能が無い事。撮影距離は1.5m〜∞となっているの、花などのアップ写真を撮れない。マクロ機能のあるカメと最短撮影距離を比較すると、その寄れなさが甚だしいの一目瞭然である (次々ページマクロ性能比較参照) 。あと、レンズカバーがいのでレンズがいつの間にか汚れてしまって、画像をPC取り込んで見たら写真が薄らボケていると言う事態にチョチョク遭遇する (未使用時はカメラポーチに収納しているのだが……) 。撮影前に一度、レンズ状態を確認した方が良い。尚、AGFAPHOTOはKONICA MINOLTAと同じくカメラ事業からは撤退している。フィルムは未だリリースしているものの自社生産ではなくOEM供給を受けてAGFAブランドで販売ているだけに過ぎず (OEM供給元は元AGFAPHOTOの社員が独立してAGFAのフィルム製法を引き継いで製造しており、パチ物と言う訳ではない) 、現在は基本的にプリンターが主力とっていて、この辺りはKONICA MINOLTAと似た様な状態 (同社はフィルムからも撤退しているが) 。そう言えば、Eastman Kodakも今はプリンターが主力商品になっているな。日本でのAGFAPHOTOは総代理店がYASHICA同じくEXEMODEだったが、EXEMODEが中国系ランド (aigo) 一本に集約シフトする為撤退し、その後はGEの光学機部門であるGeneral Imaging Japanが総代理店になった。しかし、General Imaging Japanは台湾メーカーで亜州光学の日本法人であるAOFジャパンに吸収され、AOFャパンは2014年12月に社名をAOI開発センターと改称して現在に至っている。AGFAPHOTO最後のデカメなったAP15はGeneral Imaging Japan時代にリリースしたカメラなのでAOI開発センターでまだサポートを受けられるかもしれないが、それ以前のカメラは何処にもサポートが受けられと思われ、入手する際は取り扱いに注意が必要である。※2016年夏頃までったドイツ本国のホームページが閉鎖され、URLの違う新たなホームページが設されている。そこにはデジタルカメラが一切なく、取り扱いは使い捨てのフィムカメラとアナログのカラーと白黒フィルムのみになってしまったので追加記載ておく。 (カメラの画像は前面をOLYMPUS μ-5000、裏面をKenko DSC 725Zで撮影)
 AGFAPHOTO sensor 505-Xによる作例はこちら
 
AGFAPHOTO (EXEMODE) のホームページはこちら ※左記のリンクは日本総代理店だったEXEMODEのものであり、独AGFAPHOTOのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://www.exemode.com/agfa-photo/dc/sensor_505-x.html
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No.32 Nikon COOLPIX P7100
      有効1010万画素 1/1.7型 CCD 発売時期2011年9月
 
 これまで1000万画素以上に措いて一番画質の良かったのはP5100だったのだけどCCDに異常を来たし、撮影すると画像が紫色に染まる様になってしまった。調べてみると、
ットオークションで同じ症状の為ジャンク品として出品されている多くのP5100を見付けた。これは、この機種共通の欠陥かも知れない。メーカーからコールは出ていないが……SONYのCCD大量リコール時もNikonは自社を3機種しか認めなかったが実際には他の機種にも波及していて、クレームで無修理を受けたと言う記事を書いている人がネット上にゴロゴロと居る。P5100は大量リコール沈静化後のCCDだが、多分不良CCDが多いんだろう。気に入っているカメラの為Nikonの修理センターへ修理依頼をしたが、古機種の為部品の在庫がもうないと言われて断られ、万事休す。各メーカーのカメを最低一台維持したいので、空席となったNikon枠を埋める為新たなコンデを検討する事になった。P5100の後継はやはり同じく画質重視のP (Performance) シリーズでNikonコンデジのフラッグシップモデル (P7000、P7100、P7700) か、同じくPシリーズのレンズが広角で尚且つ明るいコンデジ上級仕様モデル (P330) で良い出物が有ればと探した。そうして辿り着いたのがP7100だった。P5100は昔ながらの、レンジファインダーカメラ様の外観がお洒落なノスタルック調を醸し出し、「渋い紳士のカメラ」みたいな感じだった。それに対して当、ダイヤルやボタンが増えてメカメカしさがより増し、それに加えてボディーも回り大きくなった事で肉感的になり、「The 漢 (おとこ) のカメラ」みたいな佇まいとなっている。有効1010万画素は、P5100よりも200万画素減。P5100の後継機であるP6000は有効1350万画だったので、何と340万画素減である。でも、これは画質向上の為。画素数がきければ大きい程、画質が良い訳ではない。撮像素子の大きさと画素数のマッチグが大事なのである。そこで当機は無理して画素数を増やす事を止め、1画素にる光量を増やす事で画質を向上させているのだ (当機の解像度については次々ページ解像度比較@A照) 。実際撮ってみるとしっかりしたントラストと、それとは相反する諧調表現が上手く出せていると思う。これは、CCDに余裕がないと出来ない事だ。尚、当機にはNikonのデジタル一眼では馴染みのアクティブD-ライティングが搭載されている。P5100は撮った画本体内で加工するD-ライティングのみだったが、当機は撮影時に機能するアクィブD-ライティングと、撮った画像を加工するD-ライティングの両方を使う出来る様になった。アクティブD-ライティングはコントラストを犠牲にする事く諧調表現を豊かにすると言う触れ込みなのだが、自分の感想としてはコントラトがモード「弱め」でも結構犠牲になっている印象を受けた。元々NIKKORコントラストがしっかりしていて硬めのパリッとした写りが特色だと思うので、調を上げると明るくて変にモヤっとした解像度の低い感じになってしまった様ながしてならない。但し、場合によってはアクティブD-ライティングのお陰で逆解像度を増せる事例もあった為、基本はOFFで、判断に迷う時はON (弱め) とOFFの両方で使っている。まぁ、これは個人の求めるものとか、好みの問題なのだけど……。当機で使って楽しいと思うのは、クリエイティブモノクロと言モード。デジカメは大概、カラーモードの他にカラーをグレースケール変換させモノクロームモードが搭載されている。一般的には色を抜いただけのモノクロー写真しか撮れないが、当機はそれ以外にフィルターでフィルム写真の様な粒子加えたり、その粒子の粒も大きさを数段階で変えられたりする。またコントラスを変えたりして、より白黒フィルム調な画像を作り込めるのだ。Nikonと言昔から報道に強いカメラだが、言うなれば昔の新聞に載っていた写真みたいな感にも撮れるのは中々面白い。当機は沢山のダイヤルやボタンを駆使すれば、P5100以上素早く的確な調整を色々施せるカメラ。一般的なコンデジみたいにオートばかり撮るのではなく、一眼レフやマュアルレンジファインダーカメラの様に絞りやャッタースピード、ISO、露出補正などを駆使して撮る楽しみを味わってほしと思う。尚、オートホワイトバランスはとても優秀でほぼ外さない為、ここは余弄る必要がないかもしれないけど。 (カメラの画像は前面をSONY Syber-shot DSC-F505V、 裏面をSONY Syber-shot DSC-P1影)
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 カメラの詳細はこちら http://www.nikon-image.com/products/compact/lineup/p7100/
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No.33 EXEMODE DC610
      有効618万画素 1/2.5型 CCD 発売時期2006年2月

 
メラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。EXEMODEは、2000年に創業しKFE JAPANと言うプリント基板製造委託・販売企業が立ち上げたデジタル家電ブランドである。手持ちのEZ F521YASHICAブランドだが販売はEXEMODE。しかし、EXEMODEは2009年9月にインターネットサービスプロバイダを運営するフリービットに譲されている。EZ F521は同じEXEMODEながらフリービットへ移譲後の製品な為、経営母体が異なる。EXEMODEのデジカメと言うと撮像素子がCMOSで、基本トデジと思われがち。しか当機は撮像素子がCCDで、レンズも単焦点ではなく5群6枚構成の光学3倍ームレンズが奢られ、しっかりとした作りになっている。販売当時は2万円前後値付けで、廉価機だけどメチャクチャ低価格機でもない、実のところEXEMODEの中では結構高性能機……そんなポジションのカメラだった。写りどうかと言うとごく普通。かと言って、UDC-5MDSC 725Zの様に意外と良いじゃんみたいな所がほぼない。レンズの性能がイマイチなのか、ピントは合っているのし緩い感じの写りをするからそう感じるのかもしれない。一応シャープネスの調は利くが、強 (当機では何故かビビッドと言うが、色味は強調されない) にするとノイズが多くなって画像も荒くなるので、ノーマルのまま使うのが無難だと思う。色味は寒色系で、自分の手持ちではRICOH系デジカメの発色に近と感じる。但し、撮影効果モードでRGBのセッティングを弄れる為、色味を自が好きな様に崩す事も可能だ。唯一、当機で良いのはマクロ性能。廉価機と言わるものの中では特良いだと思う。カタログスックでは5cmからとなっているが、実際は3cm級の実力がある (次々ページのマクロ性能比較参照) 。前記の様に元々がソフトフォーカスっぽいので、意外と花の撮影向きかもしれない。良いとは言わないが、他のカメラには滅多にない機能として、ゲームが出たりする。ジグソーパズル、テトリス、倉庫番、大食の蛇の4種類がインストーされているので撮影しない時は遊ぶ事が出来たりするが、これで電池を消耗させしまって良いのだろうか……?また同じく、カメラとしては変わり種機能その2、当機には何とMP3プレーヤー機能が備わっている。本体にはイヤフォンャックが装備されており、背面の♪ボタンを押すとMP3プレーヤーに早変わ。イコライザーも付いていて、BASS、CLASSICAL、JAZZLARGE HOLE、POP、ROCK、SOFTチューンも可能。音質や音量に拘らなければ、録画機能用のモノラルスピーカーで聴く事も出来る。実際にミュージックータを入れて聞いてみたが、普段使っているQriomのMP3プレーヤーより音質が良くてびっくりした。(苦笑) まぁ、これも電池を費し捲るので、カメラとしてどうなんだろうかと言う疑問があるのだが……。当で1点、面白い所がある。ピアモードにした際の発色 (セピア色の発色傾向参照) が褐色だったりするのだ。今まで緑褐色系になるのは、数多く持っているコンデジの中でもX1唯1台のみだった。どちらかと言うと褐色はとても薄めで緑被りに近く、珍しいセピア色表現をしている。最に、EXEMODEのHPでは既にカメラの詳細が削除済みな為、当HPにてーザーガイドの仕様詳細部をスキャニングして載せた。超マイナー機故、何人いらっしゃる有名なコンデジコレクターの紹介にも出ておらず、多分ネットで見られる現状一番詳細なDC610の情報だと思われる。 (カメラの画像は前面をUniden UDC-5M、裏面をRICOH Caplio GXで撮影)
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 カメラの詳細はこちら http://nakappi3.web.fc2.com/tabinotuioku/CAMERA/EXEMODE_DC610_SIYOU.jpg
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No.34 KONICA MINOLTA DiMAGE Z5
      有効500万画素 1/2.5型 CCD 発売時期2005年2月





ワイドコンバーターキット ZCW-300装着

 色々なデジカメを手に入れて楽しんでいる自分だが、一番好きな
メーカーと言うとKONICA MINOLTA。これまでにMINOLTA時代のも含め、DiMAGEを3台 (XtX50X1) 所有している。で、基本コンパクトデジタルカメラばかりを集めているのだが、この中にはネオ一眼と言われる大型レンズの付いたモデルがある。詳しく説明すば一眼レフカメラの様にレンズ交換は出来ないが、幅の広いズーム域を持つ大型ンズを装着しているのでパッと見一眼レフカメラの様なコンデジがネオ一だ。但し、一般的な一眼レフデジタルカメラと違ってコンデジを元にしているの撮像素子が小さく、一般的なコンデジよりレンズは良いものの、画質は一眼とぶには程遠い。また、コンデジの利点は小さくて持ち運びが便利な事なので、カゴリー的にはコンデジなのに筐体の大きいネオ一眼は中途半端にデカい。物大きくなれば値も高くなるしで、あまり人気のある機種ではないのだけど、やっぱり一番好きなKONICA MINOLTAで1台くらいはネオ一眼が欲しいと予てから思っていた。但し、物によってはヤバい機種が存在する。手持ちではXtやCaplio RR30Finecam M410Rがそうなのだが、SONYがやらかした不良CCDによるリコール対象機である。手に入れた物が理対策済みかうでいかは分からないし、どちらかと言うと中古市場に出回っている物は修理対策済ではない物だと思っていた方が間違いない。今はまだ不調を来していないだだと。KONICA MINOLTAのネオ一眼で該当機種はA1、7i、7Hiなのでこれは除外。今手持ちのネオ一眼であるDSC-F505V効262万画素、Finecam M410Rは効400万画素なのでこれより高画素が欲しい。となると、Zシリーズなら後発のZ5、7シリーズだと最初期の7、Aシリーズだと後期のA2か最後発のA200が狙い目となる。出来れば番新しくて撮像素子も大きく、KONICA MINOLTAの中では最も高画素なA200が良かったのだが、中古で程度が良いと未だ結構高値になってしまう (同じ有効800万画素でも評価の低いX1は安いのだが……) 。そこで、性能は落ちるがZ5を狙っていたところ、やっと安値で程度良好なZ5を見付け手に入れた。当機は先にも書いている様にネオ一眼と呼ばれるカテゴーなのだが、初期のネオ一眼は旧来からの一眼レフデザインと比べ「ネオ」と付いているだけあってかDSC-F505もそうなのだが独創的または未来的デザインである物が多かった (Finecam M410Rは大人し目なデザインだけど、それでも今となっては十分変だし) 。その為、当機もその路線を踏しており、とても変わった形をしている。意外とカメラ好きは保守的な人が多の頃のネオ一眼ってデザイン的な受けは大概の機種で芳しくない。ZシリーズはZ1、Z2、Z3、Z5と四代続き (海外仕様には下位モデルのZ10、Z20、あとZ5の後継機でZ6と言うモデルもあった) 、基本的に同じ様なデザインを継承して来たが、まぁぶっちゃけ不人気機種だった。現代もまだネオ一眼と言うカテゴリーは残っているが、基本的にEasyShare MAX Z990FinePix S5800Power Pro X500みたいに一眼レフメラを小型化した様な形で落ち着いている。レンズはX1にも搭載されている銘入りのGTレンズ (MINOLTA時代から続く一眼レフ用のブランドレンズであるG Lensに使っているテクノロジーを投入したコンデジ用高性能レンズ) と言う物だが、Z5などのネオ一眼用GTレンズは更にAPOレンズ (正式にはアポクロマートレンズと言い、AD (異常分散) ガラスとガラスモールド非球面レンズを使用し、望遠系のレンズで強く表れ易く、画質を悪化させる原因となる色収差を極限まで補正している) になっていてコンデジのレンズとしては高い評価を受けている物となっている。写りは、他に持っているDiMAGEと少し毛色が違う。基本Xt、X50、X1と続くXシリーズは発色傾向がほぼほぼ一緒で弱記憶色系。それに対して当機発色は濃い目で、どっしりとした感じ。これはAPOレンズによる効果なのだろか?それとも、Xシリーズとはチューニングを異にしているのだろうか?彩度はくなく、落ち着いていて派手さのない色合いだと思う。一見、Nikonみたい忠実な色再現をしている様に見えなくもないが、実際にはもっと発色が濃いの写実主義絵画みたいな感じになる。自分の印象としては手持だと、Carl Zeissのレンズを擁するDSC-F505Vの発色が近いではないかと言う気がする。あと、当機の発売は2005年2月で、KONICA MINOLTAが満を持して出した初のデジタル一眼であるα-7 DIGITALが発売された2004年11月の直後。当機の画像処理技術はα-7 DIGITALで開発されたCxProcessIIIが採用されている。デジカメWatchなどでα-7 DIGITALの作例を見ると当機は発色傾向がよく似ている、絵作りについてはメーカーの出している技術論文 () やデジカメWatchの開発者インタビュー () で語られている自然な印象派と言うのが当て嵌まるかもしれない。ちなみに、CxProcessの変遷とKONICA MINOLTAの説明は次の通りである。CxProcess : 自然でかつ美しい画像を提供したいという思想のもとに生み出した画像処理で、明感があり(C=Clear)、写真として優れた画像(x= Excellent)の意味を込めてCxProcessと命名した。xは副次的に、クリアさが倍加されるという意味の(Times)としての意味と、それ体がオリジナリティの進化する技術としての高い可能性を秘めたことを表現してる。CxProcessII : CxProcessによるクリアで透明感があり、人間の記憶色に近い忠実で自然な発色、更には印象的な絵作りを行うというねらをより強化し、ノイズリダクションやエッジ強調処理など、一部の改良を加えたの。CxProcessIII : 色再現、ハイライト部およびシャドー部の豊かな階調描写といった要素を適正にコントロールし、被写体の質感をより忠実に再現させた。当機のマクロ性能は、タログスペック通り1cm級。他手持ちDiMAGEはそれぞれマクロについてはカタログスペック以上の実力発揮してくれているのだが、当機はドンピシャ1cm級である。よって、X50はカタログスペック6cmのところ1cm超級の実力を持つが、Z5はれに劣る (次々ページのマクロ性能比較参照) のがちょっと惜しい。DiMAGEはセピア色に特色があり、通常であれば同じ会社のカメラは同じ色味にして来るものなのだが、何故か機種毎に違う。ちなみ、当機は黒褐色系となっている (セピア色の発色傾向参照) 。他に面白いギミックとしてシャッター音が2種類選べるのだが、その2種類がMINOLTA時代のカメラが出すシャッター音をサンプリングしたものになっいる。XtやX50だとMINOLTA CLEと言うレンジファインダーカメラのシャッター音か電子音のどちらかを選択するのだが、当機はそのMINOLTA CLEかMINOLTA α-9と言う一眼レフカメラのシャッター音の2通りで選択可能だ。自分はXtやX50はCLEのシャッター音にしているので、当機はα-9のシャッター音にして使用している。
2018年4月、2台目としてシャンパンシルバーモデルを購入。ネットオーク ションでフルセットなのに810円と安かった為。しかし、撮ってみると画像の右上1/4の範囲でもやっとした感じになってしまう症状があった (オークションでは不具合やジャンクの表記なし) 。本体は元々持っていたブラックよりも状態が良く、ほとんど新品の様。このまま廃棄するのは勿体無いので、ケンコー・トキナーのKONICA MINOLTAサポートにお願いして修理した。原因はCCD異常。修理に5,000円程掛かったが、お気に入りのカメラであるし、状態がこれで特上級に なったので大事にして行きたい。 (カメラの画像は前面をEXEMODE DC610、裏面をNikon COOLPIX P7100影)
 KONICA MINOLTA DiMAGE Z5による作例はこちら
 KONICA MINOLTAのホームページはこちら
 カ
ラの詳細はこちら http://www.konicaminolta.jp/about/release/2005/0202_01_01.html
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No.35 EPSON Colorio PhotoPC Link L-400
      有効407万画素 1/2.5型 CCD 発売時期2003年9月

 メラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。EPSONはデジタルカメラ市場の参入が1996年と比較的早い方で、現在撤退してしまったが、最終モデルのR-D1xGは2014年まで製造れていた。家電屋と言うかプリンター屋が本業だが、同社のプリンターで写真を麗に印刷出来る様、発色の良いチューニングで意外とファンが居るメーカーだ。分もコンデジを集め出してから常に欲しいメーカーとして上位ランキングしていのだけど、なかなか手に入れられなかった。先にも書いた様に最終モデルは2014年まで作っていたのだが、これはレンズ交換可能な超高級レンジファインーデジカメで、中古でボロくても70,000〜80,000円。大体相場は120,000〜130,000円辺りになる。そんなカメラ、自分には手が出な。コンデクラスは結構早くに生産を止めており、最終モデルが2004年のL-500V。希望としては使い勝手の良いSDカード式で300万画素以上をとい、L-300、L-3074PM、L-400、L-410、L-500Vでしていた。もっと古いモデルなら安くて玉数も結構あるのだが、先に挙げた機種ラストに近い事もあってか中々程度の良い物だと安く出て来なくなっている状。そんな中、やっと300円でほぼほぼ綺麗な個体を見付けて手に入れた。当機外観は特に捻りがない、四角い箱型だ。販売同時のレビューではダサいとか野ったい等と言われて不評だったが、自分はこう言うシンプルさは結構好き。ま、メタルボディーでしかも単3電池4本を内包している為、手に取ると結構ズシと重みを感じる。軽いプラボディーのカメラより質感があって良い。背面の液晶この時代の一般的なサイズである1.5型。画面は小さいけど透過型D-TFDラー液晶を採用していて、発色が良くて綺麗だし、見易いと思う。液晶では、SHARPと並んでトップメーカーだったEPSON故に手抜きはない。当機の特は製品名にも表れているが、カメラがPC役をこなす事。PCなしでプリンター画像を送って印刷させる事が出来る。この様な機能はKodakも、EASYSHAREプリンタードックと言うシステムを作っている。当機の画像処エンジンはPhotoPCエンジンと言う名前だが、アメリカTexas Instruments社のデジタルメディア向け統合DSP「TMS320DM310」と言うチップを元に作られていて、汎用処理をARM Subsystemが、画像処理をDSPが行い、画像処理の中でもマトリックス演算は個別のプロセッサと言う様に、処理毎に担当プロセッサを用意してい。これらプロセッサは並列処理が可能なので、高速な画像処理プロセスを行えるしい。古い機種ではあるが、結構サクサクと動く。但し、インターフェイスがよあるメニュー配置と違って独特な作りをしている。セットアップモードやメュー画面の操作は、少し慣れが必要である。当機の発色は、前記した様にプリンーで写真を印刷する事を前提にしている。その為、鮮やかめな記憶色を採用してり、自分の印象ではCanonに近い発色だと思う。但し、紫の発色が苦手な様、オートホワイトバランス、晴天のモードでは完全な青被りになってしまう。日しがあってもホワイトバランスを曇天にすると見た目に近い紫を発色するので、色の花などを撮る場合はその点に注意が必要。また、UDC-5Mと同じく緑色が青っぽくなる特徴があり (次々ページのマクロ性能比較参照) 、そちらも要考慮である。あと、これもプリントを前提としている為か絵作りは諧調重視で滑らかなのだが、その分シャープネスがとても弱い。その為、撮影像を原寸大表示させると立体感が乏しく、細密さに欠けると感じる (次々ページの解像度比較@A参照) (カメラの画像は前面をKONICA MINOLTA DiMAGE Z5、裏面をPolaroid i535BB影)
 EPSON Colorio PhotoPC Link L-400による作例はこちら
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ラの詳細はこちら http://www.epson.jp/products/back/hyou/camera/l400.htm
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No.36 SONY Syber-shot DSC-F707
     有効502万画素 2/3型 インターレーススキャンCCD 発売時期2001
年10

 DSC-F505Vは中々良いカメラだと思う。発色も好みだし、Carl Zeissのレンズを採用したお陰かコントラストの表現力も気に入っている。欠点はあるものの大概は何とか我慢出来るのだけど、実に惜しいのは開発当時れが最良だったのだろうが、今となってはカメラが過ぎて解像度がとても足りない事。ロなどの近接撮影では高コントラストによるシャープさをい感じで出せるのだが、有効262万画素だと解像度が低く、広い景色などを撮っ場合背景が精に描き切れなくて画が靄っとしてしまう。幾ら高コントラトでも、シャープさを補い切れなくなっているのだ。今は最低で1000万画素以上、下手すりゃコンデジでも2000万画も当たり前の時代ではあが、自分の場合大きく引き伸ばした写真を見る事は特にな。だから、高素機の必要性を強く感じる訳でもないし、最大で使っていノートPCの画面一杯 (1280×800) までが精々だ。プリントしてもL判〜A4と言ったところ。故に、自分の必要とするデジカメはA4に対応させる出来れば400万画素くらいの解像度が欲しかったりするだけど (最低で300万画素は絶対欲しいと感じる) 、この点でDSC-F505Vは画素が足りな過ぎてイマイチだった。後継機のDSC-F707、その後のDSC-F717は500万画素。DSC-F505Vの気に入らない部分を解消出来るであろうこのどらかを手に入れたいと思う様になった。但し、DSC-F717は例によってSONYのCCDリコール該機となっていた。機能的には後継機の方が良いのだろうがいはより安全なDSC-F707で探し、手に入れた次である。但し、DSC-F707はCCDでリコールを出ていないものの、初期ロットでブルーフラッシュシンドームによるリコールを出している。当該シリアルナンバー1010001〜1022960で、フラッシュを使った続撮影で5枚に1枚程度ホワイトバランスが崩れて画像がくなる症状を起こすと言うもの。よって、前記ナンバーの体はもしかしたら回収修理されていない物が存在する事も想されるので、中古で購入する際は注意が必要である。自が手に入れたのは104****で、当該ナンバーよりっと後期のロットだった。外観はパッと見DSC-F505V同じ様に見えるのだが、レンズやボディーが大きくなっ。ちなみにフィルター径はDSC-F505Vが52mmところ当機は58mmなので、より大口になっている事が分かるだろう。またレンズではF値がとも明るくなっており、DSC-F505VF2.8〜F5.3から当機はF2.0〜F2.4になり、テレ端でも先行機の広角端より明るい。他に大きな変点は背面の液晶ディスプレイが2型から1.8型と小さくなってしまったものの、その代わり液晶ューファインダーが搭載された。当機はネオ一眼タイプでガタイが大きく重量もある為、カラを構える際はファインダーを使った方が安定するし、液晶ディスプレイだと光の加減でどうしても見辛い時もあので、ファンダーが付いてくれたのは撮影時とても有り難い。また、500万画素でもCCDの大きな2/3型である。年式が古ので画像処理エンジンの制御自体はそなに優秀ではないのだが、CCDに余裕がある分同じ500万画素で年式の新しいカメラと比較しても画質は良好と思う。腐っても、当時のフラッグシップデルだっただけの事はある。当機の面白い所はナイトショッ・ナイトフレーミング機能を持つ事。ナイトショットは光ない暗闇の中、赤外線撮影が出来る (赤外線撮影時は絞り開放で固定される為昼間など光が強い所では白飛びしてしまい使えないし、最悪CCDが光線に耐え切れず焼き付いて故障する事もあると。これは以前、赤外線撮影可能なビデオやカメラで女性の着を透かして盗撮と言う事件があった為の対策である) 。まぁれはモノクロ写真になってしまうし、実用と言うよりも家メーカー製カメラならではなお遊びモードと言う感じなのが、ナイトフレーミングは暗い場所で赤外線で被写体が見えるし、ホログラフィックAFと言うーザー照射を使ったAFでピントもばっちり合い、普通に真が撮れる (被写体は通常フラッシュを発光させて撮影する) 。LED補助光を使って暗でも取敢えずピントを合わせられるカメラはあるものの背液晶やファインダーは真っ暗で、普通フレーミングをするは困難を極める。当機のナイトフレーミングモードはぶっゃけ赤外線暗視スコープみたいなものなので、被写体がり見えるから夜間の撮影はとてもし易く、この機能は中々用的だと思う。バッテリーがDSC-F505VはMAX90分のNP-FS11から当機はMAX150分のNP-FM50に変わった。DSC-F505Vはパワーマージメントが悪く、実際の稼働時間は60分程。当機は大量になった上、インフォメーションのカウントダウンも正な様で、実際のバッテリーもちは良好である。発色は色濃て重厚さのあったDSC-F505Vよりも軽めと言うかやかで、清涼感のある明るい記憶色系だと思う。どちらか言うと、DSC-P1の明るいけどあっさりとした発色をっとはっきりくっきりさせた印象。この発色も悪くはない、自分としては前の方が良かった。ちなみに、後継機であDSC-F717は当機の派手な発色がイマイチ不評だっからか (DSC-F707は特に青や緑色が実際よりもケバくて不自然だと言われている→次々ページマクロ性能比較) 彩度を抑え気味にし、DSC-F505Vの様な感じに戻している。多分SONYは当機で、Canonの様な鮮やか系発色を狙った絵作りをしたのではないか言う気がする。人肌なども、Canonみたいに色白で美人に見える発色をするし。マクロはスペック上、角側で最短2cmからとなっている。数値的にはDSC-F505Vと同じなのだが、何度か試してみたものの実際は機の方が微妙に寄れない。レンズの焦点距離はDSC-F505Vが7.1mmからのところ、当機は9.7mmかで長くなっている。それが微妙に影響しているのかもしれい。その代わり大きな撮像素子と明るいレンズのお陰で、ケ味の出は手持ちカメラの中で最強。被写界深度の浅さEasyShare MAX Z990を当機で撮影した作例を参考にされたい。ボディーの文字、DSC-F505Vは画素数とズーム倍率の誇大広告が甚だかった (DSC-F505V項を参照) 。当機の場合、画素数は適正値に直されたが、ズーム倍率は未だに誇大広告状態である。10Xとあるが実際は光学5倍で、デジタル併用の最大倍率が10倍。SONYも中々悪よのう。尚、現在はユーザーを惑わす表示されない様、カメラ映像機器工業会ガイドライン・デジタカメラの仕様に関するガイドラインで、カメラの性能を表撮像素子の画素数は有効画素を用いる、光学ズームとデジルズーム双方を有する場合は光学ズームを優先して表記す事となっている。 (カメラの画像は前面をNikon COOLPIX P7100、 裏面をPolaroid t743で撮影)
 SONY Syber-shot DSC-F707による作例はこちら
 SONYのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200108/01-0822B/
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No.37 Kodak EasyShare MAX Z990
     有効1200万画素 1/2.3型
BSI CMOS 発売時期2011年1

 デジタルカメラで好きなメーカーは、国産ならKONICA MINOLTA。海外だとKodak。まぁ、自分の出発点が銀塩カメラであり、その当時好んで使っていたフィルムは国産がサクラカラー→コニカラー、海外
だとKodakだった。やはりこれらフィルムの発色が好きだから、それらしいの出るこれらメーカーのカメラに興味を持ってしまう。その為、このラインナッの中でKONICA MINOLTAとKodakは複数機集めてしまった。今回手に入れたEasyShare MAX Z990は、Kodakが経営破綻した2012年の1年前に出したモデル。破綻前に日本でリリースされた、Chinonからコダック・デジタル・プロクト・センター、フレクトロニクス・デジタル・デザインと続くKodakが開したデジタルカメラの最終モデルである (当機はEasyShare V1003と同じくフレクトロニクス・デジタル・デザインの開発) 。ちなみ破綻したのは2012年1月で、その1月にアメリカでは最終モデルEasyShare Z5120を発売している。現行Kodakは破綻後、アメリカのJK Imagingがブランド使用権を買収しKodakブランドのデジカメをリリースしているのだが、JK ImagingはGEブランドのデジカメをリリースしているGeneral Imagingと実際のところ同一企業で、製品はGEと供給元が同じ台湾の亜州光学が開発・製造を受け持っている。亜州光学の日本法人であるAOFジャパンはKodakからFlextronicsへ売却した旧Chinonのフレクトロニクス・デジタル・デザインを吸収して現在AOI開発ンターとなっていて、GEと現行KodakのデジカメはそのAOI開発センターが開発を担当しており、なんだかんだと今もまだKodak血脈は現行機にも受け継がれていたりするのだけど……。尚、現行コダック機にSchneider - KREUZNACHやRETINARのレンズは搭載されておらず、また製品名にはEasyShareではなくPIXPROと言うペットネーが新たに付き、レンズ銘もPIXPROで統一されている。当機はずっとずっと狙っていたが中々中古で出て来ず、出て来ても自分の手の届範囲はなかった。今回、送料込み1万円以下で手に入れられたので、まぁ安く手に入れられて良かったと思う。ちなみに、日本では2011年10月から正規販売されたが、良品生活館のみの取り扱いで売数も少なく、言ってみれば限定販売みたいなものだった。その為当機の知名度低いし、これの先代モデルであるEasyShare Z915の方が、最後のコダックブルーが出るカメラとしてカメラ好きには人気だったりする。何故ならZ915はCCDで、当機はCMOS搭載だから。コックブルーは、Kodak製CCDでしか出せないと巷では信じられている。これについてはEasyShare LS755項で検証したが、実際にはCCDのせいではなく画像処理エンジンのアルゴリズムによものなので、当機もマニュアルセッティングを駆使すればダックルーを出るのだけどね。で、発色が気に入っているKodakなのだが、当機には更にそそる機能ある。それはフィルム効果モード。FUJIFILMのデカメにもFUJICHROMEと言うフカラーリバーサルフィルムの色調を再現するフィルム効果ードがあるのだが、Kodakのデジカメでもこの様なードをむモデルが存在する。破綻前の機種では当機とEasyShare M532、新生Kodakだとミラーレス一眼であるS-1がある。但し、S-1はカラーフィルムのKodacolor、Kodachrome、Ektachromeモードしか積んでいないが、当機とM532はモノクロームフィルムのT-MAXとTRI-Xまで再現出来たりするなど少し違いがある。自分は高校生代写真部に在し、モノクロームフィルムはTRI-Xを使っていた。当機のTRI-Xモードはデジタル画像ながら、特徴的な粒子の粗さやコントラストの強さなどを上手く再現ている。ただ単にカラーを白黒反転させただけではないフィルム調の画作りをしてくる辺り、芸が細かい。NikonやCanonみたいな光学のカメラも良いが、Kodakなどのフィルム屋のカメラそれらし発色があって、やっぱり銀塩出身者には堪らないところ。尚、当と同じフィルム効果機能のあるM532だが、こちらは当機の様なネオ一眼ではなく、一的なコンパクトデジタルカメラ。で、惜しいのがレンズなだ。KodakのデジカメはハイグレーがSchneider - KREUZNACH、ミディアムグレードにはRETINARと言った銘入りレンズを搭載している。それがベースグレードだと銘なしのKodakレンズだ。M532はKodakレンズで、自分としては出来ればレズはより良い物が付いていてほしいし、LS755の項にも書いたが、やはり安定感のある良いレズにはある程度高画素による解像度も欲しい。自分は普通ら500万画素もあれば上等だと思っているが、LS755のSchneider - KREUZNACHにはもっと高画素が奢られていれば……と思う所があったので、有効1200万画素の当機ならばよりレンズも生きるだろうと思い、EasyShare MAX Z990で探していたのだ。当機の画作りはV1003やLS755と比べ明るくて少し軽めな印象。の辺りはKodakで初の採用となる撮像素子、BSI (裏面照射型) CMOSの影響だろうか?良く出来たカメラなのだが、使用感で惜しい部分が二つある。先ず一つは、スマートキャプチャモード時のAF設定。基本当機は設変更を記憶するタイプで、設定を記憶する・しないの選択ない。AFモードはコンティニュアスとシングルの設定をつのだが、シングルAFに設定を変えた場合マニュルや絞り・シャッター優先では設定を記憶しているもの、スマートキャプチャモードだけは電源を落とし再起動し際にコンティニュアスAFへ戻ってしまう。このカメラは電力消費を多くしてもフルオートの場合はコンティニュアAFで使わせたいらしい。自分は他のカメラでも基本シンルAFを使っていて、滅多にコンティニュアスAFは使ない。一時的にシングルAFへ設定変更しても、自分は電の消耗を抑える為小まめに電源を落とす癖があるのでそのに戻ってしまい厄介である。出来れば、この部分もしっか記憶してほしかった。もう一つは、SDカードスロットの所である。コンデジの場合、電池室とカードスロットが同場所に設置されている事が往々にしてあるが、これは筐体小さいが故、スペース効率の問題上仕方がないと思う。当も電池室とSDカードスロットが同居しているのだが、当の場合はボディーの大きいネオ一眼。電池室でなくても別スロットの場所を確保出来たのではないかと思う。実際他手持ちネオ一眼は、電池室とカードスロットが別体になっいて、SDカードの取り出しはとてもスムーズに行える。れに、当機の電池室蓋はイマイチ操作し難い上、強度も少し心配なで設置場所を分けた設計にしてほしかったなと思う。他に徴としてはセピアモードの色結構独特。一応黒褐色系発色で同じKodakのV1003やLS755と一緒なのだが、その発色がとても寄りになっている (セピア色の発色傾向参照) 。自分の知る限りどのメーカーも、基本カメラが違ってもぼほぼセピア色は同じ発色をし、カメラ毎にセピア色が異るのはKONICA MINOLTAくらいだった。Kodakの場合極端な違いはなく同系統なのだがZ990が黒寄り、V1003は黒褐色だが微妙に赤褐色寄りで、LS755標準的な黒褐色である。最後に、当機は先にも記載した様正規輸入されているものの限定販売だった。その為か、サート体制がイマイチ手薄だ。デジカメ事業を撤退している本コダックでも大体のカメラはウェブサイトから日本語ービスガイドをダウンロード出来る。しかし当機は最終モルにも拘らずそれがなく、アメリカ本国のサイトに英語版仏語版などの海外言語用しかない。自分が手に入れたのは体とレンズキャップ、ネックストラップの最小限だけだっので、本国サイトから英語版をダウンロードし、そこから文を抽出しWeb翻訳で全ページ日本語翻訳した。実際に本で売られていた時に日本語のサービスガイドが付属してたのかどうか分からないが、フルセットではない中古品をに入れた際は使用方法を確認するのに注意が必要である。 (カメラの画像は前面をSONY Syber-shot DSC-F707、 裏面をKONICA MINOLTA DiMAGE Z5で撮影)
 Kodak EasyShare MAX Z990による作例はこちら
 Kodakのホームページはこちら ※左記のリンクは日本Kodakのものであり、米Kodakのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/zoom_series/z990/index.shtml

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No.38 FUJIFILM FinePix S5800
     有効800万画素 1/2.5型
CCD 発売時期2007年9

 粗のメーカー製コンパクトデジタルカメラを収集し思う事、背面液晶を使って撮るよりもファインダーを覗いて撮るがやはり撮り易いと言う事。但し、レンジファインダーだパララックスがあるので、それを見越して構図を考えるの少し面倒。一眼レフと違い、コンデジの場合はレンズと同で被写体を見るにはEVF (電子ビューファインダー) しかない。となると、それを搭載したデジカメはネオ一眼になる。その為、ここ最近はネオ一眼を物色していて見付けたのがFinePix S5800である。ちなみに、当機はFUJIFILMのGlobal戦略機。要するに、海外専売モデルである。欧州とアジア圏ではS5800、米国ではS800と言う名称で販売されていた。国や地域によって好れる色調に違いがあるので、S5800とS800で名前異なるのは、もしかしたらボディーは共通でも色調を作る像エンジンなどでいがあるのかもしれない。当機は、前の持ち主がオーストリアで購入された物なのだそうだ。国内仕様だとS8000fd近く、ボディーもほぼ同じ物が使われてい事から、これの下級モデルと見て良いと思。ちなみに当機が2007年9月発売で800万画素・1/2.5型CCD・光学10倍ズーム・高感度手振れ軽減様なのに対し、S8000fdも2007年9月発売で800万画素だが、1/2.35型CCD・光学18倍ズー・CCDシフト式手振れ補正ありとより高性能である。日は世界的に見てカメラ先進国であり、とても高いカメラ性を求める国民性がある。まぁ、それに応えられるメーカーあり、ほとんどの人がそんなカメラに普段から接して来たらなのだろうが、それと比べ海外では性能よりも簡単な使勝手であるとか、価格の安さを重視される様だ (もちろん性能重視と言う方も居るのだが) 。なので、本と同様な物以外に性能を落とした海外専売の安い物も売れており、当機はそれに該当する。ちなみに、手持ちカメの中で同様な海外専売仕様機はμ-5000を所有している。日本では販売されていない為日本語の取扱説明書や情報、レビューが全く見付からない機なのだが、これの一世代前に該当するS5700は海外様にも拘らず、ジャパネットたかたでプリンターなどと抱合わせて安い価格で売られた実績がある。その為FUJIFILMが日本語の取扱説明書を特別に用意してお、現でもインターネットでダウンロードが可能。基本的に撮像子のサイズ違いなだけで操作方法は同じな為、自分はS5700用の取扱説明書で操作方法を覚えた。尚、当機は外専売仕様ではあるものの、日本語表示が可能である。SONYが海外で販売しているデジカメは、海外専売機を始国内と同等仕様でもわざと日本語表示が出来なくしてあったりするので (日本人には日本国内でカメラを買わせたい為) 、この点は有り難い。FUJIFILMは2000年に4900Zを出して以来一レフスタイオールインワンデジタルカメラを作っており、「ネオ一」とう名前もFUJIFILM発祥の言葉である (ちなみに、英語圏ではこの様なカメラのカテゴリーをBridge Camerasと呼んでいる。一眼レフデジタルカメラとコンパクトデジタルカメラの隙間を埋める、橋渡し的なカメラと言う意味) 。やはりネオ眼の先駆者として作りれているのか、カメラを構えた時にとてもしっくり来る形している。程良く突き出たグリップは握り易く、ただのLグリップなDiMAGE Z5とは違い緩く外側角度が付けられているので手首の曲がりも適度。背面に右指を添える位置もしっかり確保されていて、手持ちのネオ眼で一番構え易い。光学10倍のFUJINON ZOOM LENSはインナーズー方式を採用しているので、最大望遠にしても鏡胴が伸びたはしない。同じインナーズーム方式のFinecam M410RSyber-shot DSC-F707F505Vと比べ、当機は外観に占める鏡胴が短い。取り回しは短い分良いのだろうが、そもそもネオ一眼はボディーも大いし、数センチ短いからと言って劇的に良くなる訳でもな。それに一眼と銘打つなら、形が一眼に近い方がよりカッ良く見えるのではないかと思う。そう言う意味で、当機はし不格好な気もする。S8000fdはインナーズームでなく鏡胴が伸びる沈胴式なので、こちらと同じ仕様だった良かったのにと思う。当機の色味は海外専売仕様機であるらか、FUJIFILMの国内仕様機みたいな記憶色重視鮮やかな発色とは路線が異なっている。日本人の場合ケババしくない程度に鮮やかな記憶色系発色が好まれ、米国でケバケバしいくらいのこってりとした艶々系発色、欧州でスッキリとしたリアル系発色が好まれる傾向があるそう。その為手持ちのFinePix F550EXRF1000EXRらと比べると明らかに彩度は低く、寒色系な色味を出す。一応鮮やかな発色好みな人様に、FUJIFILMのカラーリバーサルフィムに似せた発色をさせるFUJICHROMEモードと言のもある。しかし、そのモードにしても国内仕様のフィルシュミレーションモード (カラーリバーサルフィルムのAstia、Provia、Velviaが選べる) と比べると中間のProviaよりも若干彩度が高い程度で、Velviaより随分大人しい発色である。また、スタンダード、FUJICHROMEモードと全体的に見て、若干黄色がく青みが強い色調だと感じる。当機の難点は、シャッターピードの上限が1/1000秒までである事。通常このクスならば上限1/2000秒が一般的であり、半分の1/1000秒では500万画素機並みの性能である。そ れに望遠端で35mm判換算380mmの光学10倍レンズを積んでいるものの、当機は手振れ補正機能が付いていない (ISO感度を高くする手振れ軽減機能はあるが) 。同じく光学10倍で、望遠端が35mm判換算で370mmのFinecam M410Rの場合シャッタースピードの上限が1/2000秒であり、高速シャッターを使う事によりブレが当機と比べ相当抑えられる。廉機とは言え、この辺りの性能は削ってほしくなかたと思う。 (カラの画像は前面をKodak EasyShare MAX Z990、裏面をEPSON Colorio PhotoPC Link L-400撮影)
 FUJIFILM FinePix S5800による作例はこちら
 FUJIFILM Globalのホームページはこちら
 
ラの詳細はこちら http://www.fujifilm.com/support/digital_cameras/specifications/s/finepix_s5800/
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No.39 GE Power Pro X500
     有効1600万画素 1/2.3型
CCD 発売時期2011年4

 ここ最近ネオ一眼を中心に収集しており、その中で比較的状態の良いGE Power Pro X500を見付けた。当機の先代モデルX5は、色々と問題を抱えていたらしい (ピントが合わなかったり、画像に縦筋が出る) 。ファームウェアをアップデートすれば直るらしいが、国内メーカーの様にホームページからダウンロードするのではなく、メーカーに本体を送り、アップデー トさせた物を返す仕組みだったそうだ (後継機のX600も液晶画面に映し出された画像が乱れる不具合を、同じくメーカーに送りファームウェアをアップデートする方法で修正していた) 。General Imaging Japanは亜州光学の日本法人であるAOI開発センターに吸収されており、現在どの程度までサポートを受けられるかは闇。GEで手に入れるなら、特に問報告がない機しかないと思っていた。GEは安い価格でカメラを売るため (CanonやNikon等大手メーカーの半額以下で販売されていた) 、中国でデザインら生産までを一貫して行っている。実際の所は台湾の亜州光学が同社の持つ中国工場で開発・生産しているのだが、亜州光学は国内メーカーだとFUJIFILMのOEM生産をしており、当機とFinePix S2800HDはボディーが共通だったりする。流石にFUJINON LENSや画像処理エンジンまで一緒と言う訳ではなく、ボディー以外の中身は亜州光学のオリジナルである。また、GEはAGFAPHOTOをランドパートナーにしており、GEのデジカメをAGFAPHOTOブランドで販売していた。その為、AGFAPHOTO SELECTA 16は当機とブランドが違うだけの、全く同じ物である。沈胴式の11群14枚レンズは、最大望遠にするこれでもかと言う程長く突き出す。ボディーの大きさはFinePix S5800とほぼ変わらないので、片やインナーズームで全くレンズが突き出さない物と比べると異様すらある。まぁ自分的には、レンズが突き出たスタイルの方により好感を持つ。ちなみに、レンズ先端には花型フード様の物が付いているが、これは当のフードではなくレンズ保護用の物だそうだ。当機は光学15倍、35mm判算で405mmとそこそこの望遠レンズを積む。ロングズームを手持ちで撮影しい様にCCDシフト式手振れ補正機能を搭載しているが、補正機能はそんなに強力ではい。と言うか、ないよりマシ程度でしかなく、手持ちカメラで手振れ補正機能搭機では最弱ではないかと思う。当機よりも最大望遠域のF値が暗いFinePix F1000EXRPowerShot SX210 ISEasyShare MAX Z990がピタッと止まる場面で結構ブレてしまう為、望遠域での撮影は基本三脚を使用した方が無難である。インターフェイスは、GE独の仕様。自分はA1455で慣れていから良いが、国産機しか触った事のない人だと最初は凄く戸惑うかもしれない。オ一眼らしく各所の調整幅は一般的なコンデジと比べ大きいが、完成度はイマイ良いとは言えず。A1455は一般的なコンデジだからまだ許せる部分はあるのが、ネオ一眼だからこそしっかりしてほしいと言う点は多々ある。例えば、電源OFFにする度、EVF設定がキャンセルされ背面ディスプレーに戻る点。ネオ眼をわざわざチョイスするのは、ファインダーに接眼してしっかり構えて撮りたが為と言うのが大きい。これは一度設定したら記憶し、切り替えは手動にしてほかった。メモリーに関しては、連写機能も使い難い。3連写と無限連写が出来るだがメモリー出来ず、シャッターボタンを離す度にシングルシャッターに戻るので、その都度メニューの階層に潜って連写機能を設定し直さなければならない。よって、スーツや鳥の撮影など、何度も立て続けに連写する様な使い方は無理である。ま、画質に関してもイマイチ。有効1600万画素は自分の手持ちカラ内ではFinePix F1000EXRやF550EXRび最大級なのだが、原寸大で見ると非常に画像が荒い。FUJIFILMのデジメをOEMで作っていだけあってか、画像処理の癖はFUJIFILMに似せている感じ。遠景で木々葉っぱなどを溶かして絵的な表現にしているのだが、当機の場合はレンズ性能がFUJINON LENS程ではないので若干モヤっとなってしまっている。また、AFの精度もイマイチで、特にテレ端にした場合、中央一点にして合焦させてもピンボケにっている事が多々あり、折角高倍率のズームレンズを持っているのに鳥の撮影なにはとても使い難い。同じGEでもA1455はマクロ性能が良く、最短5cmらのグループではダントツのトップで、実質1cm級実力がある。しかし当機の場合、同じく最短5cmからなのだが、何度試しても反対の結果となった。5cmからとなっているものの、実質10cm級の実力しないPowerShot SX210 ISと等。5cm級では最下位である (次々ページマクロ性能比較) 。A1455並みを期待していただけに、とても残念だ。最後に、当機を中古購入の際、出来れば本体のみの物ではなく、取扱説明書が付いている物を購入するを強くお勧めする。前記した様にインターフェイスが独特な為、国産機に慣れてると直感では非常に分かり辛い仕組み。しかも、日本語の取扱説明書がもう入手難である。日本、並びにアメリカ本国のホームページが消滅した為、取扱説明書の正規ダウンロードは出来なくなっており、現在手に入れられるのは各種マニュアル掲サイトにある英語版だけである。読み熟せる人は良いが、そうでない人やGEのジタルカメラ未経験者は回避した方が無難かもしれない。 (カメラの画像前面をFUJIFILM FinePix S5800、裏面をCASIO EXILIM CA005で撮影)
 GE Power Pro X500による作例はこちら
 GEのホームページはこちら
GE (General Imaging) のホームページは最初に接続先の現地法人 (この場合は日本法人) のホームページへ自動的に接続しようとする為、サイトが閉鎖している日本では「このホームページは表示できません、又は、サーバが見つかりませんでした」 と言う画面が出ます。そこでそのままサトを再読み込みさせるか、一度このページへ戻り改めて接続すると、アメリカのメイホームページへ飛ぶ仕様になっていますで参考までに (2016年5月まではホームページに接続出来ていたのだが、2016年7月に接続しようとした所繋がらなくなっていた。アメリカ本国も事業撤退してし→同7月中旬、サポートの連絡先のみを告知するページが開設された) 。また、現在のサポート先であるAOI開発センターのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://nakappi3.web.fc2.com/tabinotuioku/CAMERA/GE_Power_Pro_X500_spec.jpg

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No.40 CASIO EXILIM ZOOM EX-Z1200
     有効1210万画素 1/1.7型 CCD 発売時期2007年6

 
メラを集め出し、どうせなら国内の色々なメーカー製も欲しいよなと思いってしまい、その中で手に入れた1台。ここの所ネオ一眼をメインに収集していたのだが、唯一コンデジの大手メーーで手に入れていないメーカーがあった。それがCASIO。カメラ付き携帯電は現行機、先代機共にCASIO EXILIMを使い続けているのだが、これまで本家コンデジのEXILIMを手に入れてなかったのだ。ずっと狙っていたのだがどうせなら現在手持ちのEXILIM CA005と比較したい。となると、1200万画素級の物が欲しかったのだが、中々安く手に入るEXILIMがなかった。根気よく探し、ここに来てようやく手に入たのが当機EX-Z1200である。CASIOは正式な社名をカシオ計算機言う様に、元々機械式計算機を作っていたメーカーだ。その後電卓を作る様にって電子機器分野へ裾野を広げ、デジタル時計に参入。デジタルカメラが開発さると (デジカメを開発したのはKodak) いち早く参入し、1995年に元々フィルムカメラを作って来た光学機器メーカーを差し置いてリリースしたコンパクトデジタルカメラQV-10が大ヒット当時、他に市販されているデジタルカメラと言えばCanonのカメラ (RC-701) が定価39万円とか、アメリカメーカーDycamのカメラ (Model 1) が995ドル (1ドル=150円前後だったので凡そ15万円くらい) とか超高額で、それに対してQV-10は定価6万5千円と庶民でも手が届き易いカメラだったから。更にQV-10は背面に初めてモニターを備えたカメラあり、撮った画像を直ぐに確認出来るのは撮影者にとって最高に魅力的だったCASIOの場合QV-10こそカメラと言うよりは家電的商品だったが、デジルカメラが進化してただ写るだけでは消費者を満足させられなくなってくると、学機器メーカーではないCASIOはカメラの性能をげてく過程でレンズや撮像素子を専門メーカーから仕入れる様になる。ただそれだけは光学機器メーカーに太刀打ちできないので、それを自社のアルゴリズ= 画像処理エンジンで特徴を付ける事により光学機器メーカーとの差別化を図り、独特な立ち位置を確立して来た。ちなみに当機の場合、レンズはOptio E80と同じスライディング・レンズ・システムを要するPENTAX製、CCDはソニー製を使っている。初期のCASIOコンデジには堂々と、Canonとかsmc PENTAXなどブランド名が入ったままのレンズを使っていた事もある。まぁ、当機が使っているレンズにsmc PENTAXとは入っていないものの、レンズ位置が中心部からズレたスライディング・レンズ・システムなど見ただけでバレバレだ。尚、当機に採用されてい焦点距離f=7.9〜23.7mm非球面レンズを含む5群7枚光学4倍ズームンズは、Optio Aシリーズが採用している物と全く一緒。当機と同様の有効1210万画素、1/1.7型CCDを積むOptio A40は、外観や画像処理エンジンが違うだけの異父姉妹機と言えるが、A40の発売は当機よりも4ヶ月遅い10月。当機が先行試作型で、A40はブラッュアップした量産機なのかもしれない。前記した様に当機の撮像素子は当時でも大型で、最高画素の撮像素子を積んでいる。更にはCCDシフト手振れ補正機、沖気の組込用顔画像処理ミドルウェア「FSE」によるCASIO初の顔認識、2.8型のワイド液晶、シャッター・絞り優先AE搭載など高機能な当時のCASIOコンデジにおけるフラッグシップ機。ただ……外部調達だから仕方ないかもしれないが、広角35mm判換算で37mmなのは画角として狭い方だし、光学3倍ズームの望遠端は111mmでF5.4と暗め。販売価格少し高めなフラッグシップなのだから、レンズはせめて広角28mmからとかもう少し頑張っ物を積んでほしかったと思う。但し、レンズ自体はsuper multi coatを施してあるsmc PENTAXを採用しているだけの事はあり、解像度はすこぶる良い。コンデジとしては大型の撮像素子を十分生かす、ャープなをしている (次々ページの解像度比較@A参照) 。また、前記解像度比較でほぼほぼ同じ画素数のCA005と比較すると、そのは歴然である。有効画素数こそCA005の方が85万画素多いが、撮像素子のきさは圧倒的に当機の方が大きい (これでも当HPのラインナップ中2番目に撮像素子が大きい) ので1画素により多くの光を取り込んでおり、の分細かく繊細に描けている。また、レンズ自体の性能も段違いであり、撮像素へ被写体をより確実に写し込んでいる。特に解像度比較Aは遠方の細かな写り込を比較出来るが、CA005は撮像素子が小さいので受光し切れず部分的にドッ抜けしており、画自体レンズの解像度が追い付かず潰れも激しい。一応カメラなンパクトデジタルカメラと携帯電話のおまけで付いているカメラなの極端に差が出ているが、未だ (2016年現在も) 高画素なカメラ程写りが良いと思っている方は多い。画素数に対してゆとりのある撮像素子を積み、解像度の良いレンズを組み合わせているカメラなら、最新の画素カラよりも写りの良いカメラがあったりするのを覚えておいた方が良い。実際、ーカーも売れるからと無理やり高画素を詰め込んだ撮像素子自体は小さいカメラ作り、売り捌いているのだから。安いのにやたら高画素を謳っているカメラは要意だ。さて、当機はフラッグシップらしく、フルオート以外にマニュアル、絞り先、シャッター優先のモードを備える。自分は他のカメラでも絞り優先があればれをメインで使うのだが、当機の絞り優先はF2.8とF8.0のどちらかにし設定出来ない。もう少し細かく調整出来ると良かった。尚、絞り優先時は良いのが、シャッター優先だとISO感度はオート、マニュアルモードだとISO50固定されてしまう。出来る限り撮影者に失敗させない為の配慮とは思うのだが、ざわざオート以外で撮ろうとしているのだから、自分のしたい設定で撮らせてくたら良いのにと言う気もする。マクロは最短6cmから (次々ページマクロ性能比較) 。一応強制的にマクロモードにする事も可能だが、当機にはDiMAGE XtX1の様なオートマクロ機能がある為、撮影距離に応じて手に切り替わってくれる。手動のマクロモードはMENUでそこそこ潜らないと辿り着けないので、近接撮影は何も考えずに撮れば良い。どうせなら、階層にった方のメニューには、より近接撮影が可能なスーパーマクロモードでも付けていてほしかっ (カメラの画像は前面をGE Power Pro X500、裏面をTOSHIBA Allegretto M81 PDR-M81で撮影)
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 CASIO のホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://arch.casio.jp/dc/products/ex_z1200/
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No.41 Panasonic LUMIX DMC-FZ30
     有効800万画素 1/1.8型 CCD 発売時期2005年8



テレコンバージョンレンズ DMW-LT55装着

 ここ最近ネオ一眼を中心に収集しており、その中で見付けた1台。実は自分、
LUMIX CLUBのフォトコンや特集に時々投稿している。基本はLUMIX DMC-FX40で撮った物を投稿しているのだが、一眼レフやミラーレス、最近流行の高級路線化したコンジと比べると普及型のDMC-FX40では役不足が否めない。そこで、心苦しのだがより良い写真を投稿しようと、最近はPanasonic以外のメーカーネオ一眼やリリース当時はフラッグシップだったコンデジ等を使って投稿してい。なので他社製に頼らなくても良い様、ある度大きい画像でも画質的に安心出来る、800〜1000万画素級LUMIXネ一眼が欲しいと探していたのだ。今まで手に入れて来たネオ一眼のメーカーは比的人気ないか、若しくは古くて性能的に厳しい物が多かった。でないと、中々安くは手入れられない。このDMC-FZ30は3400円だったので、人気が高くてちぼち古い物でも安値で出て来ないLUMIXにしては、そこそこ安く手に入れられた方だと思う。当機はDMC-FZ20 (1/2.5型CCD 500万画素) の後継機に当たり、同じくネオ一眼であるDMC-FZ5 (1/2.5型CCD 500万画素) の上位機種となる。先代のハイエンドモデル用撮像素子が中級機用にスライドし、新たに大きくて高画素な撮像素子が載せられた訳だ。ちなみに当機がリリースれた同月、同じ1/1.8型CCD 800万画素の撮像素子を積む薄型コンパクトモデルなDiMAGE X1がリリースされている。尚、当時Panasonicは1/1.65型と、より撮像素子の大きいDMC-LX1を同時リリースしているものの価格は機の方が高の為、フラッグシップモデルは当機になる。同年代だとクラス的にはDMC-FZ5DiMAGE Z5と同クラスで、当はDiMAGE A200クラスと言ったところか。最初、当機を手にしたの印象は、兎に角大きいと感じた。インナーズーム機なので、鏡胴の伸び縮みはい。これ以上大きくも小さくもならないのだが、今までに手に入れたネオ一眼のでは一番大柄である。鏡胴の長さこそSyber-shot DSC-F505VDSC-F707に負けるものの、横幅は当機の方が大きい。今まで本体が一番大柄ったEasyShare MAX Z990上回り、一眼レフのCanon EOS700 QDと同等だった。更に、付属のレンズフードを取り付けると、全長はDSC-F707と同等になる。性能はデジタル一眼には及ばなが、佇まいだけはネオ一眼を通り越して完全にデジタル一眼級だと思う。デューは2005年とそこそこ古いが、1/1.8型と大き目な撮像素子と大口径のLEICA DC VARIO-ELMARITレンズは、手持ちの800万画素級カメラの中で最も解像感が高い (次ページの解像度比較@A参照) 。操作性はマニュアル操作に拘りを持って作られており、昔ながらの銀塩一眼レを感じさせる操作感。ズームは手動で、鏡胴のズームリングを回す。電動の場、止ってほしい所でちゃんと止まってくれるズームを持つコンデジはほとんどないの使い難く感じる事が度々あるのだが、当機は手動リング故に微妙な調整が可能。また、マニュアルのピント調整も鏡胴のフォーカスリングを回す。EVFは光式ファインダーと比べると繊細性に欠けるが、こちらも手動リング調整故にボタを押すタイプより細かく合わせ易いし、同じくフォーカスリングを有するDSC-F505VやDSC-F707よりも使い易い。色味は自分としては不満なDMC-FX40やDMC-LZ10とはって彩度が高く、清涼感を感じさせる。当機の画像処理エンジンはヴィーナスエジンUで、DMC-LZ10はヴィーナスエンジンW、DMC-FX40がィーナスエンジンXである。WとXの色味は同じなのだが、全ての色を濃く発色ている感じ。色濃さが特に空の青さを濁していると思うのだが、Uは濁りを感じせない。他の処理は当然新しいエンジンの方が上なのだろうが、発色について自は断然当機の方を支持する。 (カメラの画像は前面をCASIO EXILIM ZOOM EX-Z1200、裏面をGE Power Pro X500影)
 Panasonic LUMIX DMC-FZ30による作例はこちら
 Panasonicのホームページはこちら

 カメラの詳細はこちら http://panasonic.jp/dc/p-db/DMC-FZ30.html
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No.42 OLYMPUS μ-9000
     有効1200万画素 1/2.33型 CCD 発売時期2009年2

 OLYMPUS機は中古購入のFE-3010μ-5000を持っているのだが、FE-3010はレンズ内又はCCD上に埃が沢山入り込んでいて、画像に複数の影が
り込むハズレを引いてしまった。よって、ほとんど使用しておらず。μ-5000は調子良い個体なのだが、これって実は欧州専売機だったりする。大まはOLYMPUSの特徴である寒色系発色なのだが、μ-5000はよりく寒色を感じる色味を出す。原色系でケバい色味を好むアメリカ人や明るく鮮や色味を好む日本人よりも、より自然で彩度低めな色味を好む欧州人向きに画像処エンジンTruePicIIIのアルゴリズムを調整しているのだろうとう。と言う訳で、国内仕様の発色を出す、ちゃんと使えるOLYMPUS機を欲ていた。OLYMPUS機で1000万画素以上になると中々安い出物が見からず、FE-3010やμ-5000も結構苦労して探し出したが、やっとの事でこのμ-9000と出い、1200円で手に入れられた。当機は、FE-3010やμ-5000と同じ2009年1月にリリース発表された姉妹機である。当μ、FEシリーズ共に3台ずつリリースされたのだが、FE-3010はμリーズよりも下位のベーシックグレードで、そのリリース3台の中では中級機、μ-5000はμシリーズの下級機に該当する。逆に当機はμシリーズの上級機でり、当代のフラッグシップモデルでもあった。但し、この頃のOLYMPUSは経営難で、一番元気が無い頃。特にコンデジの売り上げが不調で2005年に118億2700万円の赤字を出し、それ以降は大幅に機種整理をし、売れ筋デルに絞って販売をしていた。その為、フラッグシップモデルとは言え、当機価格は売り出し時で4万5千円前後。他社のフラッグシップモデルと比べるといし、撮像素子も普及帯機の1/2.33型を使っている。ちなみに、当時のフッグシップ機は1/1.7〜1/1.8型が普通である。またレンズも、望倍率でライバルが12倍の所当機は10倍止まりだし、マニュアルや絞り優先なを省いてオートに特化する等、機能的には中級機仕様なコンデジである。当は前記した様にμ-5000の上級機になるのであるが、基本的な機能はほぼほ共通である。大きな違いはレンズ倍率がより望遠である事 (35mm判換算で28mmから10倍 : 35mm判換算で36mmから5倍) と、背面モニターのグレードが高い事 (ハイパークリスタルIII液晶 : ハイパークリスタルII液晶) 、あとはスーパーマクロの最短距離がより短い事 (1cm : 3cm) 、内蔵メモリの量 (45MB : 36MB) くらいか。今回当機を得た事でOLYMPUSの2009年前期モデルが3台になった訳だが、機能面ではフラッグシップだけの事はあり当機が一番なのだけ、使用面では当機が今一歩使い難いと感じる。まず、ON / OFF用ボタン。FE-3010やμ-5000は一般的な大きさのボタンなのだが、当機の物は一回り小さい。自分は男でも手が小さい方で、グローブのサイは男性用のS、女性用のMサイズであるが、それでもボタンが小さくて少々押しさを感じる。指の太い男性だと相当押し難さを感じるのではないだろうか?もうつ厄介なのがズーム操作。FE-3010やμ-5000は背面にボタンがあり、カメラを構えた状態で右指を使って操作が出来る。それに対して当機は、シャッターボタン右横にあるさなスライドスイッチで操作するタイプだ。当機と似た様な操作機構を持つ手持カメラだとPowerShot SX210 ISがあるのだが、こちらはスライドスイッチがシャッターボタンの左側にある。先ずはズーム操作をしてシャッターを切る訳であるが、当機の様に操後指を伸ばすよりSX210 ISの様に指を引く方が流れ的に素早くシャッターボタンを押せると感じるし、当機のスライドスイッチは本体の上部右端にあり、カメラを構えたまま操作するには指が窮屈で場所的にもイマイチだと思う。尚、当機に限らず他のOLYMPUS機にも言えるのだが、露出補正やホワイトバランス、彩度等を変更、小窓毎に画像を表示させ、実際にどう違うかを比べられる様にしているアイディアは良いのだが、2.7型の小さなモニターの中で更に小分けした小さ画像を見比べても、ハッキリと違いが分かるかと言うととても微妙だ。この辺り、他メーカーのコンデジと比べて使い難さを感じる。色々な部分でイマイチのあるOLYMPUSだが、良い所もある。一つは、ピクセルマッピングが出来事。当機を中古購入した際、画像に白いホットスポットが一点あった。他社製ジカメの場合、保証期間内ならメーカーに送って直してもらうか、保証期間外と諦めて使うかである。1/12,000,000画素の点であり、等倍で見な分かりいのだから……。だが、発見してしまうと見えなくても気になるものである。OLYMPUS場合は本体能でピクセルマッピングがある為、解消出来る可能性が高い。実際、この機能でットスポットはなくなった。あって良かったと思う機能である。他に良いのはマロ性能。FE-3010は5cm級としてはチョイ大きく写り、μ-5000に至っては3cm級がら実質1cm級。しかも、1cm級で見ても上位クラスの実力がある。当機はうかと言うと、スーパーマクロは1cm級。他の1cm級機と比べると、同じくクロ性能では定評のあるRICOH機に若干届かなかったものの、1cm級としトップクラスの実力だった (次々ページのマクロ性能比較参照) 。腐っても、元顕微鏡屋の面目躍如と言ったところか。だが、Nikon、Canon、PENTAX、KONICA MINOLTAと言った光学機器メーカーのレンズや、Carl Zeiss、Schneider - KREUZNACH、LEICAと言った銘入りレンズに比べ、OLYMPUSのレンズは近くは良くても遠方の解像力が一段緩い (次々ページの解像度比較@A参照) と感じる。OLYMPUSはバリバリの光学機器メーカーであり、カメラメーーとしても老舗。商品説明で「DSA (大偏肉両面非球面) レンズやHRレンズといった特殊レンズを、特殊高分散ガラスレンズや非球面レンズと効果的に組み合わせることにより、コンパクトで高い描写力を併せ持つ、つてないズーム性能を実現しました。」とレンズの出来を謳っているが、高い描力と言う点で微妙。高倍率の薄型レンズを作った事については頑張ったとは思うのだが……。味は前記した様に寒色系。但し、寒々とした発色をするCaplio RR30Caplio GXFinecam M410Rと比べると発色が強くてどっしりとしている。紅葉等派手な色彩には合わないが、桜みたいな淡い色や青空等は落ち着いた色味が出てよく合うと思う。尚、当機の液晶画面 (ハイパークリスタルIII液晶) は彩度が高くて発色が良い為、この液晶を通して画像を見る分には色味が寒色系だと分からない事に注意が必要である。PCに取り込んでから画像を見ると、そ違いにきっと驚くだろう。 (カメラの画像は前面をPanasonic LUMIX DMC-FZ30、裏面をCASIO EXILIM ZOOM EX-Z1200影)
 
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 OLYMPUSのホームページはこちら
 
カメラの詳細はこちら http://www.digi-came.com/jp/modules/news/article.php?storyid=2293
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No.43 Rollei da8535 Prego
     有効800万画素 1/2.5型 CCD 発売時期2008年11

 Rolleiと言えば二眼レフカメラのRolleiflexが有名。あと最は「たまゆら」と言うアニメで、主人公の沢渡楓 (通称ぽって) がRollei 35Sを使っていたりして、こちらでも知られている。それにまぁRolleiと言えばドイツの老舗メーカーだし、もし手に入るなら1台欲しいと常々思ってた。当機da8535には、ペットネームとしてPregoと言う名がついてい。これはかつてRolleiのフィルムカメラで、CanonのオートボーイやOLYMPUS AZ-1の様な全自動カメラに付けられていたネームである。全自動カメラと言う意味で当機の様なコンデは正に全自動カメラの末裔みたいな物なので、Pregoの名を引き継いだのだうか?尚、Rolleiはデジタルカメラを自社生産しておらず、専らOEM調である。ちなみにPolaroidやAGFAPHOTOのデジカメとほぼほぼインナップが共通であり (各社ともにオリジナル商品もあるが) 、ここからこの三社が同じメーカーからOEM供給を受けている事が窺える。その為当機も、Polaroid i837とAGFAPHOTO DC833mと言う異父姉妹機が存在する。ブランドが違うだけでそれぞれ中身は同じカメラなのだが、中古での相場が全く違うので注意が必要。Polaroidなら高くても2,000円くらいまでで手に入るのだが、AGFAPHOTOやRolleiブランドになると本体だけでも5,000円近まで跳ね上がる。どうしてもこの三社の中で、Polaroidは安物メーカーいになってしまうのだ。当機の場合、同じカメラをブランドに拘らず安く手に入たいのならi837を入手すれば良い。それは分かっているのだがやっぱりRolleiと言うブランドが欲しくて、高いと知りつつ購入した。まぁ4,010円購入なら箱・付属品全部有りだったので、相場よりはボチボチ安く手入れられただろうと思う。(苦笑)当機の使い勝手や発色傾向は基本、手持ちでうとPolaroid t743とほ一緒。リリース時期も近いし、t743の異父姉妹機としてRolleiにはRCP-7430XWがある訳だが、結局のころOEM元は同じなので、全体の傾向は似て来る訳で。ちなみに、OEM供給について、自分はSANYOだと思っている。日本では当機の様なコンデジはトデジ扱いされる事が多いのだが、発色はトイデジっぽさもなく落ち着いていて、めでしっとりとした色いが出る。レンズ性能が低い為、周辺減光あり。解像度も有効800万画素機とてみれば高くはないが、トータルで見ればそんなにいと言う感じではなく普通に使える。吐き出す画がノスタルジック調で、ある意古いRolleiらしさも感じる。当機はプログラムモードやシーンモードの他に絞り先モーとシャッター優先モード、そしてマニュアルモードを備えるのが面白い。但し、り優先はF2.8とF5.6の2段しかない。2段しかないのはEXILIM ZOOM EX-Z1200と一緒なのだが、あちらはF2.8とF8.0である。F5.6ではイマイチり足りなく感じてしまうのが惜しい。当機を駆使するなら、シャッター優先での使用がお勧めだと思う。当機は単3乾電池駆動で、設定画面にて使用電池 (アルカリ・Ni-MH・リチウム・オキシライド) が選べる様になっている。自分は乾電池駆動のカメラには基本Ni-MHを使用しているのだが、使用電池をNi-MHにしても電池消費が非常に激しい。100枚弱しか撮れない場合が多のだが、ここで裏技がある。それは電池設定をオキシライドにする事だ。する、見違えるほど長持ちする様になる。ちなみにこの傾向はSANYOやPanasonicのコンデジにもあり、手持ちだとLUMIX DMC-LZ10もオキシライドにすると電池持ちが良くなる。この事からも、OEM元はSANYOだと睨んでいるのだ。元々SANYO (三洋電機) とPanasonic (松下電器産業) は密接な関係があり (三洋の創設者は、松下電器産業創設者松下幸之助の義弟、井植歳男) 、結局現在はPanasonicに吸収合併されている。で、オキシライドが最初から使える様に設定出来る機種は、基本的にPanasonic製とSANYO製だから。当機の難点として、近接撮影距離やマクロ性能の低さがあ。広角端で最小近接撮影距離80cm。マクロだと広角端で15cmである。広端80cmは手持ちカメラだと他にAllegretto M81もあるのだが、こちらはマクロが10cmまで寄れるし、そもそも当機は2008年リリースに対してAllegretto M81は2001年リリースの為、本来なら当機の方が性能的に良くて当たり前だ。他に、広角端70cm、マクロ15cmからとスペックが似ている2004年リリースEasyShare LS755の場マクロから更に寄れるスーパーマクロモードを搭載し、こちらにすると5cmま近寄れる。また、他のマクロ15cm級と比べても、イマイチ寄れなかったりす (次々ページマクロ性能比較) 。よって、当機は短焦点カメラを除くと、近接撮影性能が手持ちカメラ中低である。参考までに当機は販売時、村商会が輸入代理店だった。しかし同社はRolleiから撤退し、現在はケンー・トキナーがRolleiを取り扱っており、当機の取扱説明書はケンー・トキナーのHPから2016年現在もダウンロード可能である。 (カメラの画像は前面をOLYMPUS μ-9000、裏面をPanasonic LUMIX DMC-FZ30影)
 
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カメラの詳細はこちら http://nakappi3.web.fc2.com/tabinotuioku/CAMERA/Rollei_da8535_Prego_spec.jpg
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No.44 PENTAX Optio I-10
     有効1210万画素 1/2.3型 CCD 発売時期2010年2月

 PENTAXのコンデジはOptio E80を持っているのだが、これはベーシックグレード。つまり、下級機で一番低スペックだ。がしかし、使ってみるとその低スペック機でもそこそこ使えてしまう。その辺りが腐っても光学機器メーカー製だと思う。ならば、PENTAXでもうチョイグレードが高い品なら、どれくらいの性能があるのだろか?と興味が湧いた。そんなところから手に入れたのが当機である。当機は一目見て分かる通り、独特な形をしている。コンデジと言えば、大概長方形。要する箱形である。が、このカメラは見た目にもカメラらしいデザイン。軍艦部中央にンタプリズムに似せた山形の突起があり、裏側にはファインダーの代わりにスーカーが付いている。で、当機の形、よくよく見ると……1979年にPENTAXがリリースした小型一眼レフカメラ、auto110 SUPERにそっくりなのだ。auto110 SUPERは、世界最小の一眼レフカメラとしてデビューした。通常一眼レフカメラと言えば35mmフィルムを使用するのだが、これをポケットカメラ用の110フィルム (Kodakが作り出したフィルムの規格で、Kodak Trimlite Instamatic 18も110フィルムを使っている) を使用する事でフィルムの容積を減らし、その分本体を小型化したのだ。その為一眼レフカメラでありながら、現代のコンデジほどの大きさしかない。それをコデジとして作り直した?と言うかパロディ化したのが当機と言える。但し、パロィ機とは言え、YASHICA EZ F521の様なブランド名だけのトイデジではなく、光学機器メーカーが作ったちゃんとしたデジカメな所が面白い。原型機の本体向かっ左側上部にauto110 SUPERと書かれていた場所には、DIGITAL I-10と入っている。当機の型式、I-10はパッと見110と見えなくはないので狙ってこの形式名を付けたのだろう。しかもI-10のハイフンは短め、より110見え易い演出をされている辺りがニクイ。auto110 SUPERのペンタプリズム部前面には赤いセルフタイマー用の発光器が付いていたのだが、機はこにフラッシュが収まっている。本体前面を革張り風のデザインにして、本当にた目はミニ一眼。どうせならレンズ交換可能にすれば良かったのに。PENTAX自身もそう思っていた様で、その後コンデジをミラーレス一眼化した PENTAX Qを発売している。当機はデザインこそとても凝っているが、中身としては中級コンデジ。撮像素子も大きくないし、レンズはsmcコーティングの施されていいPENTAXレンズ。価格帯も2万円台だったらしい。どうせ拘るのなら、性もそこそこ拘って欲しかった。せめてレンズは、PENTAXらしくsmcコーィングされた物をと……。それでも、他にないデザイで人気が高く、また後継機が出なかった事もあって生産中止後にプレミアが付いいたりする程。中古機でもその性能から見れば2〜3倍の高値で売買されてお分が手に入れた物もフルセット品で6,000円だった。普段コンデジは2,000円弱で入手しているので、3倍の高値である。しかもこのカメラ、中身中級機故なのか作りが少々雑で、当たり外れが多いらしい。特にレンズの出来がマイチで、片ボケる個体が頻発したそうだ。自分のもそうじゃないかと心配したが、歪曲収差によ歪みはあるもののボケていると言う感じではないのでホッとしている。当機は操、個人的にちょっと使い辛い部分を一部感じる。まず第一に電源ボタン。ごく一的に軍艦部、シャッターボタンの横にあるのだが、これが押し辛い。箱型のコンジであれば何とも感じないのだろうが、当機の場合、ペンタプリズム風に盛り上った中央部とシャッターボタンの谷間に位置する事になってしまい、少々押し辛のだ。指の細い女性は問題ないだろうが、大半の男性は押し難く感じると思う。た、シャッターボタン外枠にあるズームレバー。通常は本体の表面を向いていて差し指で操作するだが、当機は裏面に向いていて親指で操作する様に作られている。この形状は、auto110 SUPERのフィルム巻き上げレバーを模しているのだろう。そう思えばカッコは良いが、使い勝手で考えるとイマイチかなぁと。親指で操作するには位置が高ぎだ。その代わり軍艦部左側に指置きと前部右側にグリップがある為、撮影時にメラをホールドし易い。あと、シーンモードに何故か夕景がない。自分は夕景をく撮影する為、何気によく使うモードなのでこの辺りも使い勝手を悪く感じさせる。2009のE80にはあって、2010年のI-10で外されているのはどうしてなのだろう?最後に、マクロが弱い事。マクロードが最短10cmから、スーパーマクロモードは最短8cmからとなっている、実際の所マクロとスーパーマクロの差はほとんどなく、当機のスーパーマクロE80のマク(10cm〜) で比べてもほぼほぼ同等である (次々ページマクロ性能比較) 。スーパーマクロと名が付いている以上、もうちょっと寄れる様にして欲しかっと思う。他に使い勝手ではないのだが、気った点として当機の2.7型ワイド液晶。角大きな液晶を使っているのに左側の空間が多く、広い画面を持て余している。か上手く有活用出来なかったのかねぇ?勿体なく感じる。画面と言えば、ガイドライン表示がなので、水平確認し辛いのもイマイチか。まぁ、スタイリング以外はホント初心者きに機能を絞った中級機である為、余り多くを望まない方が良いカメラである。 (カメラの像は前面をRollei da8535 Prego、裏面をOLYMPUS μ-9000で撮影)
 
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カメラの詳細はこちら http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/optio-i-10/feature.html
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No.45 Polaroid a520
      有効500万画素 1/1.8型 CMOS 発売時期2006年10月

 
Polaroidコンデジはi535BBt743を持っており、このa520で3台目となる。元々Polaroidと言うメーカーについてはインスタントカメに興味があり、デジタルカメラについて特に何とも思ってなかった。たまたま2台手に入れてしまい、このメーカーコンデジを調べる内に、絶大な人気を持つa520と言う種を知った。世間一般ではトイデジとして人気がある様だ、i535BBの項でも書いた通り、Polaroidはイデジとして当機を作った訳ではない。ただ単に安く、初者向きな作りなのだが、それが国産機と比べてチープ過ぎ日本だとトイデジ相当と言うだけである。当機が何故トイジとしてブレイクしたかと言うと、ホワイトバランスが不でよく転ぶ。その為、発色が思いもよらない色を出したりるので面白がられる。また、画作りがハイコントラストで概青色が濃く出て、全体的に黄緑っぽい感じになる (ホワイトバランスがよく転ぶので絶対出る訳ではない) 等の発色が見た目、古いフィルム調である。この様な性格が、LOMO LC-Aと言うちょっとクラッシックなフィルムカメラで撮った写真に近い画像を吐き出すと言う事で人気となったのだ。故に、デジタルロモとも呼ばれてい。自分はKodakフィルム風な色合いが好きなので、当の様な感じは結構好み。その為良い出物があればと狙っいた。今でも結構人気があり、まともな個体は高値になっしまうのだが、今回これを本体のみだったが990円で入で来たので、まぁ安く手に入れられた方だと思う。実際使ってみると、画作りがコダカラーみたい。古き良きアメカ的な発色になり和む。写りは若干緩いがレンズは5群5のガラスレンズを使用。性格的に近いAGFAPHOTO sensor 505-XYASHICA EZ F521ガラス+プラスチックの混合レンズなので、写りは当機のがクリアに感じる。また、CMOSながら1/1.8型とし大きめの撮像素子を積んでいるので、先に挙げた2機とべると画像の質感も良い。但し、ピントがsenspr 505-Xよりチョイ緩いかなと言う所が自分としては惜しいと思う。人によってはピントの緩い方が味になってイイと言われる事もあるのだが……HITACHI I.mega HDC-509VISTAQUEST VQ1015 Classicの緩さは論外。当機はギリギリで認めてもイイかなと言う感じ (次々ページの解像度比較@A参照) 。仕様で焦点距離f=8.54mmとの記載はあるが、 35mm判換算は不明。手持ちカメラで比較したところ、画角はEZ F521とほぼほぼ同じ。EZ F521が42.53mmである事から、当機は42mm前後ではないかと思われる。当機は単焦点なので、ズームはデジタルのみ。4倍まで拡大出来るがデジルズームは画質劣化が甚だしい為、使わない方が良いだろ。使用感は、兎に角反応が遅い。シャッターや電源、そののボタン、どれを押してもレスポンスが遅い。また、撮影ードからプレビューモードで画像確認した後撮影モードへるのに、一度録画モードを経由しないと戻れない。ここはし面倒に感じる。不具合としては日時設定が出来ない。ットで検索すると、日時設定をしても電源オフでリセットれると言う不具合が多数報告されているが、自分の手に入た個体は設定して直ぐに撮っても初期設定のままで、入力た日時が反映されない。よって、全ての画像で撮影日時が2003年10月1日になってしまう。そうそう、当機で1面白いと思ったところがある。それは電動のレンズシャッーがある事。但し、一般的なレンズシャッターではない。常レンズシャッターはレンズの一番前にあって、電源OFF時にレンズ前面を保護する物である。が、当機のレンシャッターは前玉の後ろにあり、絞り幕以降を保護していのだ。多分、レンズではなく撮像素子を保護したいのだろ。自分の持つデジカメで光学ズームレンズ機はレンズャッターかレンズキャップを持っている。単焦点機だとEZ F521はレンズキャップを持っているものの、他のカメラはそれすらない。そう言った意味で当機は珍しいと思う。尚、i535BBのしく記載したが、2015年12月以降日本でのPolaroidデジカメに対するサポートは途絶している、正規ルートでの修理や消耗品の購入は全く出来なくなっいる。Polaroidのデジカメをこれから入手・維持ていく場は注意が必要だ。に、PolaroidのHPでは既にカメラの仕様他詳細が削除済みであり、amazonや価格.comのスペック情報も中途半端。また、当機は人気がる為ット上にユーーレビューは数多く存在するものの、仕様詳細を載せていらっゃる所を探してもられなかった。そこで、当HPにてーザーガイドの仕様詳細部をスキャニングして載せた。多分、ネットで見られる現状一番詳細なa520の情報だと思われる。 (カラの画像は前面をPENTAX Optio I-10、裏面をRollei da8535 Pregoで撮影)
 Polaroid a520による作例はこちら
 Polaroidのホームページはこちら ※左記のリンクは日本ポラロイドのものであり、現在放置されている。米
Polaroidのホームページはこちら
 
ラの詳細はこちら http://nakappi3.web.fc2.com/tabinotuioku/CAMERA/polaroid-a520_siyou.jpg
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No.46 PRAKTICA Luxmedia 1405 slim
     有効1400万画素 1/3型 CCD 発売時期2013年1月

 PRAKTICA。ごく普通の人や、デジカメからカメラを使い出
た人には聞き覚えのないブランドだろ。フィルムカメラを使っていた世代でも、このブランドを知っている人は余り多はないと思う。PRAKTICAはドイツのブランドで、カメラのメーカーはPENTACONと言う会社である。PENTACONは第二次世界大戦以前、Carl Zeiss財団傘下でカメラを製造していたZeiss Ikonだった。有名どころで言えば、CONTAXブランドのカメラを作っていた会社である。今の人が知るZeiss Ikonは戦後、西ドイツにあったZeiss Ikonの工場が発展していったものだが、Zeiss Ikonの本拠地は東ドイツのドレスデンにあった。この東ドイツ側が後のPENTACONとなる。なので西側資本主義圏では余り知られていないのだけど、東側の共産主義圏ではよく知られたトップメーカー。ソ連時代には、PRACTICAブランドのカメラが宇宙船にも搭載される程だった。ちなみに、PENTACONとはペンタプリズムを持つCONTAXと言う意味なのだが、そは東西でCONTAXの商標権訴訟が起こり、東側では引き続きCONTAXブンドを使えたが西側で使えなくなってしまった故だとか。西側で作っていたCONTAXのカメラがレンジファインダーの二眼レフだったに対し、東側で作っていたのが一眼レフだったのでそう名付けたらしい。と言うで、西側向け製品にPENTACONと言うブランド名を使ったのが始まりであり、れが後に会社名となって、ブランド名がPRAKTICAへと変遷したのであ。尚、ブラン名のPRAKTICAは「プラクティカ」と発音するのだが、日本でこのブランを知る者には「プラクチカ」と言う和製発音がブランド名として浸透しており、項ではそう発音する事を推奨しておく。メーカーのPENTAKONは東側でこトップメーカーだったが、国策企業で経営努力なんてものをして来なかったので態依然なままカメラを作っていた為、いきなり資本主義社会になっても馴染めるがなく。東西ドイツ統一と同時に、敢え無く倒産してしまった。そこで、政治配慮にて西のレンズメーカーであるSchneider - KREUZNACHがPENTAKONを1マルク (当時の為替レートで85円) にて会社を買い取り、傘下としている。今回、たまたまネットオークションに安く出ていたPRAKTICAのコンデジ、Luxmedia 1405 slimを安く手に入れる事が出来た。そもそも知名度がないし、知っている方だと興味はデジカメではなくフィルムカメラか一眼レフ用レンズ群の方だろ。それに多分、デジタルカメラは自社開発ではなく、OEM供給を受けた物だろからマニアでも余り食い付かないかもしれない。コンデジに特化した自分みたいマニアくらいしか……。尚、自分も手にするまで何処かのOEMだろうなとはっていたが、実際に当機を触ったところ出所が直ぐに分かった。何でも色々集めみるものである。手持ちカメラの中に、同じユーザーインターフェイスを持つカラがあったのだ。それはKodak EasyShare MAX Z990である。当機はこれより機能を抑えた簡易版ながら、操作感はほぼほぼ一緒。操作音も同じである。お陰で日本未対応UIながら、英語表示モードで操作方法がバッチリ分かったのはラッキーった。Kodakと言えば、昔から上級機にSchneider - KREUZNACHのレンズを搭載している。もしかしたら、それが縁となってコンデジをOEM供給しているのだろうか?また、ネット上で当機の事を探してたもののほとんど情報を得られず困っていたが、元がKodakならば調べ様もる訳で。当機の元ネタはEasyShare M215と言うコンデジで、EasyShare機には必修の裏側にあるshareボタンが当機にない以外は全く一緒である。ちなみにM215は日本未導入あるものの、これより画素の少ないM200が正規リリースされていた。M200も当機と操作はほぼ変わらず、それの日本語マニュアルが参考になる。ボィーを見ると、当機は本体が薄くて小さい。それを可能にする為か、撮像素子は式には不詳だが、M215と同じなら1/3型 CCDの筈である。ドイツとロシアのサイトで撮像素子のサイズを1/2.33型としている所もあるが、公式的には不詳なのであくまで予想数値だと思われ、分としては等倍画質を見る限り1/3型だと思う。有効1400万画素と高画素撮像素子が小さい為、等倍で見ると画質の悪さが結構目立つものの、PC画面かL判プリントくらいの大きさで見る分にはKodakの画像処理エンジンが優秀なのか、はたまた搭載レンズが良いのか、そに酷く荒れた感じはしな。同じく小さな撮像素子に高画素を詰め込んだカメラ携帯のEXILIM CA005と比べれば全然マシだし、OLYMPUSのコンデジよりも解像度は高いと感じる (次々ページの解像度比較@A参照) 。尚、プログラムモードならISOやホワイトバランスの変更が可能だが、フルのスマートキャプチャーモードも優秀なので、こちらにてお任せで撮った方が結良かったりする。特にマクロに関して、スマートチャプチャーモードだと自動でマクロを認識するし、最短撮影距離は公称10cmなのだが、プログラムモードにて手動でマクロ設て撮るよりもスマートャプチャーモードの方が何故か少しだけ寄れたりする。本体が薄型で小さい為、池室の蓋は少し開け辛い。本体に対して横方向にスライドさせるタイプの蓋ならを入れ易いと思うのだが、当機の場合は本体の前面側へスライドさせるタイプ。を入れ難く、またロックが少し硬めの為、余計に開け辛く感じる。外装はプラスックなので、変に力を入れ過ぎて割らない様注意した方が良いと思う。また、電室にSDカードスロットが同居しているのだが、本体が薄い上、スロットが蓋のけ根側にある為、SDカードの出し入れがし難い。これも仕方がない事とは言、マイナスに感じる。色味は全体的に濃く出るが、Kodakとは少し異なる。Kodakだと濃い上に彩度が高いのだが、当機は濃いのだが彩度は低い。パッ見ではPanasonicのDSC-LZ10や、DSC-FX40に近いと思う。ボディーはKodakのOEMでも画像処理エンジンはPRAKTICAオリジナルのか、若しくは画像処理エンジンは同じながらアルゴリズムのチューニングを変ているのかもしれない。 (カメラの像は前面をKodak EasyShare LS755、裏面をRollei da8535 Pregoで撮影)
 
PRAKTICA Luxmedia 1405 slimによる作例はこちら
 PRAKTICA のホームページはこちら ※左記のリンクは光学機器ブランドPENTACONホーこちら
 
カメラの詳細はこちら http://www.praktica.com.tw/?p=149 ※リンクは台湾輸入総代理店のページである為、表記は中国語になってる。
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No.47 PENTAX X90
     有効1210万画素 1/2.33型 CCD 発売時期2010年3月


 PENTAXのカメラは現在2台 (Optio E80Optio I-10) 所有しているのだが、たまたま安く出ているX90を見付けた。ここの所は主にネオ一眼 (ブリッジカメラ) を中心に集めているので、つい飛びついてしまった。今の所一番高画素なネオ一眼はGEのX500だが、このカメラはハッキリ言って性能的にイマイチ。その次はKodakのZ990のカメラはまぁまぁ良いのだが、撮像素子がCMOSの為か画像が若干ふわっとた感じになり、シャープさがないのが玉に瑕。そのまた次でPanasonicDMC-FZ30はレンズが良くシャープさはあるものの、設計が古くて画質がちょっと落ちる。それ以外のネオ眼も古くて、レンズは良いのだがDMC-FZ30より更に画質が落ちる物ばか。とまぁ、こんな感じで程良いネオ一眼が無く、1000万画素以上でレンズと像処理エンジンのしっかりした物が欲しかったのだ。その点、PENTAXなら持ちの2台を見ても不満はないので大丈夫だろうと。見た目がゴツく、本体はネ一眼としては大き目。パッと見一眼レフにとても近いのだが、持ってみるととて軽くてびっくりした。ほぼほぼ同じ大きさのDiMAGE Z5やFinecam M410R、一回り小さいPower Pro X500と比べて随分と軽いのだ。仕様を見ると本体の重さは当機の方が重いのだが、よくよく考えたら当機以外は電源が単三電池4本。こうやって見ると、リウムイオンバッテリー駆動は随分軽く感じるのだなと実感した。当機は解像度もいし、発色はE80程ケバくはないが、そこそこ色乗りの良い明るく鮮やか感じ。デジカメでは色再現が気難しい紫も、見たままの色で出せるので良い。そなに不満を持つところはないのだが、唯一気になるのは、本体を揺すると内部でタカタと音がする事。当機の手振れ補正はセンサーシフト方式なのでそのセンーが動く音だと思われるが、他のセンサーシフト方式のカメラでここまでカタカと音が出る物を知らない。中で何か壊れてコロコロしているのではないかと言うじの音がする為、結構気になる。あと、強いて言うならレンズをsmcコーティ ングにして欲しかったなと言うくらい。尚、smcコーティングは後継機のX-5で採用された。ホントここ以外に特に書く事もなく、抜きん出て良い部分はなが悪い部分もないので、自分としては秀作と思うカメラだ。 (カメラの像は前面をPRAKTICA Luxmedia 1405 slim、裏面をSONY Syber-shot DSC-F707撮影)
 
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カメラの詳細はこちら http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/digital/x90/feature.html
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No.48 Polaroid Z2300
      有効500万画素 1/3.2型 CMOS 発売時期2012年12月

  Polaroidのコンデジはこれで4台目だが、ある意味やっと辿り着いた感がある。Polaroidと言えばインスタントカメラ。で、そもそも自分が欲かったのはそのインスタントカメラの流れを汲む、デジタインスタントカメラだった。最初は初代デジタルインスタトカメラのPolaroid TWOを探していたのだが、その過程で致命的な欠陥が分かった。それはバッテリーである。採用バッテリーが特殊な上、既に生産中止となっていて現在入手不。リリースが2010年でそそこ古くなっている上、バッテリーの持ちが悪く、ほとんの中古品でバッテリーが消耗して使えなくなっているの (普通に撮影する分には1度の充電で100枚弱撮影可能だが、写真プリントをするとフル充電で20枚くらいしかもたない。通常撮影でも消耗が激しい部類なだが、しょっちゅう写真をプリントウトする使い方だと放電・充電が頻繁となりバッテリーをく消耗させる) 。その為、オークションなどで中古品を手に入れても、カラを使えない確率が非常に高い。例え今は使えても、遅か早かれ不動になってしまうだろう。TWOのリリースから2年後、モデルチェンジしたZ2300が発売された。TWOより新しい分、バッテリーの使える中古品である確率まだ高いし、これを記しているのは2016年なのだが、の取り扱い中止は2015年。バッテリーもTWOと同じに専用設計で、価格は10,000円弱ととても高価ながらまだ在庫があり、現在も入手可能である。ちなみにTWOと比べ若干性能が向上しており、当機のバッテリー稼は1回の充電で通常撮影約300枚、25枚までプリント能となっている。しかし、バッテリーの性能が向上したと言え相当な電力を消費するためプリントは撮影時にせず、でAC電源接続状態にてからの方がバッテリーには優しいろう。とまぁ、色意味で特殊なデジカメである故に、例え中古品で出て来てそこそこ高価。中々手に入れる事が出来ずにいたのだが、っと2,000円程で手に入れる事が出来た。しかも予備ッテリー付きで。良い買い物が出来たと思う。さて、当機先に記した様にTWOの後継機な訳だが、リリースノート製品パッケージに画素数は10メガピクセルと書かれている。TWO500万画素だったので2倍に増えた……傍からはそう見るのが、実は違う。実際の有効画素はTWOと同じく500万素で、画素補完により1000万画素にて出力出来るだけ。ユーザーマニュアルでカメラの仕様を見ると、画像センー 1/3.2"CMOSセー (5.0メガピクセル) と書いてあるし、画像解像度は10M (3648×2736 FW補完) となっている (先行機のTWOは1/2.5"CMOSセー (5.0メガピクセル) で、当機のセンサーはTWOより小型化されていたりする) 。当機のレビューで「思ったよりも画像が粗い」と言う文言をよく見掛けるが、他の有効1000万画素機と比べれば補完画素なのだから粗いのは然である。ましてや、撮像素子が1/3.2"と一般的なンデジ (1/2.3〜1/2.5") より小さいのも致命的。その上、解像度の初期設定が画素補完の10Mになっているからのまま使うとそもそも粗いし、当機のレンズは単焦点。ームはデタルズームである。デジタルズームは光学ズームと違い、使えば只でさえ粗くなる。つまり、10Mでデジタルズームぞ使った日には、画像がボロボロになってしまうのだ。って、なるべく綺麗な画像を残したいのであれば解像度は5Mにし、デジタルズームを使わない様にすれば良い。解像的には撮像素子がCMOSであるPolaroid a520YASHICA EZ F521等よりは良く、AGFAPHOTO sensor 505-Xと同等と言った感じ。500万画素で使う分には、CMOS機として見ればそんなに悪くない方だと思う (次々ページの解像度比較@A参照) 。当機のボディーは内部にプリンターやZINK Paper (インスタントフィルムの代わりに使う専用感光紙) 10枚を内蔵している手前、コンデジとしては非常に大きい。仕様では118×76×34.6mm・264gあり、今までこのホームページ内にネオ一眼を除く箱型コンデジで一番大きかっTOSHIBA Allegretto M81の107×71×47mm・240gを抜き、最大となった。本体にセットするZINK Paper、当機の指定では2×3"Premium ZINK Paperとなっている。機のTWOはPremiumではないZINK Paperで、後継機であるsnapは当機と同じくPremium ZINK Paperが指定になっている。PremiumでないZINK Paperよりカラーバランスが向上していて、発色が良くなっているらしい。Z2300の絶版と共に日本PolaroidではPremium ZINK Paperの国内販売を中止してしまったが、後継機のsnapは日本Polaroidに代わってSoftBankが取り扱っており、amazonのSoftBank SELECTIONにて正規品30枚入りが2,592円で未だ入手可能。自分はこれを入して使っている。1枚当たりの単価は86.4円で、銀塩写真のフィルム代プリント代 (参考例 : FUJICOLOR 100 S 24枚撮り1本551円+現像・同時プリント (24枚) 代1,562円 (カメラのキタムラ調べ) の場合、1枚単価は88.04円) と比べてほんの少しだけ安い。但し、銀塩写真の方はL判プリントなので、写真が倍近く大きいが…… (L判プリントサイズは8.9×12.7cm、ZINK Papweのサイズは下記参照) 。もっと価格を抑えるのなPolaroid仕様ではなく、韓国LG仕様が30枚で1,354円と半額強。1枚単価は45.13円に抑えられる。前記はPolaroid仕様と同じシールにもなるペーーだが、シールタイプでない物だと更に安い1,073円。これなら1枚単価35.76円で済む。但し、LG仕様はそのまま使えず、Polaroid仕様入っているZINK Smart Sheet (バーコードが入っていて、ZINK Papweのセッティングやプリンターのクリーニングをする物) をLGの物と入れ替えないと使えないので注意。LG仕様のZINK Smart Sheetでセットすると、カメラがエラーになるのだそうだ。最低一度はPolaroid仕様を購入しないと、この手は使えない。また、前記の様にZINK Smart Sheetはプリンターのクリーニングもしているので、何度も同じ物使い回しているとプリンターがちゃんと印刷出来無かった、最悪ペーパーが詰まって壊れる可能性もあ。自分としてはPolaroid仕様1回に付き、LG仕3回くらいで回していこうかなと。尚、真似してプリンーを壊しても責任持てない為、LG仕様を使う際はあくま自己責任で。ZINK Paperは、大きさが2×3" (2×3インチ=5.08×7.62cm) と結構小さい。アナログのPolaroidインスタントカメラ用フィルムは3.5×4.2" (3.5×4.2インチ=8.89×10.668cm) でずっと大きく、FUJIFILMのチェキ用だと5.4×8.6cmでほんの少し大きい。だが、ZINK Paperは画像を縁なしで印刷出来るのに対しアナログフィルムは画像を縁ありでしか印刷出来ず、Polaroidインスタントカメラ用フィルムだと像は7.7×7.9cm、チェキ用では4.6×6.2cmで、実は当機の方がチェキよりも大きな画像を出たりするのだ。一応画像が小さくなるのだが、アナログイスタントカメラ用フィルムみたいに縁りでも印刷出来る (その場合の画像サイズは4.3×5.8cmで、チェキより小さくなる) 。デジタルでありながら、その場で写真プリント出来るカメラと言うのは中々面白いと思う。尚、機以外のデジタルカメラで撮った画像も、SDカードで読込ませて印刷する事が出来る。当機のカメラとしての性能低いので、より綺麗な写真を印刷するならデジタル一眼、高性能コンデジの画像を当機でプリントアウトすると言手もある。但し、ZINK Paperのサイズが2:3の為、画像サイズを3:4にして撮られている物は上下がトリミグされてしまう。被写体が上下ギリギリまで写っている場、プリント時に切れてしまう事があるのでご注意を。 (カラの画像は前面をPENTAX X90、裏面をPRAKTICA Luxmedia 1405 slimで撮影)
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 Polaroidのホームページはこちら ※左記のリンクは日本ポラロイドのものであり、現在放置されている。米
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ラの詳細はこちら http://www.tekwind.co.jp/information/PLD/entry_111.php (日本)、http://polaroid.com/products/Z2300-instant-camera (アメリカ)
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No.49 AGFAPHOTO Compact 102
      有効1219万画素 1/2.3型 CCD 発売時期2010年3月

 
AGFAPHOTOのコンデジはsensor 505-Xを持っているのだが、このカメラはAGFAPHOTOの中でも最下級機。性能がとてもチープなので、日本ではトイデジ扱いされている。こで、もうちょっと性能の良い物が欲しいと思い探していたところ、見付けたのCompact 102である。基本AGFAPHOTOのコンデジはOEM供給で、ネットにて異父姉妹機を探したらKenko DSC1200Zが全く同じ物の様。また、手持ちではRollei da8535  Pregoとほぼぼ同じ外観をしており、これの後継機種に当たると思われる。ユーザーインターェイスも若干変わっている (進化している) が、系統は同じだと見て直ぐ分かるものだ。Kenkoブランドなら安く手に入るだろうが、全く同じ物でもAGFAPHOTOと言うブランドになれば一気に格が吊り上がる。たまたま今回はとっても安く、1200円で手に入れられラッーだったと思う。普通なら、このブランドでここまでの高画素モデルだと4〜5000円くらいになってもおかしくない。でもまぁ、sensor 505-Xの様にレッドドットのシャッターボタンとかにはなっておらず、見た目のAGFAPHOTOらしさはブランド名を示す文字以外にないのが残念だ。 前記した様に当機はda8535 Pregoの後継種で間違いないのだが、色味は全く異なる。Rolleiは少し暗めで彩度が低く、寒色系のノスタルジックな画作りをしているのだが、当機どちらかと言うとPolaroid i535BBの様な明るく、艶っ気のある発色をする。505-Xはどちらか言うとRolleiに近い発色なのだが、OEMメーカーがカメラを改良した際仕様変更したのか、それともこの色味はAGFAPHOTOの発注なのか?これで手にしたヨーロッパ系のカメラ (国内メーカーのOLYMPUSやFUJIFILMのヨーロッパ仕様も含む) は彩度が低い寒色系だった為、当機の様などちらかと言うとアメリカ向きで艶ありの発色傾向にはちょっと驚いた。2016年夏頃までったドイツ本国のホームページが閉鎖され、URLの違う新たなホームページが設されている。そこにはデジタルカメラが一切なく、取り扱いは使い捨てのフィムカメラとアナログのカラーと白黒フィルムのみになってしまったので追加記載ておく。 (カメラの画像は前面をCASIO EXILIM ZOOM EX-Z1200、裏面をPENTAX X90で撮影)
 AGFAPHOTO Compact 102による作例はこちら
 
AGFAPHOTO (EXEMODE) のホームページはこちら ※左記のリンクは日本総代理店だったEXEMODEのものであり、独AGFAPHOTOのホームページはこちら
 カメラの詳細はこちら http://www.exemode.com/agfa-photo/dc/compact-102.html
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